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池森雄也
2021年3月11日 09:40
この作品は過去に書き上げた長編恋愛小説です。『はい』『奈美』『だから何』『う~ん、最高の気分だよ』『訳が分からない』僕たちは顔を見合わせて無邪気に笑った。奈美の住まいに立ち寄る際に買っておいたドリンクを二人で飲む。『ここって本当にいいでしょ』そう言葉を口にする奈美は本当に、この場所が気に入っているのだろう。『御苑の気を感じることが出来るからだろう』『うん。今も強く感
2021年2月17日 07:08
この作品も過去に書き上げた長編小説です。現在、三本の連載小説を投稿中ですが、並行して進めていきます。何卒、宜しくお願い致します。プロローグ『ここっていい場所でしょ』彼女は少し微笑んで僕の顔をじっと見つめた。『どうしてそう思うんだい?』そう尋ねた僕に彼女は目を輝かせて近づいてきた。『御苑の気を感じることができるから』素足のまま、彼女はベランダへと移動した。長い黒髪を赴くまま