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一人で爆笑? +
語彙について📖
国語に興味のある方には、多少稚拙な言及に感じられるかもしれませんがご了承ください🙏
【文章力を高めるためには語彙力を鍛える必要がある】とはよく言われます。また、それの有効な手段として”多読”📚が挙げられます。
ならば、これまで自分は本を沢山読んできたか…そうでもないなぁ、と反省か😰 そのことを棚に上げるわけではないですが、『量より質』はここでも当てはまるのでは?
「斜め読み」ばかりが当たり前になってしまっている〔e-mail~スマホ時代〕に、危機感を抱く昨今(~_~;) 語彙についての話題をしばしば見聞きするので、再び国語📖のお勉強的な話です。
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『爆笑する』
という言葉の意味は〔大勢でどっと笑う〕であるので、例えば『電話でそれを聞いて爆笑した』というのは誤用である🙅 --- という語彙認識をされている方もおられるでしょう。
これが、「大勢で」とは限らない、すなわち『一人で爆笑』と言っても間違いではない、という捉え方になってきている、とのことです。
これこそいわゆる【言葉の変化】と受け止めるべき(つまりは寛容すべき)一例ではないでしょうか。
今回は、この例から想起される領域へと展開します。
【言葉の変化】論は国語の専門家のみならず、様々なところで唱えられています。そのテーマについても、my note的な独創的視点から、軽く展開していこうと思います📖
※もちろん、国語学者ではない”一素人”としての考察ですよ😅
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【言葉の変化】と言っても概ね三つの系統に分けられます。
①言葉の”音”や”仮名遣い”自体が変化する
--- また別の機会に採り上げようと思いますので今回は触れません🙅
②意味が多様化する/上記例のように”限定”感が無くなる
--- このような変化については、何ら障害をもたらさないと思っています。古い捉え方のままで固執している人が”時代遅れ”だとか言われることがあるのかもしれません
他方で、
③意味が大きく変わってしまう、酷い場合にはほぼ反対の意味になってしまう
--- といった例については、深く定着していない/充分に置き換わっていない過渡期には、いっそのこと使わないことを推奨します☝
相手側が「自分にとって都合よく受け止める」のはよくあることですし、酷い時にはその逆で、「無知であることなど思いもせずに勝手に機嫌を損ねてしまう」ような事態にもなりかねませんから😭
「この人は二つの意味のうちのどっちで言ったのだろうか…」と吟味して、真意を汲み取ってくれるような思慮深い人はそうはいません(~_~;)
つまり、その言葉が〔一義ではない〕、〔慣用的に曖昧な使われ方をする〕ような時代においては、敢えて引用を避けるのがよいのではないでしょうか。無理して使わなくとも別のフレーズがあるはずなのに格好つけるような態度、は失敗をもたらします。自戒を含めて😓
† 『乱入』や『輩出』に関しても、「単数ではなく大勢」や「次々と」という意味合いを含んで使われてきたようです☝
† 『失笑する』『役不足』『煮詰まる』『気の(が)おけない』は概ね反対の意味に受け取られがちですので、使わない方が無難です。
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