流行りのナチュラルワイン! 今更聞けない基本的なことから、楽しみ方まで教えちゃいます!!
ワイン大好き。広報の平田です!
食っちゃ寝(×2)が、大手を振って許される唯一の時期、お正月も無事に終わりました。
これまで通りの日常に戻ったのですが、少し残念な気持ちも…。
そこで、今回は少しでもお正月気分を取り戻せる内容でお送りします!
ということで、今回もお酒特集!笑
年末の日本酒特集に続いて、私も大好きなナチュラルワインについて語らせていただきます。
ナチュラルワインって、どんなワイン?
〝ナチュラルワイン〟聞いたことがあっても、どんなワインかわからない方も多いのではないでしょうか?ワインは奥も深いし、幅も広いですからね…。
ナチュラルワインを簡単に説明すると、極限まで添加物を使わずに、自然に近い形で醸造されたワインのこと!
醸造の際には、亜硫酸塩(酸化防止剤)を使わないか、ごく少量のみ使用することが許されてます。また、発酵の際にも人的な酵母の添加や、人工的な味付けも加えず、自然発酵で造られます。
ブドウ本来の個性が際立ったワインを楽しむことができ、飲んだ瞬間から身体に染み入っていく、優しい飲み心地が最高…!
その〝味わいの豊かさ〟と〝飲み心地の良さ〟という、ナチュラルな魅力に、世界中でファンが急増しているワインなんです!
ナチュラルワイン、ナチュール、自然派...。どれが正しい呼び方?
また、呼び方も色々あるのが、ワインを難しくしている原因…。
ですが、気にする事なかれ!
要は各国の言葉の違いだけなんです。
この3つは同じ意味です。お好きな呼称をお使いください笑。
他にも、ビオワインやオーガニックワインなんてのを、見たことがある方もいるのでは?
似たようなものですが、実はこれらはナチュラルワインとは違うんです!
ここは注意が必要です。ここ、テストに出ます!
上の3つと、ビオワイン・オーガニックワインの違い。それは使用する亜硫酸塩の量で分けられます。
この様に、ナチュラルワインは、ビオワインやオーガニックワインよりも、遥かに厳しい基準が設けられているのが分ると思います!
(さらに厳しい基準を持つS.A.I.N.Sという組織もありますが、長くなるのでそれはまた別の機会に。)
こう書いていると、ナチュラルワインって何だか堅苦しいワインなんじゃないの?と、思われるかもしれませんが、実際は全然違いますよ!
凄い極端に、大雑把に言うと…
【ナチュラルワインは、“自然”体の人が、“自然”の中で造ったワイン】と言えます!
二日酔いしないお酒?
ナチュラルワインは亜硫酸塩(酸化防止剤)が使われてないか、ごく少量のみしか使われていないので、頭痛や二日酔いの影響も少ないワインとも言われています。
亜硫酸塩にはアルコールを分解する酵素の力を抑える成分が含まれています。
なので「亜硫酸塩の使用がごく僅かなナチュラルワインは、肝臓にとってアルコールを分解しやすい」と二日酔いしにくい理由の一つにあげられています。
二日酔いしにくいお酒、それがナチュラルワイン。
お酒好きにとっては天使のようなお酒です!笑
月の満ち欠けを見てワインを造る?
ナチュラルワインで使うブドウの農法にも厳格な基準があります。
ひとつはビオロジック農法。有機農法とも呼ばれ、化学合成の肥料や除草剤、殺虫剤を使用しない農法です。
もう一方がビオディナミ農法。上記の農法に加え、自然の潜在能力を引き出し、その力を用いる農法です。
このどちらかによって栽培されたものだけを、ナチュラルワインと呼んでいます。
特にビオディナミ農法は地球や宇宙のパワーを取り込み、土地や環境、植物の力を最大限に引き出すことを目指しています。
その中でも重要視されるのが月の満ち欠けのリズム。
むむ?なんかオカルトな匂いがしてきたって?
ところがこれにも理屈があるんです。
月が次第に満ちて満月になる時期は、植物の生命力が増大します。
なのでワイン造りに必要なぶどうは満月になる頃を見計らって収穫されます。
一方、満月から新月になる時期は、植物の生命力が弱まります。
剪定に絶好のタイミングとなるそうです。
加えて、月の高度によっても、様々なパワーが働くと言われています。
このような月や天体の動きに併せた考えは、ビオディナミの大きな特徴のひとつです。
ブドウの栽培のみならず、醸造にも実は月と大きな関係があるワイン。
そんな大きな自然の力をイメージしながら味わうのもナチュラルワインの魅力の一つです。
音楽に例えると、ナチュラルワインはパンクバンド?!
