転職活動を通じて、自分の市場価値の低さを痛感した
1月から本腰を入れて取り組んでいた転職活動が、2週間ほど前に終了した。
noteを書く余裕のない辛い日々が続いていたが、結果としてずっと興味のあった企業に内定をいただけた。
関心のある教育事業に携わりつつ、WEBマーケターとしてのスキルを伸ばせそうだし、関西へのUターンも叶う。
年収を今より落とすこともないし、待遇もそこそこいいし、柔軟な働き方の実現も可能だ。
かなり理想に近い職場に出会えたと思うし、転職活動は大成功だったと言える。
しかし、転職活動が成功して終わったにも関わらず、モヤモヤが残っている。
それは、自分の市場価値の低さを痛感してしまったからだと思う。
僕は大学を卒業してからの2年間で、自分の価値をかなり高められたという自信があった。
日々学びを吸収しつつ、それを業務に反映し続けてきた。
数字での成果も出し、社内でもかなり評価をいただいていたので、ビジネスマンとしてそれなりに優秀な人間になれていると思っていた。
しかし、僕は井の中の蛙でしかなかった。
転職市場に出た時、ゼネラリストではあるものの専門性に欠ける僕は、多くの企業にとって必要でない存在になった。
今の組織で培ったマーケティングやWeb広告運用の経験を活用して転職しようとしたものの、書類が通るのは未経験OKの求人が大半。
その理由のほとんどが「経験不足」。
企業が求める経験のレベルの高さを肌で感じた。
転職が当たり前の時代となり、転職市場は拡大を続けている。
しかし、理想の企業へ転職することが簡単になったわけではない。
それなりに頑張って働いてきたとしても、そこで得たスキルと経験が優れたものでなければ、きっと満足のいく転職なんてできない。
だからこそ、自分の専門性をしっかり磨いて高性能の武器をつくり、それを用いて経験を積んでおかなければならない。
と語ってきたわけだが、ひとまず転職活動をして本当によかったと思っている。
自分の未熟さを知れたのは、ここから社会人第二章を歩む上での原動力となった。
僕はまだまだ大きく成長できる。
新たな環境で戦えることに、今からワクワクが止まらない。
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