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2024五島長崎国際トライアスロン大会 バラモンキング 参戦


五島長崎国際トライアスロン・バラモンキングへ

2024年6月23日(日)長崎の福江島で開催されるトライアスロンに参加してきました。五島長崎国際トライアスロン大会と呼ばれますが、バラモンキングと呼ぶ方が多いです。このレースを完走するとバラモンキングの称号が与えられます。
私が参加したのは、その中でも「A TYPE」と呼ばれるもの。スイム3km、バイク154.8km、ラン42.2km合計200kmの長丁場です。しかし当日は悪天候でスイムが中止となり、バイクとランの競技に変更されました。記録はバイクが6時間25分、ランが4時間55分の11時間20分で無事完走。数ヶ月に渡るトレーニングに一区切りがつきました。
さてここからは、大会中の動きと大会レポです。

ドタバタ移動と選手登録・五島リトリートへ

6月21日(金)。福江島へ行くために早朝からリムジンバスで羽田空港に移動。携帯で飛行機のチェックインも済ませ、手荷物預け機で手荷物を預けようとしたら乗り継ぎがタイトなため手荷物カウンターへとの案内が。そして手荷物カウンターで荷物を預けようとした所、大会参加へ向けた最初の難関が。。。飛行機が1時間遅れで福岡からの乗り継ぎが間に合わないことに。恐ろしく慌てましたが、妻の機転により長崎経由で福江島に渡るルートへ急遽変更。奇跡的に座席も空いておりなんとか福江島まで辿りつけることに。5時間程遅れて福江島に到着のため、この日の開会式と競技説明会には参加できなくなり選手登録だけ済ませることに。競技説明会(これに出ないと競技に参加できない)は6月22日(土)にもあるので、翌日参加できたのですが、現地行動のスケジュールが大幅に狂うことなりました。数ヶ月に及ぶ努力を無駄にせず、確実に大会に参加できるようにするのであれば、乗り継ぎをタイトにせず羽田空港のホテルで一泊して早朝の便で動くというのもありかもしれません。

最初からトラブルに見舞われましたが無事長崎に到着。長崎の上空から見える景色が綺麗で長崎空港の雰囲気もなんだか南の国のような感じで良かったです。

しかし乗り継ぎまで5時間ほど空くことに。お腹が空いたので空港でうどんをいただくことにしました。長崎のうどんは東京のと比べて麺が細く味もさっぱり。ごぼうの天ぷらが入っているのを注文したのですが、天ぷらの衣が白く新鮮でした。福江島のローソンにもごぼううどんが売っていたのでご当地もの??

その後は長崎空港の展望ラウンジに行き空港を眺め、カードラウンジでひたすら待機。ようやく搭乗時刻が近づき保安検査を通過し搭乗を待っていると、トライアスリートと見られる方が多く集まって来ました。皆様トライアスリートが良く持つバックを持っていて、夏が来る前に日焼けをしているので一発で大会に参加する人だと認識できます。案の定飛行機に乗ってみるとトライアスリートで機内が一杯に。

この日の長崎は晴れのため無事プロペラ機が飛び立ちました。後から知ったのですが梅雨の時期は結構飛ばないことがあるようで幸運でした。長崎空港から五島つばき空港へは購入したじゃがりこを食べる暇もなくすぐに到着です。

五島つばき空港に到着するとレンタカーを借りていたので、トヨタレンタカーの方がお出迎え。そして送迎バスでレンタカーの営業所まで送っていただきました。簡単に車の説明を受けるとキーを受け取り選手登録をするために福江文化会館へ。久しぶりの運転ですが車の運転は好きです。ただ福江文化会館への駐車はできないため、近くの市役所に車を止め文化会館まで歩きます。徒歩5分から10分程度。選手登録では腕に大会期間中につけるリストバンドを巻いてもらい、競技に必要なもの一式を受け取ります。トランジション用のバックもこの時に受け取りです。中身の確認もしっかりと行います。荷物の中には福江島の小学生が書いてくれた応援メッセージが入っていました。手作りの応援メッセージをいただき心がなんだかほくほくしました。この時文化会館ではEXPOが開催されていたので記念にTシャツを2枚購入。問題点として完走していない段階でTシャツを買うのは怖いということ。お店の人によると在庫が少ないとのことで覚悟を決めて購入。完走してちゃんと胸を張って着れますようにと只々祈ります(後日完走の報告をしてもう一枚Tシャツを購入しました)。

