元ダメ上司⇒人生逆転 Episode2
【思考】が変われば【行動】が変わる
ということで、今回も人生が変わった【思考】のマネジメントです。
Episode2-魔法の言葉-
前回は人は変わらないについて話をまとめました。
人を変えるのではなく環境を変えましょう!という内容でしたよね?
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-本日のテーマは「思考を変えて人生変える」-
人間は「言葉」をなくしては、考えることすら出来ません!
例えば、昨日の夜何食べたか?を思い出すときに言葉を使わずに思い出してみて下さい。
思考=言葉
なので、思考を変えるには言葉を変える必要があります。
思考と言葉はリンクしています。無意識的な思考もすべて含めると、人間は1日の中で、平均6万回も思考しているのです!
そして思考の約95%は毎日ほぼ同じです。
仮に6万回思考しているのであれば、昨日と違うことを考えているのはたった3千回です。
ダメ上司がずっとダメ上司のままだったのにも納得出来ます。
つまり、人は1日のほとんどを無意識的な思考で生活していることになります。
取り組むことは「ネガティヴ」な思考(感情)について
普段の自分の思考(感情)がどういう状態か?とはとても大切です。
「楽しい」「愉しい」「嬉しい」
「イライラ」「辛い」「つまらない」
大前提としては、人間ネガティヴな感情にもなりますし、ならない事は無理だと思いますし、悪いことではありません。
押し殺して、自分を騙しているときっと精神的に病みます。私はそれで心身を病んだ時期があります。
大切なのは、普段の無意識的な思考の歪みを直すということ。
強い自己否定感を和らげ、自己肯定感を高める必要があるということになります。
-自己肯定感が低い日本-
この表を見て分かるとおり、自己肯定が日本はとても低い…
学校や家庭で自己肯定感をあげる子育てが出来てないのがわかります。
【思い立ったら即行動】ということで、まずは自分の自己肯定感アップに取り組みました。
自己肯定感アップの手順
1、ネガティブな感情が強くなったシーンを振り返る
2、その時にどんなイメージが頭に浮かんだか
3、そう考えた理由が過去の別の経験と結びついてないか
4、それに対しての反対などの自分を擁護する意見を出す
こうすることによって【自分の思い込み】の歪みに気づきます。
では実際に当てはめてやってみましょう。
1→先日、部下にミスを指摘された
2→虚勢、イライラ、無能な上司と思われた。みんなに聞かれたから信頼がなくなる。かっこ悪い。いつもみんなみミスするなと言っているのに自分がして恥ずかしい。
3→昔上司にみんなの前でミスを指摘された。高校時代に音読をして、ミスをしみんなに笑われた経験がある。中学時代に部活でミスをして陰口を言われた。
4→厳しく叱られた経験があるのは自分だけではなかったし、厳しく叱られたおかげで今の立場になり仕事も出来るようになった。部活では優秀な結果を残し表彰され、スポーツでは賞賛されることが多く、挽回できる。大会でミスをして陰口を叩いていたのは数人で、試合後に励ましてくれるメンバーが多かった。
このようによくよく振り返ってみると、今までの経験の蓄積が思考に大きく影響しているのが分かります。
僕も【思い込みの歪み】に気づきました。
「みんながみんなそうではなかった」「全部が全部そうではなかった」という発見が、【思い込みの歪み】改善に繋がっていきます。
-自分を理解する-
「自分は思い込んでいただけかも」
「自分は決めつけすぎていたかも」
このように考えられるだけでも、自己肯定感アップです!
・昨日、ミスを指摘された。
ただ、「みんなに無能だと思われた」とは考えなくなります。
事実は変わらなくとも、とらえ方が変わります。
自己肯定感が上がれば、自己防衛することもなくなるので穏やかにその指摘を受け止めることもできて、【思考】が変わり、【行動】が変わります。
言った側も悪い気はしないですし、周りの評価も上がります。むしろ言ってくれた事に感謝が出来れば、周りにも良い影響が出始め、良いサイクルに職場が変化します。
長くなってしまったので、Episode2はここまで。
参考になった本をいくつか載せさせていただきます。
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