#映画感想文
プロミシング・ヤング・ウーマン 性暴力という魂の殺人に対する過激な復讐劇
あらすじ「プロミシング・ヤング・ウーマン(将来を嘱望される若い女性)」でありながら、ある事件が原因で医大を中退してしまったキャシー(キャリー・マリガン)は、30歳近くなった現在も両親と同居中の身の上でコーヒーショップでバイト生活中。
ぱっとしない感じの彼女だが、実は夜な夜な派手なメイクと服装でバーやクラブへ出向き、泥酔したふりをして、送るフリをして一夜を共にしようと近づいてくる性差別主義者たちに制
スタンド・アップ アメリカ初のセクハラ集団訴訟を元にした映画
あらすじ夫の暴力に耐えかね、幼い子供二人を連れて家を出たジョージー(シャーリーズ・セロン)は、生まれ故郷の北ミネソタの町に戻る。
そこは古くからの鉱山町で、10代でシングルマザーとなって出戻ってきたジョージーに、周囲の視線は冷たい。
“身持ちの悪い女”というレッテルを貼られ、父親ハンク(リチャード・ジェンキンス)からも信用されず、母のアリス(シシー・スペイセク)が繰り返すのは、夫とやり直すために辛
彼女 明日へ向かう女同士の逃避行
あらすじ裕福な家庭に生まれ育ち、何不自由ない生活を送ってきたレイ(水原希子)はある日、高校時代に思いを寄せていた七恵(さとうほなみ)から連絡を受け、10年ぶりの再会を果たす。
しかし喜びも束の間、夫からのDVで全身あざだらけな姿を目の当たりにし愕然とする。
追い詰められ死を口にする七恵に「それならば夫が消えるべきだ」と諭すレイ。
そして「だったら殺してくれる?」と呟く七恵。彼女が生きるためにレイは
テルマ&ルイーズ 明日へ向かう女同士の逃避行
あらすじ結婚生活に息詰まっている主婦のテルマ(ジーナ・デイビス)と、彼女と高校時代からの親友であるウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)は、週末を利用して車でバカンスに出掛けた。
しかし、その途中テルマが強姦されそうになり、ルイーズが相手の男を殺してしまったことから、ふたりの運命の歯車が狂い始めていく……。
リドリー・スコット監督が1991年に撮った、アメリカン・ニュー・シネマをほうふつさ