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竹田恒泰さんの国史教科書に、感動!感謝。
竹田さん、お疲れ様でした。
第7版目にして、教科書検定に合格!おめでとうございます!
不合格版も、購入していましたが、合格となると、我が身のように嬉しいです。
私は、これを、僭越ながら、「現代における日本書紀」だと思っています。
その理由は、欄外に、細かく、「こういう風な説もありますよ」って書いてあるんですよね。
変に断定せずに、きちんと書く。
これって、日本書紀の「一説に曰く・・・。」の書き方ととても似てるし、皇族の血筋でいらっしゃるだけに、そこを意識した推察しています。
そして、偉業の2番目は、古事記を教科書に載せたこと!
GHQによって、戦後、学校で日本の神話を教えることが禁じられましたが、この教科書によって、完全にそれを覆しましたよ!
これっ、竹田さんが最も実現したかったことですよね!
古事記を読むと、日本人が古来、どのような考えを持っていたのかがわかります。
また、古事記を読めば、日本が困難に直面した時、どうすればよいのかわかるわけです。
神話というと、戦後のマスコミの論調の影響を受けて、拒否反応を示す人もいますが、読むと、全く、軍国主義と関係のない。日本人は、昔から、和を大切にし、為政者が国民を思い(仁徳天皇)、国民が天皇を慕ってきたという歴史がわかるわけです。つまり、国の形=国体がわかります。
そして、それを学校で教える。見事に、戦前の教育を復活させていただきました。
あと、教科書の出だしにある、「なぜ、日本がいちばん長く続いているのか、それを考えてみよう!」
これも秀逸です。
その答えは、天皇陛下がいたから。でも、竹田さん自身は、教科書という性質上、そこまで執筆できない。そうすれば、個人の主張が入ってしまう。
だから、問を投げかける!そして、子どもたちに、考えさせる。
僭越ながら、実に素晴らしい。素晴らしいことの玉手箱です。
願わくは、この教科書が、多くの学校で採用されること。
そして、採用されるには、採用する決定者に、この本の評価が高いということをわかってもらわなければならない。
そこで、教科書を一般販売することに決めたと推察します。
教科書が売れれば、それだけ保護者が目にする機会が増える、そうすれば、この教科書を採用すべきだという意見が、学校に届くかもしれない。
そうすれば、学校も採用してくれるかもしれない。
きっと、竹田さんは、こういう戦略をとったものと推察しています。
まさに、そのとおりだと思います。
私は、将来、竹田さんが、この偉業等で、何かしらの勲章を賜ることになるのではないかと予言します。
20年後ぐらい後のことになるかもしれませんが。
「新しい歴史教科書」を作る会も頑張っていましたが、自分が生きている間に、教科書がここまで変わるとは思っていませんでした。
自分は、職場で自分の意見を主張する際にも、この教科書を使わせてもらっています。
「ほら、この教科書に、こう書いてあるでしょ。」って。
教科書というのは、文科省の検定に合格しているから、職場での説得力が全く違うんです。竹田さんが同じ内容を民間の出版社から出しても、ここまでの説得力は生まれないんです。教科書だからこそ、信用される。
やや、興奮気味に書いてしまいましたが、自分は、竹田さんと直接の知り合いではありません。講演会には行ったことがありますけど。
自分としては、竹田さんに感謝の気持を届けたい。
そんな気持ちで、この記事を書きました。
こちらが勝手に勘違いしている部分もあるかもしれませんが、竹田さんは、何をお考えになって、記述されたのか、ビシビシと伝わってくるんですよね。
自分は、この教科書については、まだまだ、よい所を挙げられます。
どなたか、この記事をシェアしていただいて、国史教科書の書評を募集している方なんかにつなげていただければ幸いです。
そうできたら、もっと、頑張って書きますよ!