木曜日のせんべろ(給料日後のプチ贅沢)
「せんべろ」をご存知だろうか。酒飲みの間では有名なので細かい定義やら説明は省くが、1000円でおつまみと酒を飲んでベロベロに酔えることを言う。赤提灯の居酒屋なんかはまさにぴったりで、焼き鳥とビールを飲んで大体1000円になるし、それだけで楽しい気分になれる。
僕はそれを金曜日(週末)ではなく、木曜日にやることを提案したい。しかも給料日後に。
1:僕とせんべろの出会い
数年前、僕のアパートの近くに「まさにこれだよ!!!!」というような赤提灯の店があった。
営業マン時代の暗い思い出を明るく照らす、数少ない良い思い出の一つだ。
その店はまさしくせんべろに適した店で、お通し代無し、串焼き100円、酒も300円(均一!!)という絵に描いたような良い店だった。僕はその店で始めてせんべろという言葉を知ったし、楽しむことも覚えた。
金がある時も、無い時もそこで楽しく飲んだことが懐かしい。ただ、そのお店はコロナ禍のせいか閉店してしまい、今は新築のアパートが建てられてしまった。
2:新しいお店の開拓
そして今年になってようやく、新たな店を開拓した。その居酒屋は僕の住んでるところと真逆の場所に位置している。距離にして徒歩で10分くらい。まあまあ近い。初めて行った時はあまりにも感動して4000円近く使ってしまったが、焼き鳥は安価だし、酒もそこまで高くない。お通しも美味しくて、充分つまみになる。非常に良いお店なんですよ。
3:木曜日のせんべろ
話は変わるが、僕の仕事は基本的に週の後半になればなるほど、やる事が減っていく。特に忙しいのは月火水。木と金はさほど忙しくない。だから、金曜日はサクッと仕事を終えて宅飲みをしていたのだが、その週だけは違った。どうしても別部署の作業が入る仕事があって、それが上がってくるのが「金曜日」だった。しかもその週に仕上げなければならないということ仕事だったので、金曜日は晩酌ができないことを覚悟していた。そこで、木曜日の夜。早めに仕事を切り上げ、僕は居酒屋に向かった。
ホッピーセットとお通し。
そして焼き鳥3本。
最高すぎる。
疲れた脳みそと身体にホッピーが染み渡り、熱々の焼き鳥が美味しい!!!
最終的にホッピーは3杯飲んで、合計1400円。めちゃくちゃ安い。(400円オーバーしてて、せんべろではないけど許してほしい)
その後は気分良く自宅に戻り、シャワーを浴びて読書をして就寝。スッキリとした気持ちで金曜日を迎え、無事に残業を乗り越えた。
そこで気づいてしまった。
「もしかして木曜日の夜に、何かしらの制約をつけ、プチ贅沢としてせんべろをするとリフレッシュ効果が凄まじいのではないか」と。
それから1ヶ月後、給料日後の木曜日。仕事終えた後もう一度その居酒屋に向かい、東野圭吾のエッセイを片手にホッピーセットと焼き鳥を楽しんだ。そして次の日もスッキリとした気持ちで働けた。
4:たまの贅沢が心を豊かにするんですよ
あくまで給料日後のプチ贅沢。だけど、1ヶ月、そして1週間を頑張った自分への程々のご褒美。そして、一瞬だけでも、張り詰めた気持ちが解けて、リラックスできる。これが僕の提唱する「木曜日のせんべろ」だ。あまり飲みすぎない事が肝心だけども、リフレッシュ効果が凄まじいので、ぜひ真似してほしい。
そして、皆様も奮って赤提灯を開拓しようではありませんか。
今日も駄文・長文・乱文を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
忘年会シーズンで何かと飲酒の機会も増えると思いますが、くれぐれも酒は飲んでも飲まれるなを忘れずに。
それではまた。