バイリンガル利休百首(No.5)
Rikyu's Hundred Verses
笑いと遊び心大好き、ミラクル・シンクロいっぱいのGreenteaです。
今回は、お茶のお話ですので、茶名宗理で登場いたします。
よろしくお願いいたします。
「利休百首」とは、千利休が和歌の形を借りて、茶道の精神、点前作法の心得などを、初心の人にもわかりやすく、記憶しやすいよう、三十一文字にまとめて、百首集めたものをいうのである。ーバイリンガル利休百首-より
5 上手にはすきと器用と巧積むと この三つそろふ人ぞ能くしる
To become adept at something requires liking it ,agility ,and the accumulation of training. It is the person with all these three who will certainly realize mastery.
何事にも、上手になるためには、3つの必須条件があります。
1、好きであること
2、うまくこなすこと
3、修練を積むこと
「すきこそものの上手なれ」という言葉が思い出されますね。
一つの物事に、情熱をもって、地道にこつことと、訓練しつづけること、それが何にもまして大切なことでしょう。
三日坊主ともいわれますが、ものごとを三日続ければ、1週間続ければ、21日間続ければ週間化すると言われています。
続けることは、簡単そうに見えて意外と大変なことですよね。ただ、それが習慣化すると、止める方ことのほうが難しくなるから不思議です。
今、私も今年に入ってから、毎朝、近所の小山に走って登っています。
雨の日も、雪の日も、全く嫌だとは思いません。それよりも、登って、あの空間に行きたい!という気持ちの方が強いのです。
まさに、山が呼んでいる?
足腰の鍛錬にも、心の鍛錬にもつながります。
では、どうしてこの小山に毎朝登ろうと決めたのか?
それは、あることがきっかけでした。
もともと、フランス人の友達が、毎日散歩していないことに警告の言葉を発していました。
「毎日、自然に触れないのは、心に、身体によくないよ。」と。
彼は、最低1時間は散歩するそうです。
それでも、たまにしか登っていなかったのです。
そんな中、私のメンターの一人セルフケアーメンタリストの伊藤勇司さんが、毎日のように山に登っているのを見ていました。
すると、ある日、「登りたい!」という衝動にかられ、家を飛び出して小山に登っていました。
そして、何と、お互い別々の山に登りながら、5分間のコーチング電話セッションということになりました。
世界初!かもしれません。
メンターの伊藤勇司さんは、超人で、走って駆け上り、頂上で逆立ちをし、竜神祝詞、恵比寿大黒祝詞を唱えるのです。素晴らしすぎます!
私は、それはできませんが、、、メンターの伊藤勇司さんの掲げられる会社のクレドは唱えています(笑)
以下がそうです。
愛:すべてを愛おしく、全てを愛おしむ
縁:縁から始まり、縁から発展する
運:運を動かし、動いて運を開く
輝:輝く在り方を通し、輝く生き方を支援する
喜:喜びが価値となり、価値は喜びを想像する
楽:楽しむ姿勢が、楽しい勢いを加速させる
勇:勇気ある選択が勇ましい心を育てる
遊:遊び心が、人生を遊びに変える
というわけで、毎日楽しく、鍛錬を続けています。
1年後、どうなるか、、楽しみです。
皆さんも、好きなことを、続けられてはいかがでしょうか?
新しい、自分に会えるかもしれません。Good Luck!
最後までお読みいただきありがとうございます。 (宗理)
参考文献
『バイリンガル利休百首Rikyu's Hundred Verses』
著者:井口海仙
翻訳:グレッチェン・ミトワ
翻訳監修:一般社団法人 茶道裏千家淡交会総本部国際部(マイケル・ハーディー)
発行者:納屋嘉人
発行所:淡交社
淡交社さまのご許可を得て、掲載させて頂いております。ありがとうございます。