生後6か月の初旅行 ベビに優しい旅は親にも優しい #育児日記
秋のとある平日、生後6か月の娘と家族3人で初めての旅行に行った。
わが家から車で1時間ほどの、神奈川県は三浦半島に1泊2日。本当なら沖縄とか北海道とか、遠出して連泊でもよかったのだけれど、移動だけで1日終わってしまいそうで時間がもったいない。だったらと、これでもかと近場に振り切ることにしたのだ。
旅程はペラペラに薄く組む
ブログなどを参考に、観光は1日1か所に絞ることにした。また、宿で過ごす時間が長くなるので、ベビーや子連れに優しい宿泊先を選ぶことにした。私自身は温泉でのんびりしたい気持ちもあったけれど、娘の楽しみにはならないので却下。その結果、ペラペラの旅程表が完成した。
初日:自宅出発→三崎でランチ、「にじいろさかな号」で水中の魚を見学→移動、三浦海岸に立ち寄った後、宿泊先「マホロバ・ツインズ三浦」へ。ベビールーム(=宿泊する部屋)で遊びまくる。
2日目:宿出発→横須賀「ソレイユの丘」で散歩→帰宅。
初日:三崎でお魚見学
朝9時半頃にレンタカーで出発し、三浦半島の最南端、三崎についたのは11時ごろ。道の駅「うらり」をぶらっとした後、授乳をして近くのイタリアン「Bocca」でランチ(マグロのほほ肉のカルパッチョ、おいしかった!)。その後再び「うらり」に戻り、この日のメインである水中観光船「にじいろさかな号」に乗船した。
「にじいろさかな号」の船内はガラス張りになっていて、水中の魚が見学できる。娘も興味津々そうに、身を乗り出して魚を追っていた。
その後、本日の宿泊先である「マホロバ・マインズ三浦」に移動。先に車だけ止めて、徒歩で三浦海岸に向かうも、風が強過ぎて早々に撤退。大人しくホテルに戻ってチェックインし、10階にあるベビールームに向かった。2歳までの家族限定で宿泊できるお部屋だ。
中に入ると、子どもが喜びそうなおもちゃや仕掛けがたくさん!おむつ用のごみ箱や、ベビーバス、トイレ用の踏み台など大きな備品は一通りそろっていた。キッチンには電子レンジやケトルなどがあるから、調乳や離乳食も心配無用。自前で用意したのは、哺乳瓶を洗うスポンジと、ベビー用の敷布団くらい(娘がうつ伏せ寝をすることがあり、大人用の柔らかい布団だと窒息が心配だったので)。レイトチェックアウト(11時)も地味にありがたかった。
食事は夜・朝ともバイキング。大浴場は大きなお風呂といった見た目だけれど、お湯は塩分強めの温泉だ。風情があるとか、料理がべらぼうにおいしいわけではないけれど、子連れでも、3世代で来ても、過ごしやすい。この辺りで旅行するなら、宿泊先にぜひおすすめしたい。
2日目:横須賀「ソレイユの丘」をお散歩
2日目は快晴で、風も収まったので再び三浦海岸へ。湘南と違ってほとんど人がいないので、広い海岸を独り占めしたような気持ちに。娘を抱き上げて、足で砂浜や海水にタッチさせてみたけれど、特に反応はなし(涙)。
その後、車で横須賀へ移動して「ソレイユの丘」へ。
公園自体は入場無料で、アスレチックや体験施設などのアトラクションごとに別途料金を支払うシステムになっている。小学生くらいだと楽しそうだけれど、0歳児にできることはほぼなし。アニマルヴィレッジで動物が見られればいいなと思っていたけれど、この日は真夏のような暑さで、娘も早々に寝てしまったので、サッと公園内を回って、お花畑を見て終了。思いのほか狭く、アトラクションも多くないので、これなら「相模湖プレジャーフォレスト(名前が変わって今はMORIMORI、らしい)」の方がいいかな。
「ソレイユの丘」を出た後は、高速に乗って、横須賀SAで遅めのランチをつまんで帰路へ。せっかく車があるならと地元の大型スーパーに寄ってから帰宅。それでも、17時頃には帰って来られた。
まとめ:観光は近場&1日1か所がちょうどいい
2日間過ごしてみて、やはり生後6か月では、観光は「近場」で「1日1か所」がちょうどいいと思った。遠出したり、あちらこちらに連れ回すことは物理的は可能なのだろうけど、早々に子どもを疲弊させてしまいそう。大人にとってはずいぶんゆっくりだけど、子連れならちょうどいい。ホテルに泊まって家事から解放されただけで十分気分転換になる。
それから、ベビーフレンドリーな宿への宿泊はぜひぜひおすすめしたい。先程挙げたことだけでなく、テーブルの角に保護クッションが付いていたり、洗面台とお風呂が広めにできていたりと、細かな配慮も含めて、何なら自宅より整った環境でとても過ごしやすかった。
次の旅行は1歳を迎える来年の春頃に。その頃にはもしかしたら歩いているかもしれないから、また違った考え方で、旅行ができたらいいな。