福江島ではコンビニが少ないので、文化会館の近くのローソンで食料と飲み物を購入。OS1は手に入りにくいと思ったので自宅から必要な分だけ持ってきていました。マツキヨはあるみたいですが取り合いになりそう。。。ちなみにこの日は快晴すぎて日差しが強烈で気温が高く、大会中にこの気温と日差しが来たら危ないと感じるほど。歩いていたら島猫も発見。

五島の空気を感じながらレンタカーに乗り込み今回の宿泊先である、「五島リトリート ray by 温故知新」に向かいます。

五島リトリートというホテルですが、結構な高級ホテルで普段なら泊まらない(泊まれない??)のですが、五島には中々来れないと思い宿泊先としてここを選択しました。レンタカーでホテルに到着してみるとホテルの方々がお出迎え。先にホテルのロビーで館内と朝食の説明を受けます。

野菜メインの食事をしている私にはほとんどが野菜の朝食を出してくれることになりました。自転車もホテルに到着しているため、早速自転車を組み立てます。ちなみにこの大会ですが今回は直接宿泊先に自転車を送れないので色々手続きが必要です。手続き関連については別の記事で書こうと思います。部屋に入ると結構な広さで、露天風呂もついていてびっくり。冷蔵庫のソフトドリンクも無料。部屋に驚きつつも、大会当日の3時半起床に合わせて早めに就寝です。

バイクの預け入れと競技説明会

6月22日(土)はバイクの預け入れと競技説明会。この日も大会当日に合わせて3時半に起床。ホテルの朝食は7時半から。それまで部屋から五島の景色を眺め、音楽を聴いて過ごします。さて期待の朝食ですが和食が出てまいりました。お品書きもついており中々高そうな朝食です。

食べてみるとさっぱりとした味付けで野菜も美味しく、大会期間中の朝食としては体調管理の面からばっちりです。朝食を終え自転車をレンタカーに積み込み、自転車預け入れの会場である福江文化会館へ向かいます。自転車は富江会場に直接持ち込む方法と、福江文化会館からトラックで輸送してくれトランジションエリアにセットしてくれる方法があります。ちなみに今回借りたレンタカーはヤリスでしたが前後輪を外せば自転車の積み込みが可能です。

福江文化会館にはバイクメカニックもいるので、念の為チェックしてもらった後に自転車を預けます。バイク苦手ピープルにはトライアスロンの大会にいるバイクメカニックの方には感謝しかありません。その後競技説明会を45分ほど受け、大会の注意点などをしっかりと聴きます。下の写真が競技説明会会場。

バイクの預け入れや競技説明会が全部終わって14時に。その後スイム会場とバイクコースの下見に。スイムは湾内なのであまり波はなく泳ぎやすそうな印象。しかし今回はスイムがなかったため実際どうなのかは分からないまま。。。そしてスイム会場では文化会館で預けたバイクが既にラックにセットされていました。この日はあまりの強風でラックのバイクがゆらゆら揺れていました。バイクに雨よけのカバーをかけるもあまり意味はなさそうな雰囲気。
続いてバイクコースを車で下見に行きましたが、結構なアップダウンのあるコースで「大丈夫なのだろうかこれは」と思いました。実際にバイクで走ってみるまで気づかなかったのですが意外と下りと平地が多く結構飛ばせます。

