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私のコーヒータイム(朝のルーティンと継続のコツ)
・コーヒータイムとは
コーヒータイムとは、私が早番の日以外に出勤前に作っている時間で、ゆるい朝活のようなものです。
・始めたきっかけ
私は通勤で電車に50分ほど乗るのですが、よくミスをします。乗り間違え、降り間違え、乗り過ごしなど考えうるミスはどれもよくやるし、例えばスマホを見ながら電車を待っていたら集中しすぎて目的の電車が来たことにも行ってしまったことにも気付かないといった想定外のミスもします。さらに困ったことに電車の本数が少なく、ひとつのミスが大きな時間の遅れに繋がるのです。
10回に1回ぐらいの頻度で何かしらのミスをしてしまうので、早番の日以外は一時間早く家を出て、職場近くのカフェで過ごすことにしました。この習慣は8月から週に3,4日のペースで続いていて、日常の楽しみになっています。
・具体的に何をするか
【持ち物】
基本
・フリクションのボールペン1本
・小さいノート一冊
プラスα(この中からひとつ)
・ノートPC
・本一冊
・電子書籍
・仕事用のノート
●毎回同じカフェで毎回同じ注文をする。
職場まで徒歩数分のカフェに行き、アイスコーヒーのSサイズを注文。クレジットカードで支払いをします。
・高い頻度で続けるために、出費は必要最低限に抑える。
・選択肢から選ぶ時間と労力はカットする。
・食べてみたいものがあったら別に機会を作り、違う店舗で注文する。
これを徹底して続けると、カフェに行くだけでスっと頭を切り替えられるようになります。
●お店を出る時間を確認する
席に着いたら、腕時計を見ながら「今日の出勤時間は〇時だから、〇時にお店を出る」と頭の中で唱えてから作業に入ります。こうすることで集中力が高まり、遅刻防止にもなります。
腕時計を忘れた場合は仕方ないですが、できればアナログの腕時計があった方が効果が高まる気がします。
●興味はあるけど家では中々できないことをする
英語、Excel、プログラミング、文章術、勉強法、仕事関連の勉強、積読の消化 等々......。
勉強系のゲームをするのでも、読めていなかった小説を読むのでも、基本何でもありです。
ただ、以下のことは意識しています。
・YouTube、SNS、ネットサーフィンなど家でもついやってしまうことは絶対にやらない。
・やることは具体的に決めておき、必要なものだけを持って行く。
・興味のあることを、自分のペースでやる。
・実際に手を動かす。
(PCのスキルを身につけるなら実際にPCを動かす。実用書や自己啓発本は読みながらメモをとる。小説ならキリの良い所まで読んでからで良いので、感じたことをノートにメモする。)
・ダラダラやらず、飽きたり行き詰まったら一旦辞める。
「新しいことを知ったりスキルが身に付いていって楽しい」
「有意義な時間を過ごせた」
という経験を積み重ねることが大事です。負の要素は意識的に排除します。
すると、
「コーヒータイム=有意義で楽しい時間」
という印象が身体に染み付いて、次のコーヒータイムが待ち遠しいほどになります。
・コーヒータイムの良さ
この時間を作ることで、電車でミスをしたときに遅刻ギリギリの時間までホームでじっと待つしかないというストレスが無くなり、
・目がしっかり覚めていて
・頭がよく働いていて
・気持ちにも時間にも余裕がある
という最高の状態で出勤できるようになりました。
また、午前中に有意義な時間を過ごすことで夜にダラダラすることへの罪悪感がなくなりました。
コーヒータイムを習慣化出来れば、たまにできない日があっても落ち込みません。
元々これを始めた理由が「仕事に遅刻しないため」なので、出勤時間に間に合えば合格なんです。コーヒータイムはみんながやっていることプラスαなので、電車でミスして時間が30分しか取れなくても、全く取れない日があっても気にしません。むしろ「早く家を出ていたから余裕で間に合う!」「出勤前にカフェで勉強している自分、最高!」ぐらいのマインドでいきます。
コーヒータイムは気持ちと時間の余裕を持つためのクッションのような役割も果たしていて、コーヒータイムを作ることで自分の機嫌を自分でとることができます。
・習慣化のコツ(環境が違っても実践できる!)
ここまで読んで頂いた方、ありがとうございます。
こういう「私のルーティーン」みたいな記事を読むと、
・仕事が朝早いから
・家族と一緒に住んでいるから
・近くに丁度いいカフェが無いから
・在宅勤務だから
なんて筆者と自分の状況を比べて「私にはできないな」とか思いませんか?
私はよく思ってしまいます。
でもここで重要なのは、
●目的をはっきりさせて、必要充分な状態を作る
ということです。私のコーヒータイムをそのまま真似するのではなくて。
何のためにコーヒータイムを作るのか。
私の場合は
①仕事に遅刻しない為
②どうせ早く出るなら余った時間は楽しく有意義に使いたい
ということでした。コーヒータイムは①と②を達成する為の手段です。
普段の生活を見直して、もっとこうしたいなとということを目的にします。
出来るだけ具体的に、数は少なくすることがポイントです。いくつかある場合は優先順位をつけて、1番が達成出来ればよしとします。
目的がはっきりしたら、達成の為の手段を考えます。必要な経費と労力を天秤にかけて、どちらかが重くならないように調整しましょう。どちらが重くても、続けるうちに負担として積み重なっていきます。
もう一点だけ、
●欲張らず、無理をしない
ということを念頭に置きましょう。
最初はやる気があるものなんです。その状態で「頑張ればできるな」と思ったことが続く訳がない。自分を過信してはいけません。
自分の体力や経済力を俯瞰で見て、やる気がない時の自分でも続けられるような仕組みを作りましょう。
・やる気が無い時でも出来そうなことをリストにしておく。
・コーヒーやチョコレート、アイスなどやる気の元になるものを買っておく。(ストックすると一度に食べ過ぎて血糖値が上がり眠気と罪悪感に襲われるので、一度に食べて良い分だけ買う。)
こういったことをやる気がある時にしておくと、後で自分が助かります。
自分に必要な睡眠時間と仕事で決められた労働時間が別にある事も考慮して、心も身体も健康に過ごせるスケジュールにしましょう。
以上が、不注意とやる気の波に振り回されながら対処方法を探り続けてきた私にピッタリはまったルーティーンと、その作り方です。
私自身が続けていくうちに目的を見失わないための備忘録としてまとめておきます。
誰かの役にも立てたらとても嬉しいです。
夜のルーティーンや仕事中のミスを防ぐ習慣、休日のルーティーンなども色々試しているので、ピッタリはまるものがまたできたら紹介していきたいなと思います。