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deagletworks バックナンバーまとめ読み【3】

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deagletworksが投稿したnote記事のうち、有料化したものをまとめたものです。 10記事括りで一括購入となります。
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#日記

権利許諾問題は利用する側だけの問題か

権利許諾問題は利用する側だけの問題か

止まれなかったホロライブ 6月に入って以降、『ホロライブ』とその運営を行っているカバー株式会社の周辺で大きな騒動が起こっている。

 きっかけは、任天堂のゲーム実況配信に関するガイドラインが改定されたことだ。バーチャルYouTuberを多く擁する事務所である『にじさんじ』の運営元である株式会社いちからが、このガイドラインの中で包括契約の法人として明記され話題を呼んだ。一方、同様の形態でバーチャルY

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実際に切り抜き動画を投稿してわかった抜粋系コンテンツの特徴

実際に切り抜き動画を投稿してわかった抜粋系コンテンツの特徴

 僕はこのところYouTubeでの活動が活発になっている。といっても、noteコラムのような独自のコンテンツではなく、他のYouTube配信者を題材にした二次創作的な活動なのだが。

 5月の半ばから2週間ほどの期間をかけて、にじさんじ所属のライバーが配信した内容から、惹き込まれた部分を切り抜き動画にしてアップロードしている。今のところ、公開した動画へのアクセス数はまちまちであり、わざわざ探さない

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YouTubeの誤BANは決して他人事ではないよという話

YouTubeの誤BANは決して他人事ではないよという話

 にじさんじ所属のバーチャルライバー『ラトナ・プティ』が、4/30の午後にチャンネルが無警告で停止されるという憂き目に遭った。
 当初はYouTube側から停止措置の理由が公表されず、複数の憶測が流れていたが、数日後に『性的なコンテンツ及び複数の重大な違反に基づく停止』という旨のメッセージがチャンネル上に表示されるようになった。また、にじさんじ運営から一連の事案に関する声明が発表された。

 ただ

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楽しく実るコラボ配信をつくるには

楽しく実るコラボ配信をつくるには

 他のユーザーとのコラボレーションは、インターネット上の動画配信において注目される企画の一つである。それぞれの配信者を追いかけるファンにとっては、新鮮さと交流関係から生じる魅力や楽しさを得られるイベントであり、良くも悪くも注目されるコンテンツと言えるだろう。

 かつては現実でユーザー同士が交流を行い、肩を並べて映るという動画が主流だった。こうしたスタイルは、当時の配信者のコンテンツ内容に大きく起

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配信者の『転生』はどこまで許容されるか

配信者の『転生』はどこまで許容されるか

動画配信の戦国時代 インターネットで動画共有・配信を主とするサービスが展開されてから、既に20年近くの月日が経過している。
 黎明期には、一つの動画を見るだけでも多くの苦労と時間を要するものだった。ダウンロードの完了を待ち、エンコードの仕掛けに泣かされ、読み込みエラーに腹を立てることも頻繁にあった。しかし、技術の発達と通信速度の強化が進んだことで、コンテンツの提供能力は格段に上昇。今や投稿済みの動

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YouTubeのAIがBAN判定を誤る理由

YouTubeのAIがBAN判定を誤る理由

 昨今のコロナウイルスの流行によって、製造業や店舗運営の商売に留まらず、ネット上のサービスも大きな影響を受けている。その中の一つがGoogle傘下の動画共有・配信サービス『YouTube』だ。
 現在、感染拡大のリスクを避けるため社屋常駐のスタッフが減らされたYouTubeでは、AIアルゴリズムと人間の双方で行ってきた動画の審査関係の業務をAIに一任する形となっている。しかし、このAIの判定によっ

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にじさんじARKを振り返る ~アイランド編~

にじさんじARKを振り返る ~アイランド編~

 去る4月15日、にじさんじ所属ライバーの本間ひまわりより、ARK新サーバーの告知配信が行われ、にじさんじARKシーズン2『ラグナロク編』がスタートすることが決定した。そこで今回は、2020年の2月から4月初めにかけて行われたシーズン1『アイランド編』を、時系列順に振り返ってみたい。
 シーズン1は、白熱する戦争とエモーショナルなドラマが繰り広げられ、Twitterのトレンドやニュースに取り上げら

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『バーチャル・アパレル』は実現するのか ~リモートワーク用アバターと服飾問題~

『バーチャル・アパレル』は実現するのか ~リモートワーク用アバターと服飾問題~

リモートワーク普及で注目されるアバターツール このところの社会事情や技術的な進展にともなって、リモートワーク(テレワーク)を行う業種は増えている。自宅や飲食店、外部のワークスペースなどからネットワークを通じてやり取りするというスタイルは、通勤時間の省略や地理的な制約の解消といった面で大いに役立っている。
 その一方、プライベートな領域をデスクにすることで、通話環境に苦慮している方も少なくない。たと

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