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レトロな街で楽しむワーケーション

先日の地震で輪島のレトロな街並みがあのようなことになっているのを見て絶句しました。レトロな街並みは同時に耐震性や火災などのリスクが高いということに気づきました。今楽しめるのは現地にいる方々が大事に守ってきたということなんですね。

「推しは推せるうちに推せ!」

なんて言葉があるように、古きよき街並みを楽しめるのは限られた時間なのかもしれません。素敵な状態で保たれているうちにできるだけたくさんの素敵な街並みを見に行きたいなと思いました。

ということで今回は、
自分が行ったことがあるレトロな街並みを楽しめるエリアの中から、ワーケーションしながらでも過ごしやすい場所を紹介したいと思います!



岡山県倉敷市

美観地区の名に相応しい美しさ

何と言っても美観地区だなと思います。修学旅行生がわんさかやってくるのも納得です。倉敷でワーケーションした時は毎日このあたりを散歩していました。歩いているだけでめっちゃ楽しい場所です。

白壁土蔵と瓦屋根と倉敷川のコントラストが実に見事なんです。ただ美しいだけじゃなく、昔は倉も貿易で荷物を収納するのに使われていて、また倉敷川も運河として使われてたと聞きます。機能美でもあるというのも面白いですよね。

個人的に好きなポイントが、倉敷は紡績繊維産業が盛んでその名残が随所に出ている点です。近くにはデニムで有名な児島もあり、デニムカラーのアイテムも随所にあります。このアパレル感がほんとにおしゃれで素敵でした。

ワーケーションの観点から言いますと、
滞在した時に泊まったホテルのNAGI Kurashikiさんが広くておしゃれですごく快適でした!壁紙にもデニムをあしらうこのセンス。すげーかっこいいっす。駅すぐ近くで美観地区まで歩いて10分。

ワークスペースは自分が行った時は市営の無料のスペースを利用しました。こちらも新しくできたばかりできれいで快適でした。新しくコワーキングスペースを作られているという話を聞きましたが、それができていたらもっと便利になりますね。


岩手県盛岡市

ニューヨークタイムズで選ばれたのも納得

盛岡もたくさんのレトロな魅力が溢れる土地でした。
ワーケーションで行った時がニューヨークタイムズで取り上げられてそんなに経ってない頃だったので街は外国人の観光客で賑わっていました。実際に来てみたらこれは取り上げられるのも納得という素敵さ。

そんな盛岡の素敵レトロを紹介していくと、
まずは盛岡城址公園の城壁。ちょうど桜の季節で城壁と桜という日本的な風景を楽しめる最高の景色を楽しむことができました。4月下旬はほんと最高です。

また盛岡の象徴、ランドマークとしてお馴染みではありますが、盛岡銀行赤レンガ館。東京駅の駅舎を作った辰野金吾氏が設計した東北地方に残る唯一の建物を見ることができます。この左右対称のどっしりした威風堂々感いいですよね。

そして個人的におすすめなのが肴町商店街エリアのレトロ感。かの有名なのが石川啄木と宮沢賢治の青春館もこのエリアにあります。


ワーケーション的な話としては、
このエリア鄙びたカフェがたくさんあってそれがたまらなく素敵なんです。ワーケーションに疲れたらカフェ巡りなんて楽しみ方ができるのも盛岡の魅力ですね。上の写真であげた紺屋町番屋カフェは昔の消防施設をリノベーションして作られたものです。

盛岡はコワーキングスペースがあまり情報がなかったのですが一つめっちゃおすすめのスペースがあります!
本屋さんとワークスペースが一体になったような空間のpono books & timeさんをおすすめします。こちら窓側はカウンタータイプなんですが、壁側はなんと座卓タイプ。リラックスしながら仕事もできるのでその時の状況に合わせて使うことができます。


静岡県下田市

開国当時に思いを馳せることができる街並み

下田は静岡の中でもやはり特殊な場所だと思います。
一番有名なのはやはりペリー来航のエピソード。下田にはその開国当時の様子が色濃く残っています。特にペリーが実際に歩いたとされているペリーロードは風情があって、平滑川に沿って石畳の道が続き、散歩しながら江戸~大正にかけて建造された建物を楽しむことができます。

駅からペリーロードまでの道中もまたレトロで素敵です。
漁港ならではのお店が並びますが、ところどころに格子状に盛り上がった白い壁が目に付きます。これはなまこ壁といい、防火性、保温性、保湿性に優れた外壁の工法とのことです。とはいえさすがに古いものなので、年々減少しているそうなのでたくさん見れる今のうちに是非見に行ってもらいたいです!

ワーケーション的には下田にはかの有名なワーケーション施設LAC(LivingAnywhere Commons)のオリジナル(直営店)施設があります。自分もこちらを利用させて頂きました。下田でワーケーションされる際の定番スポットですね。駅からも近く便利ですし、ロケーションとしても船が停泊している直ぐ側というのが港町の風情が楽しめていいですね。


福岡県北九州市(門司港)

まるでタイムスリップしたかのような空間

北九州の小倉の鳥町食道街がまさに火事になってしまったので応援の意味も込めて同じエリアの門司港を紹介させていただきます。ワーケーションは小倉に滞在したのですが、門司港も電車ですぐ行けちゃいます!

門司港はそもそもエリアとして門司港レトロと名前がついているぐらいで、歴史的建造物が至るところに存在しています。その建物がどれも重厚感が合って美しい。そもそも駅舎がカッコいいですよね。駅についた瞬間から渋さ満天です。駅の案内板のフォントですら渋い。自分こういうの大好物です笑

そしてこのエリアはそのおしゃれさから北九州エリア屈指の観光地となっています。このノスタルジックな雰囲気を見ながらグルメやショッピングも楽しむことができます。オープンカフェもたくさんあって、自分もここでPCを広げるいわゆるワーケーションみたいな働き方をしてしまいました!

ワーケーション的なおすすめでいいますと、
最初にいいましたが、門司港と小倉はすぐ近くで小倉にはコワーキングスペースがたくさんあります。COMPASSさん、秘密基地さん、ATOMICAさんと利用しやすいコワーキングスペースがよりどりみどり。基本は小倉に滞在して仕事して、たまにちょっと羽根を伸ばして門司港に行ってレトロ感を楽しむ、みたいなプランが最高だと思います!


まとめ

自分が生きているうちにあとどれぐらいの場所を見に行くことができるのでしょうか。今回の災害を見て案外限られた回数なのかもしれないなんて思ってしまいました。

きっちり休みを確保する旅行だったら多分ほんと限られた回数しか行けない気がします。休みじゃなくてもある程度余裕のある時期だったら行けるワーケーションというスタイルを利用して、これからももっとたくさんの素敵な場所を見に行きたいなと思います。

また素敵な場所に行ったらご紹介したいと思いますのでどうぞお楽しみに!

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