自分は〇〇屋さんだと言えるようになりたいんだよね
1月になって本腰を入れ始めた転職活動。
始めた理由は様々なんだけれど、その一つに専門性を磨きたいというのがある。
これは言い換えると、〇〇屋さんと名乗れるようにしたいということ。
野菜屋さん、靴屋さん、鍛冶屋さん・・・
昔の人にはそれぞれ、こう言った肩書きがあった。
そして、それぞれのプロとして仕事をしていた。
一方で近年は、仕事の多様化が進んだからか、専門性を持たずに仕事をする人が増えた。
いわゆるゼネラリストと言うやつだ。
そして、実際に僕もこの形態で働いている内の一人だ。
僕は今学校法人の広報部において、教育ビジネスを行っている。
具体的には、マーケティング・営業・制作・イベント運営・教育等幅広い業務に携わっている。
何でもかんでも経験させてもらえるのは本当に楽しく、充実した日々を送っている。
ではスキル面はどうなっているかというと、2年間本気で働いてきたということもあり、どれもそこそこのレベルでできるようになった。
しかし、どれに対してもプロと名乗れるほどのスキルを身につけたとは思えない。
つまり、2年働いたのに何屋さんにもなれていないのだ。
マーケターでもなければ営業マンでもない。
ましてや教育者でもない。
教育に多少通じていながら、ビジネスのノウハウをそこそこ知っているだけの人だ。
今の環境はすごく楽しい。
何でもかんでも自分でやってしまいたいタイプの人間なので、たくさんのことにどんどん手をつけさせてもらえているのは幸せだ。
しかし最近は、ここにいながら歳を重ね続けてしまうことが怖い。
このまま働き続けても、何者にもなれずただのゼネラリストで終わってしまう気がしてやまない。
教育ビジネスを盛り上げて社会を変えて行きたいというビジョンがあるものの、何も成し遂げられない人になってしまうのではないかと不安に駆られて仕方がない。
だからこそ僕は転職をする。
そして、社会人第二章『専門性を徹底的に磨く編』をスタートさせるのだ。
実は、その過程で、大好きな『教育』というビジネスから離れることになるかもしれない。
しかし、教育を捨てるわけじゃない。
第二章で武器を獲得して何者かになった状態で、最終章で帰ってくるつもりだ。
社会人人生は果てしなく長い。
しかし、その中盤から後半は、20代という前半で何者になるかによって、おおまかに決まってしまうと思う。
だからこそ、今は飛び出して冒険してみたい。
きっとそれが、人生において不可欠な過程になると信じて。
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