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やっぱり映画も好き

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好キナ映画、集メマシタ。
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#読書感想文

ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』

ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』を読む。 調べると、2010年以来の再読。偏愛作品…

既視の海
1年前
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「思い出す」のは過去ではなく、現在——有吉佐和子『悪女について』、宮本輝『幻の光…

拝啓 ついに入梅かという湿っぽい気持ちを隠せない一方、静かな雨音をききながら読書するのを…

既視の海
1年前
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「憧れ」こそ生きる力——森村桂『天国にいちばん近い島』【書評】

拝啓 心惑いながらも一つひとつ言葉を紡いでいるあなたの手紙、とても嬉しく拝読しました。 …

既視の海
1年前
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「共犯」に、なりたい。——トレイシー・シュヴァリエ『真珠の耳飾りの少女』【書評】

拝啓 十年に一度という寒気が通りすぎようとしています。乾いた東京の空にも雪が舞いました。…

既視の海
1年前
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【6通目】破滅にむかって時が静かにすぎる切なさ——ジョルジュ・シムノン『離愁』【…

拝啓 冬至が近づき、日がほんとうに短くなりました。寒さをまぎらわせるために、心温まる物語…

既視の海
1年前
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【5通目】小説が先か、映画が先か——ジョルジュ・シムノン『仕立て屋の恋』【書評】

拝啓 昨晩は今年最後の満月でした。ご覧になりましたか? ただ正直にいえば、満月よりも、ち…

既視の海
2年前
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読書と言葉が「生」を照らす——M・オンダーチェ『イギリス人の患者』

拝啓 昨夜は屋根に激しく打ちつけていた雨も明け方には上がり、いまはすっかり晩秋の日差しとなりました。 あなたからの返信を待ち切れず、それならばまず、こちらから本を紹介しようと考えました。記念すべき(!?)第1回目ですから、あなたもまだ読んでいない新刊を、とも考えたのですが、あえて古い小説を選びました。 手に取ったのはマイケル・オンダーチェ『イギリス人の患者』です。1992年のブッカー賞作品。あなたなら、きっと読んだことがあるでしょう。『イングリッシュ・ペイシェント』とし