100字物語「少年のさがしもの」#第27話
少年は変化を探していた。午後の数学の授業。√、Σ、∞。黒板で蠢く謎の外来種の群れ。瞼に眠気が降下する。窓から見えるプールは緑に侵略され、猫がプールサイドで獲物を物色している。ノートを閉じて午睡をとる。
(to be continued)
毎回、ぴったり100字で1枚のフォトジェニックなショート・ショート風ストーリーを連載。100話完結をめざし、物語をつなげていきます。テーマは、少年のさがしもの。何がみつかるかは、お楽しみに。
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