バイクコースの下見が終わるとあっという間に夕飯の時間。自分はAnswer600という液体の補給食でカロリーを摂取します。お腹を壊しやすいので、前日の夜から固形物を取らない戦略。この日はコースの下見で運転して疲れたので19時くらいからぐっすりと眠れました。前日の程よい疲れは重要なのかもしれません。

大会当日 小雨と強い風が吹くなかスタート準備

6月23日(日)大会当日、朝3時30分に起床。Answer600の粉末をミネラルウォーターで希釈し朝食として摂取します。そして両腕に自分のゼッケン番号のナンバーシールを貼ります。がここで貼り方を間違え片腕に貼れず。。。後ほど会場でマジックでナンバリングしてもらうことに。意外と慌ててる自分に気づき落ち着けと言い聞かせます。さらにOS1で電解質も補給。バイクに装着するボトル3本にアクエリアス、OS1、Ansew600を入れます。5時くらいにはホテルの前に選手送迎バスが到着するので、4時45分くらいにはホテル前の道路で待機。まだ辺りは真っ暗。バスが来たらスマホの灯りでいることをアピールして乗せてもらいました。バスに乗り込むと各ホテルから乗り込んだ選手達が乗っていました。皆さん静かに競技が始まるのを待っているような感じです。この時いつもは荷物でフロアポンプも持っているのですが、ターボモーフという小型フロアポンプに切り替えたので持っていく荷物は前より軽量です。通常のフロアポンプを持っている方もちらほらいらっしゃるので、上手く預けられるなら持ってくるのもありかなという感じでした。いつも悩むフロアポンプ問題が自分の中にあります。そんな事を思いつつ、5時20分にはスイム会場の富江港に到着。
現地に到着してみるとあまりの強風でバイクにかけたカバーが吹っ飛んでいました。見事にカバーの意味なしです。この時は雨がまだ降っていなかったのですが、大会事務局でスイムの開催可否が協議されていました。そして協議の結果安全性を考慮しスイムが中止に。そのためバイクとランのみの競技に変更です。会場がざわつきます。スタート時刻が7時スタートから7時40分スタートになり、トランジションバックの預け方も変更に。大会のアナウンスをよく聴きながらバイクに乗る支度をします。今回はバイクが154.8kmあるので、身体が冷える事も考慮しバイクジャージを着ます。また長時間トライパンツだけでバイクに乗るとお尻が痛くなるのでトライパンツの上にバイクパンツを履きました。そして競技開始までしばし座って待機します。7時20分にはバイクを持ってスタート地点に並んでくださいとアナウンスがあり、バイクを持って順番に並びます。バイクのスタートは15秒毎に5人のローリングスタート。スタートの合図と共にいよいよレースがスタートします。

バイク154.8kmの長旅へ

5人横一列に並んでスタートの合図が出されいよいよバイクスタートです。ここから154.8kmの長い旅が始まります。スタート時はまだ霧雨程度、これがレース中盤では土砂降りと強風になるとはこの時は思っていませんでした。バイクが苦手なのでとにかくやるしかないと腹をくくります。バイクの距離毎の高度は下の図のようになります。地図データと5km毎のラップの場所が載っている画像も載せます。

