正弦波は、正弦関数として観測可能な周期的変化を示す波動のことです。その波形はサインカーブ(正弦曲線；sine curve)と呼ばれ、数学、信号処理、電気工学などの様々な分野で重要な働きをしています。
サインカーブは、山(+1)や谷(-1)を周期的に繰り返します。人生には凸凹が付き物です。人生は山(好調)や谷(不調)を繰り返すので、ある意味、サインカーブに似ています。ただし人生の山や谷には、サインカーブのような規則正しい周期はありません。
では、なぜ人生では下降の時期があるのでしょうか？。ある人は、こう説明しています。｢それは退屈だからです。私たち人間は、物事が向上しているときに最も幸せを感じる傾向があります。私たちは常に進歩するように、神様から設計されています」。この説明の全てには同意できませんが、”物事がうまくいっている時が幸せだ”というのには、同意できます。
私の尊敬する大学の恩師は、私が仕事で失敗した時にはいつもこう言って励ましてくれました。｢人生はサインカーブと同じですよ。今が谷底だと思えば、あとは上がるしかありません!!｣。今でも苦境に立つと”人生はサインカーブ”を思い出しますし、この言葉に何度も励まされてきました。
サインカーブの画像を検索していたら、ちょっと面白い画像を見つけました。女性の方には申し訳ないし、若い中高生男子には刺激が強いかもしれませんが、敢えて載せました。この画像には、以下の注釈が付いていました。If sine wave was taught like this, no one would have failed. 意訳すれば、”これを使ってサイン波を教えてくれてたら、忘れなかったのに”です。
たしかにサインカーブの形状は目に焼き付くでしょうが、胸やお尻が気になって、サインカーブの他の性質に頭が回らないかもしれません。しかし、絶妙に振幅や位相がピッタリですね^^;。
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