あくまでも個人的なイメージですが、一般的なワインは伝統に乗っ取りしっかりと醸造されたワイン。
音楽に例えると、タキシードをピシッと着こなし、クラシックを聞いているような感じでしょうか。
一方のナチュラルワインはある一定の基準はあるけど、自由に、気軽に醸造されているイメージ。
機材があれば家でも、誰でも作れるヒップホップや、DIY精神だらけのパンクバンド。そんな感じです。
メジャーとインディーの違いとかでもあるのかなと思います。
実際に醸造家の写真なんかを見ると、Tシャツにデニムはもちろん、全身タトゥーだらけなんて方も結構いますよ。
この自由でDIY精神溢れる僕もこの魅力にどっぷりとハマってしまいました。
しっかりと作られた一般的なワインももちろん美味しいのはわかります。
でも、もうナチュラルワインしか受け付けない身体に改造されてしまいました。
魔改造ですね。笑
同じワイナリーの同じヴィンテージでも飲んでみると味が違うなんてことはざらです。
それも含め、今回はどんな味なんだろうというドキドキ感も楽しめます。
商品としてはアウトなんでしょうけど、ナチュラルワインラバーはそれも許容しちゃう人が多いです。
沼ですよね。ナチュラルワイン沼。
ハマったら最後。
この沼にどっぷりハマってしまい、もう上がってはこれないんじゃないでしょうか?
オレンジワイン?!最近聞くけどオレンジを使ったワインじゃないの?!
様々な種類を楽しめるのも、ナチュラルワインの魅力です。
一般的なワインと同様に、お馴染みの白、ロゼ、赤。さらに最近は、オレンジワインなんてのも有ります。
「オレンジワイン? オレンジで作ったワインなの?」
…いえ、違います。れっきとしたブドウから醸造されたワインです。
はい、ここもテストに出ますよ!
白ワインと同じく白ブドウを使いますが、種や果皮を取り除く白ワインとは異なり、ブドウそのものから醸造されたのが、オレンジワインです!
その名の通り、鮮やかなオレンジ色が特徴です。
オレンジワインは、ジョージアやイタリアのフリウリなどで伝統的に作られてきました。自然に健全に育ったブドウのポテンシャルを表現するひとつの醸造法が見なおされて広がっていきました。
また、世界的な食のシーンの変革とも合わさり、ナチュラルワインの生産者が、オレンジワインの醸造も始め、ナチュラルワインのブームと共に世界に広がっていきました。
全てのオレンジワインが、必ずしもナチュラルワインというわけではありません。しかし、ナチュラルワインのブームを世界中に広めたのが、オレンジワインといっても過言ではないんです!
ナチュラルワインの楽しみ方
ここからは、ナチュラルワインの楽しみ方についてご紹介していきましょう!
― 楽しみ方① 料理と一緒に楽しんでみよう!
飲み心地の良いナチュラルワインですが、食べ物との相性も抜群!
フレンチやイタリアンはもちろん、中華やスパイスの効いたインド料理なんかにも合いますよ。
もちろん繊細な味付けの和食とも、バッチリです。
ナチュラルワインラバーと会話をしていると、
〝ダシ感〟というワードが出てきます。
ダシ感…。和食の命、出汁(ダシ)のことですね。
ワインを飲んで出汁を感じる? …はい!これが、感じちゃうんです。
和食とナチュラルワインの組み合わせも楽しいですよ。
前述したように白、ロゼ、赤にオレンジも加わり、コース料理とワインを合わせるペアリングの幅がより楽しめるようにもなりました!
お好みの組み合わせを探してみるのも楽しいです!
― 楽しみ方② ジャケ買いで選んでみよう!
DIY精神溢れる自由な発想の生産者が増えてきて、エチケット(ワインのラベル)も楽しいものばかり!
ドクロのものや、ちょっと変なものだったり、
ブ◯ース・リーやスター・ウ○ーズ。
著作権的に大丈夫?とこっちが心配になってしまうものも笑。
レコードを買うように、自分好みのジャケ(エチケット)を選んでみるのもアリですね。
お気に入りのものを、コレクションする楽しみもあります!
今回は、平田の大好きなナチュラルワインについて語らせて頂きました!
いろいろと語らせていただきましたが、
ナチュラルワインは、とにかく自由に楽しむのが一番です!
実際に飲んでみよう!
そして!ここからが肝心!
ワインなので、やっぱり、実際に飲んでナチュラルワインを楽しんでもらいたいです!
では、どこで飲めるのでしょうか?
そうです。我らが『練馬鳥長・新潟』です!(出た!このパターン笑)
※『練馬鳥長・新潟』の記事はこちら
『練馬鳥長・新潟』「鳥長」は日本酒だけでなく、ワインにも力を入れています。
ナチュラルワインも各種取り揃えていますので、グラスでもボトルでも、食事と合うものをセレクトして、ぜひ、ワインとの一期一会の出会いをお楽しみください!
まずは『練馬鳥長・新潟』へ。
皆様のご来店お待ちしております!!
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【練馬鳥長・新潟 店舗情報】
新潟市中央区東大通 2丁目1-7松屋ビル 2F
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