友達を作る方法
私はよく友達が多いねと言われる。
自慢ではなく、いつも大人数のグループでほぼ中心にいる人間だった。
ただしこれは中学、高校の話であり小学生の頃は友達がほとんどいなかった。
なぜ居ないのか?なぜみんなの輪に入れないのか?
小学四年生頃からこの問題にぶち当たり、多感な私はいつも人の目を気にするようになった。
そして小学五年生、人の気持ちが随分わかるようになった頃ふと気づいた。
共通の話題だ、趣味だ!
友達が多い人間には以下の点が共通している。(全員とは限らないが)
①多趣味である
②様々な経験をしている
③聞き上手
私はこれを意識して随分友達が増えたし、趣味によって人生が本当に楽しくなった。
小学生の頃の私は話もせず下を向いてばかりだったから、世界の大きさに気づかなかった。
世界は広くて、たくさんの楽しみがある。
今いる場所なんてちっぽけで私はまだこんなに広い世界で全て叶えられないほどえたくさんやりたいことがある。
これに気づいたことが私の人生の始まりだった。
自分の手で物を生み出す楽しさを知った。
誰かが作った創作物が人を変えることを知った。
異国の地にいつも笑っていて欲しいと想う人ができた。
趣味は友達も作るし自分も作る。
世界が広がれば、運命も広がる。
出会いたい人に出会える。
「まるちゃんは友達多いよね、私は少ない」
「八方美人だから多いの?」
なんて煽り6割本音4割で話しかけてきた友人がいた。
それはあんたが誰かと繋がる努力を怠ってるからだよ。いつも自分の話しかせず人の話を聞かず、誰かの趣味なんて興味もない。自分の世界を広げようとしてないからでしょ。
と言いそうになるのをグッと抑えて
そだね〜と言った私は、大人な対応6割子どもだから教えてやらないが4割だ。
自分の世界を広げることを意識すれば友達なんて簡単に出来るのだ。
目を向けて。1歩踏み出すのは思ったより怖くない。やらないよりやれ、これなのだ。