Garminの計測だと総上昇量は1749mとなっておりチャレンジングなコース。ただ山岳区間が数カ所ある代わりに下りや平地も多く、どこまで平均スピードを維持できるかが勝負な感じがしました。二本楠本部から53kmほどを2周回するのですが、1周目の平均スピードが24km。2周目が23.4kmくらいでした。またDHバーを使える区間もかなりあり結構DHポジションでいる時間も長いです。
まず最初の21kmの関門までは、1時間9分を超えるくらいで到着。ここはジェットコースターと呼ばれる区間があり下りのスピードで一気に坂を登ります。スピードさえ出せれば殆ど漕がずに坂を登れます。そこから73kmの関門までは3時間13分程で到着。関門時間には大分余裕があり自分としては上出来です。そして73kmの関門までを走っている間に雨風は強まり、もう横殴りの雨と暴風。その間誘導してくれているボランティアさんには感謝しかありません。バイク苦手ピープルな私はこの暴風の中皆さんどうやって走っているか周りを観察。どうやらDHバーを握り体制を低くすればなんとかやり過ごせる様子。私も真似をして大体の区間でDHバーを握り、DHポジションで走行します。身体を起こした瞬間風をもろに受けて減速するような状況でした。今回のエネルギー補給はお腹が空いたらエネルギージェルを補給する戦略。決めた時間で補給していたら胃がおかしくなったので無理に補給しないようにしました。幸いトンネルの区間が何箇所かありその中は雨と風を防げるのでこの間に水分とエネルギーを補給します。私の場合はボトルを3本自転車に装着しているので、エイドでボトルを変える事なく走り続けられます。というかボトルキャッチが苦手です。。。73kmで二本楠本部に到着し2周回目に入ります。同じ道をもう一回です。大体75kmで3時間程かかりました。まだまだ雨風は弱まる気配は全くなく、シャワーを浴びながらバイクに乗っているような感じです。山岳区間ではひたすら軽いギヤで脚を回します。坂を登っている途中では結構雄大な景色があり、景色を見ている余裕があれば素晴らしいバイクコースです。山岳区間は続きますが幸いな事に、白石峠で峠を登る練習を何回もしたので坂道では何台かのバイクを追い越す事ができました。体重も4kgほど落としたので登りは楽々。ただ下りと平地で抜き返されます。平均スピードも23kmぐらいになってきて126kmの関門には5時間25分ほどで到着です。関門に追われる事を予想していたのですが、なんとかタイムの貯金ができました。仮にスイムがあったとしても1時間10分程でトランジションまで終われば40分程のタイムの貯金がそこで生まれます。今回バイクコースを走ってみて、バイクが苦手な私にはスイムは1時間程で終われば関門の安全圏に入れる事が分かりました。今はスイム3kmを1時間程なので、55分くらいにスイムを縮められればもう少し余裕が生まれます。そして126kmを過ぎたあたりで脚はほとんど残っていない状況に。でも後は気合いでなんとかします。バイクのゴールに近づいていますがまだまだアップダウンが現れます。しばらく走っていると「ここで坂が終わりだよー」と応援してくれる方が教えてくれました。アップダウンが終われば市街地のバイクゴールに向けて平坦な道をひたすら走ります。雨風が全然弱くならず身体を低くするためひたすらDHバーを握ります。でも脚が疲れているのでスピードがそこまで上がらず。ひたすら走るとようやくバイクゴールに到着。バイクを降りてバイクキャッチャーにバイクを渡します。結果は6時間25分のバイク旅でした。2018年にロングディタンス初挑戦で挑んだ150kmのバイクは平坦な道で7時間もかかっているので、五島のアップダウンコースで35分ほど短縮できた自分に驚きました。
さて走ってみるまで脚はどうなっているか分かりませんがランスタートです。

5時間切れるか?いよいよ42.2kmランスタート

ボランティアの方からランニング用の用具が入ったトランジションバックを受け取ります。この時頑張ってくださいと声をかけられましたが、そんな励ましの一言一言がロングディスタンスでは完走に繋がります。着替え用のテントに入りラン用の装備に着替えます。散々雨が降ったおかげで既にテントで着替えている皆様もびしょ濡れ。私もずぶ濡れのバイクパンツとバイクシャツを脱ぎ、濡れた靴下を取り替えます。濡れた靴下で走るとマメができるので結構やばいです。でも結局走っている間も雨が降り、靴下が濡れマメができましたが。。。そして今回はウエストポーチではなくトレラン用のリュックを背負います。全面のポケットにはOS1のボトルを挿し、荷物をボランティアの方に渡し大会のアナウンスで「〇〇さんランニングスタートです!!」と言われいよいよ42.2kmを走り始めます。下の画像の青い線がランニングコース。21kmを2周回します。

