鋼の錬金術師がまじでおもろかったっていう話をします。
こんにちは、でらです。最近になって私はようやく漫画に手を付け始めたのだが、どうせ読むなら時代関係なく面白いものを片っ端から読んでいこう!と思って片っ端から面白そうな漫画を読み漁っている。
ちょうど私が在学している大学には漫画スペースというものがあり、今回紹介する『鋼の錬金術師』だけでなく『進撃の巨人』や『キングダム』など、色々なジャンルの漫画が色んな言語で置いてある。マジ便利。
そんなわけで読み始めたんだけど、こーーれがマジで面白い。なんで今まで漫画を読んでこなかったのだろうと自分をぶん殴りそうになった。殴りかけた。
ちなみにこれまで私は全くと言っていいほど漫画を読んできていない。
というのも、小説と違い漫画には絵がある。つまり、登場人物や周りの背景などを頭の中で想像する必要がないということだ。
小さい頃の私は物語において、いろんなものを想像しながら読み進めたり妄想したりすることが大好きだった。そんな私にとって漫画というのはその想像性を奪うものに等しかった。
この考え方が最近になってようやく間違っていることに気づくんだけど、それに気づかせてくれたのが、『鋼の錬金術師』なのである。
なので、私のような境遇の方がどれほどいるか分からないが、マンガにあまり触れたことがない人にこそ、私は本作をお勧めしたい。
今回はあくまで紹介なので、ネタバレはせずに本作の見どころ、魅力を伝えられたらなと思う。
錬金術
皆さんは「錬金術」と聞いてどのようなイメージを持つだろうか。私がタイトルを見た時に想像したのは、
「いくつかのモノを組み合わせて何か別のものを創造する」
というイメージだ。そのイメージ通り、人々が生活しているアメストリスという都市では錬金術が盛んに使われている。
盛んに、とはいっても錬金術は長期間の勉学、卓越した技術、何回もの失敗を重ね成功にたどり着くための努力などの、困難な道を乗り越えた先にあるもので、主人公・エドワードはそれを乗り越えた一流の錬金術師である。
しかし、錬金術師だからといってなんでも創造できると思ったら大間違いである。
中でも「禁忌」と呼ばれるものの一つに、「人体錬成」がある。これはその名の通り、死んだ人を錬金術によって生き返らせる術で、エドワードとその弟であるアルフォンスは、死んだ母親を生き返らせようとして「禁忌」に手を染める事となる。
近年『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』、『チェンソーマン』などのダークファンタジー作品が流行っている。今作も連載時期こそ違えどジャンルとしては先に述べたものと同じで、アクションももちろんだが、雰囲気も昨今のテーマに似ており、これらが好きな方はまずハマるに違いない。
キャラクター
本作では非常に魅力的なキャラクターが多数いるのだが、なぜこんなに『鋼の錬金術師』のキャラクターは魅力的なのか、と考えてみた。
本作には良し悪しに関わらず、自分の確固たる信念を持っている人物が多い。エドワードやアルフォンスは言うまでもなく、彼らの上官にあたるロイ・マスタングやリザ・ホークアイ、キング・ブラッドレイ大総統など、読んだ方が絶対好きになるであろうキャラクターがあなたにもいるはずだろう。ちなみに私の推しキャラは、ティム・マルコーとリザ・ホークアイだ。
というわけで、軽くではあるが『鋼の錬金術師』について紹介してみた。
次回からだが、今作をいくつかのパートに分けて物語の解説、伏線、感想などをネタバレガンガンありで詳しく語っていこうと思っている。
当初は1つの記事で語る予定だったのだが、六千字を超えたあたりでこれはさすがに分けた方が賢明だなと思い、コミック、または話数で区切りながら語ることにした。
それでは今回はここまで。まだ本作を読んでいない方は是非読んでみてほしい。そして出来ればでいいので、私がこれから投稿するであろう解説記事を首を長くしながら待っていてほしい。
私も読みたてほやほやの気持ちはまだ記憶に残っているので、そんなアツい読者とコメント等で語り合えたらいいなと思っている。
ではまた。良い一日を。
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