毎晩、無料でとんでもない効果が手に入る!いい睡眠で「スリム」になろう。
こんにちは。Dice Trainingです。
岩手県でトレーニング指導を生業にしてます。
アメリカ留学中にNSCA CSCSを取得。
留学中のインターンシップも含めると、
トレーニング指導に携わって20年以上になります。
お客様と話をしていると、
結構、みなさん寝ていない。。。。
睡眠時間が短かったり、
途中で目を覚ましてしまったり。
実際、休養(睡眠)がないと、
ダイエットもうまくいきません!
ちょっと睡眠のことに関して、
記事を書いていきます。
睡眠時間が短い人は肥満になりやすい!?
世界の様々な国や地域で
実施された調査において、
”睡眠時間が7時間未満の人は
過体重や肥満になるリスクが高まる”
ことがわかっているそうです。
一晩の睡眠時間が7時間未満の人は、
7〜8時間、ちゃんと寝ている人に比べて、
肥満になるリスクが50%も上昇する
ことが明らかになっています。
これは、睡眠不足の場合、
日中のエネルギー代謝が低下するらしいです。
つまり、寝不足の人の体は、
より多くのエネルギーを蓄えるようとします。
言い方を変えるなら、
寝不足の場合、身体がその日のエネルギーを
消耗するような活動を避けようとします。
もう一つの要因は、
寝不足の場合、
食事の量と食事の内容が変わりやすくなる。
より多く食べるようになり、
より糖質の多い食事を求めてしまいます。
原因は睡眠不足のせいで起こる「あべこべ」なホルモン分泌
人の体は、「食事の時間」を知らせるために、
胃から「グレリン」というホルモンが産生されます。
いわゆる”食欲増進ホルモン”です。
寝不足になると、このホルモンの分泌が
増えることがわかっています。
また、「満腹状態」を知らせるために、
小腸から「GLP-1」というホルモンが分泌されます。
これも寝不足になると、反応が鈍くなる。
つまり、食欲ホルモンであるグレリンが長い間、
働き続けるので、食べることをやめない。
必要以上の量を食べてしまうことになります。
もう一つ、食欲に関係するホルモンがあります。
「食欲を抑制」するために、
脂肪細胞から「レプチン」というホルモンが作られます。
夜中に空腹で目が覚めないように多く分泌され、
エネルギー補給が必要な朝になると減少します。
これが、寝不足の状態になると、
朝だけでなく、一日中、「レプチン」の分泌は少ないまま。
ずーっと食欲は抑制されないままの状態が続いてしいます。
これらのホルモンの影響で、
食事の摂取量は自然と増えてしまう。
本人の意思は関係ありません。
ホルモンがそういう指令を出しているわけですから。
そりゃ、太ってしまうのも納得です。。。。
太るだけじゃなくて、筋肉量も落ちる!?
睡眠不足は
”筋肉量に影響を及ぼす可能性”
も示唆されています。
シカゴで行われた
「減量に睡眠がどのような影響をもたらすか」
を調べた研究が行われた。
過体重の集団を2グループに分け、
カロリー制限を行なった上で、
一方のグループには十分な睡眠を、
もう一方のグループは睡眠時間を制限した。
この結果、両グループとも減量は成功したが、
睡眠時間が短いグループは、
脂肪細胞よりも筋肉細胞が多く失われたそうです。
要因としては、性ホルモンであり、
タンパク質の合成を促す
アナボリックホルモンである
「テストステロン」の分泌量が、
睡眠不足によって減ってしまうことです。
”正しいダイエット”をするためには、
きちんと睡眠を取ることも重要です。
まとめ。
体を変えていくために、
・栄養(食事)
・運動
・休養(睡眠)
のバランスが重要。
結構、皆さん、寝ていない。。。。
日本人は寝てないです。。。
お仕事があるのはわかる。
でも、きちんと睡眠時間を確保する。
いい睡眠を取るように環境を整える。
これ、とても重要です。
いい睡眠は、
・記憶に定着(勉強)
・新しいアイディアの着想(想像力)
・認知症の予防
・免疫力強化
・生活習慣病の予防
など、ダイエット以外にも
多くの効果をもたらします。
タイトルにもあるように
睡眠を取ることは無料です!
今回は、以下の書籍を参考にしています。
「Sleep, Sleep, Sleep」
クリスティアン・ベネディクト
ミンナ・トゥーンベリエル
鈴木ファーストアーベント理恵(訳)
サンマーク出版
●睡眠の概要・システム
●体内時計
●睡眠を妨げる要素
●睡眠の効果
などなど、
どれだけ睡眠が重要なのかを教えてくれる1冊です。
気になる方は是非読んでみてください。
睡眠は前からお客様に話をしているテーマです。
結構、皆さん、寝てないんですよ。。。。