走り始めると意外と走れる模様。今回の目標は5時間を切ること。最初は1kmあたり5分40秒のペースで走っていましたが、心拍数が異常に上がるので1kmを6分台のペースに変更。OS1を飲みながら走っていたら心拍数が落ち着いてきました。ここで問題が。どうも胃腸がエネルギージェルを受け付けない模様。リュックに入れたエネルギージェルがただの重りと化します。仕方がないので各エイドでコーラを受け取り糖質をひたすら補給します。バラモンキングのランニングコースですが平坦ではなくアップダウンが多いです。バイクで走った後の脚に無慈悲にどんどん着地衝撃が加わります。このコースを走ってみてロングライドの翌日に飯能で峠走をやっていて本当に良かったと思いました。峠走をしていなかったら途中で歩いていたかもしれません。それでも容赦無く続くアップダウンの道により鍛えた脚に疲労が溜まっていきます。そしてエイドでのコーラの飲み過ぎで気持ちが悪くなったので、飲み物を水に変更し、さらにエイドにあるオレンジを食べながら進みます。21kmを2周回のコースですが、1周回目が終わると手に反射バンドを巻いてくれます。折り返しコースなのでゴールに向かう反射バンドを付けた速い選手達ともすれ違うようになります。途中審判の方から「頑張り過ぎないで楽しんでね」と声をかけられます。笑顔で応えますが体力的には一杯一杯です。というか必死の形相で走っていたのかもしれないですね。ここで少し肩の力を抜きます。コースの途中にはパンダの着ぐるみを着た集団や、たい焼きの被り物をした人達がいて笑わしてくれ元気が出ました。各エイドでの精一杯の応援にも励まされます。そして30kmの最終折り返し地点で「後は帰るだけだよ」と言われ、「それでは帰りまーす」と元気に挨拶し、ゴールを目指します。帰りの10kmは沿道の方々に応援のお礼を言いながら進みます。応援してくれる方から「後少しだよ、後少しが二回くらいあるけどね」と言われ思わず笑ってしまいました。
当初1km6分30秒で走っていたスピードも1km・7分・8分と落ちていきます。各エイドでは温かいお茶とアゴだしがあったので、胃腸を温めながら進みます。普段はレース中に固形物は取らないのですが試しにバナナをいただき結構回復しました。31kmを過ぎた辺りから歩きと走りを混ぜて進む人も増えてきます。でも限界に近い中、皆んなでゴールに向かっているという感じが凄く好きです。抜きつ抜かれつゴールを目指します。37kmの表示を見てあと5km。5kmなんて普段ならすぐですがこの時は果てしなく遠く感じました。そして残り2kmでゴール地点の風景が見えてきたので着地する毎に痛い脚を我慢してスピードを出します。足のマメも潰れていたようですが、感覚が麻痺しているので気にせず走ります。そしてゴールのブルーカーペットへ向かう最終コーナーを曲がると、ブルーカーペットの先にあるゴールが見えました。トライアスロンの特徴ですが、ゴール直前ではたくさんの人が迎えてくれます。そしてレースナンバーと名前を呼ばれ、ブルーカーペットを通り「バラモンキーング」とアナウンスされなんとかゴール。バラモンキングの称号をもらいました。ゴールではトライアスロンお決まりのゴールの幕を高く上げてポーズ。
プロが写真も撮ってくれているはずだから後で購入しようと思います。ゴール後はボランティアさんに計測チップを外してもらい、完走メダルとバラモンキングのロゴが入ったタオルをかけてもらいました。そして念願の欲しかったバラモンキングのポロシャツをいただきました。このフィニッシャーポロシャツずっと欲しかったんです。ようやくポロシャツを着れると思い、ほっとして預けている荷物を受け取りました。肝心のランのタイムは4時間55分でなんとか5時間を切れました。宮古島では5時間14分かかっているので結構短縮。6歳も年齢を重ねましたがタイムは向上するのですね。


