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鳳凰205

鳳凰205型を手に入れたので 鳳凰205は1965年に上海205として登場し、その後製造元や名称が変わりつつ長年生産され続けた中国カメラのベストセラー機です。 大量に作られたので、今でも中国カメラの中では見かける方だと思いますし、物自体に高い価値はほぼありません。捨て値で転がっている事も多いです。しかし一見するとありふれたレンズ固定式中級機ですが、なかなか手が込んでいる上に写りもいいので、とても好みのカメラです。 鳳凰205はレンズ固定式のレンズシャッター式レンジファイ

    • よく使うモノクロフィルム

      普段フィルムカメラの撮影にはモノクロフィルムを使っています。 理由としては ・フィルム自体が安価。 ・簡単に自家現像出来るので現像代もほぼかからず、すぐに現像出来る。 ・引き伸ばし機で写真プリントも簡単にできる。 ・そもそもモノクロが好き。 といった所でしょうか。 フィルムが高い高いとは言われますが、モノクロの長巻フィルムをローダーで装填し、自家現像、自家スキャンとする事で費用がかなり抑えられているので、日常的にフィルムで撮影が出来ています。 さて、今回は普段使っている

      • レニングラードが修理から帰ってきた

        ある日カメラ屋のジャンクコーナーでレニングラードを見つけました。 レニングラード、現在のサンクトペテルブルクの名を冠したこのカメラは、 その名の通りソ連邦のレニングラードで生まれたレンジファインダーカメラです。1956年~1966年の間製造されていたようです。 ライカと同じL39マウントをもっており、広義ではライカの派生モデルとも言えなくもないカメラですが、その最大の特徴はゼンマイ式モータードライブを搭載している事であり、撮影すると自動的に巻き上げとシャッターチャージをして

        • シルバーフレックスとかいうコピー品

          前回有名な二眼レフカメラ、リコーフレックスを紹介しましたが、今回はそのコピー品です。 リコーフレックスは当時あまりの人気にプレミア値が付くほどの品薄だったそうですが、そんな事もあってかやはりコピー商品という物も出てきます。それが1953年頃に日本光機より発売されたシルバーフレックスです。 見ての通り言い逃れ出来ない程、そのまんまリコーフレックスのデッドコピー品です。デッドコピーな事もあってかリコーキンもそのまま使えました。 シャッターは流石に理研光学のように自前では用意で

          リコーフレックスで撮る

          普段、趣味でフィルムカメラで写真を撮ったり、カメラの使い方などを動画にしてアップしています。これまで動画で紹介したカメラですが記事にもしておこうと思います。 と言うわけでお馴染み、リコーフレックスです。 1950年代に販売された二眼レフカメラで、非常に廉価だった事と、当時二眼レフカメラの大流行もあって売れに売れた傑作機です。それだけあってか今でもそこいらで結構見かけますね。 発売当時の日本製二眼レフカメラは1万数千円~2万円程でしたが、リコーフレックスは8300円(後に68

          リコーフレックスで撮る