その後は皆んなに混じってゴールに来る人たちを制限時間まで迎えます。ゴール地点は音楽とゴールアナウンスで大変な盛り上がりよう。まさに一夜限りのお祭り。これがトラアスロンの醍醐味な気がします。そしてゴール地点で記念撮影をして、長崎のうどんを食べて送迎バスの到着まで待機。なんとなくお祭りが終わってしまうのを寂しく思いながら送迎バスに乗ってホテルへ帰りました。身体が興奮しているので良く眠れず、夜は長崎のラジオをradikoで聴きながら大会の余韻を楽しんでいました。

完走証を受け取り東京へ

大会が終わった次の日は朝早くから第2トランジションエリアに自転車と、ランのトランジションバックを受け取りにいきます。第2トランジションエリアは福江文化会館のすぐ裏の外濠公園。自転車引換券を渡して自転車を受け取り、車に積み込んですぐにホテルへ戻ります。業者が自転車を受け取りに来る前に急いで梱包作業。そして梱包作業が終わりようやく朝食。この日の朝食も野菜メインの食事。10時間を超える強度の高い運動をすると、口の中が腫れて食べるのが辛いので、薄味の優しい朝食はとても嬉しい限りです。どうして口の中が痛くなるのかはいつも不明なのですが。。。そして9時から13時までが完走証の受け取り。ホテルをチェックアウトしもう一度福江文化会館まで向かいます。ホテルをチェックアウトする時に「バラモンキングお疲れ様でした」のメッセージカードを頂きました。嬉しい限りです。予算の都合上中々来れないけど2年後くらいにもう一度行きたいです。
そして福江文化会館で名前とレースナンバーを言って完走証を受け取りました。Web完走証も多い昨今ですが、やはり手渡しで完走証を渡されるとグッとくるものがあります。その後表彰式を30分ほどみて、大会Tシャツやら五島のキャラクターグッズを大量に買い込みました。中々来れないので大人買いです。写真は五島市のゆるキャラ「つばきねこ」のぬいぐるみとTシャツ。

福江文化会館の外ではアワードパーティが開かれていました。楽しんでいるうちに飛行機の時間が近づいてきたので急いでレンタカーを返却しにいきます。もちろんガソリンは満タンで返します。実はこの時、福江島から福岡へ向かう飛行機は天候調査中でまだ飛ぶかわからず、飛ぶことを祈りながら五島つばき空港へ向かいました。五島つばき空港で職場へ持っていくお土産を購入した後、飛行機が飛ぶことを祈りチェックイン。しばらく待つと天候も回復してきて飛行機が飛ぶことが決定。無事福岡に行けることに。福岡まで行けばどうにか東京まで帰れるのでひと安心。離島の大会は何が起こるか分からず大変さを実感しました。そして福岡で乗り継ぎをして羽田空港に無事到着。
今回の大会ですが、天候不良のためフェリーや飛行機の欠航が相次ぎ臨時でバイク預け入れができたり、フェリー乗り場で競技説明会を開催してくれたりと運営側がミラクルな対応をしていました。

五島長崎国際トライアスロンが終わって

五島長崎国際トライアスロン・バラモンキングは実際に参加してみると、島の方々の応援やサポートが手厚く、素晴らしい大会という印象でした。宮古島トライアスロンは全島上げてのパーティという感じでしたが、五島長崎国際トライアスロンはストイックなイメージを受けました。離島で開催されるロングディスタンスは色々と参加へのハードルが高いですが、一日丸ごと島を使わせていただきレースをさせてもらい本当にありがたいです。参加すると1日だけ島でヒーローになれます。あらためて島民の皆様には感謝しかありません。そしてまた予算を貯めて参加したいと思いました。今度はスイムもあれば嬉しいです。
今回のロングディスタンスを経て練習の方向性はあっている感じがしたので次の大会に向けてさらに練習を重ねようと思います。それにしても6ヶ月に及ぶ練習、長かったです。せめて1ヶ月くらいはプラモを作ってのんびりしたいです。と言いながら走り始めるんでしょうけどね(笑)

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