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- ランナーの景色 - 朝を楽しむ"旅ラン"



ニューシューズ登場!

本題に入る前に、実は相棒、つまりシューズを変えました。アディダスのAdizero SL。履いていたAdizero Japan が負荷かかり過ぎたのか破けちゃいまして。レースに出る訳ではないので、普段用に適しているシューズにしました。

少々重めですけど、その分安定性が高くて、雨の日とかグリップ力が増すので私はよいシューズだと思っています。

ちなみに、使っているGarminもそろそろ買い換えたくて、月末のBlack Fridayか、来月のBoxing Dayで安くなんないかなって思ってます。

こちらは最近走ってるコースから見た風景。この日は晴れてますけど、基本的に雨と曇りの日が多いです。

すっかり雨のシーズンで、加えて寒くなって冬です。

旅ランの楽しさ 朝ラン

今回は”旅ラン”です。プライベートの旅行だったり、ビジネスの出張だったり、旅先で走るランニングのことです。いつもと違うコース、観光、生活、いろんな視点があります。

旅先では、いつ走ってもいいんですが、私の場合、朝が多いです。出張のついで、旅行のついで。荷物にランシューを忍ばせる。謎にバッグが膨らみますけどね。あと、出張に行くとどうしても飲んだりとか夜が遅いことが多くて、早朝はキツイ時が多々あります。そんな中、随分いろんな土地土地を走ったので、印象深い街をいくつか。

千歳、6月の北海道

北海道で言うと札幌も走るルートがいくつかあって、大通り公園をベースにするのはいいのですが、ススキノの朝は必ずしも気持ちがいいものではありません。繁華街だから。(ちなみに私が好きなコースは北大のキャンパス)
一方で、いつかの6月、なんかの拍子に千歳市に泊まったことがあって、青葉公園を朝走ったら、人は少ないし、湿度低くてとても気持ち良かったです。6月っていうのがポイントでしょうね。思い返すと、今住んでいる街と似た気候です。カラッとした感じね。

札幌の宿が全滅だった時、たまたま泊まりました。普段は途中下車しないので、新鮮でした。

川沿いを走る福井・金沢

■福井:小学校の社会科ではないですが、県庁がある街はいくつか成り立ちのパターンがありますよね。中でもお城と川はポピュラー。福井も該当です。福井県って私、40過ぎまで縁がなくて、行った時は感慨深かったです。今でこそ新幹線がありますけど、ちょっと前まで手が届きにくい街だったでしょう、東京にいると。駅前の恐竜、路面電車、城のお堀。川は足羽川。川沿いは整備されていて走りやすかったです。

これで7-8キロだと思います。足羽川は桜並木が有名なんですって。
福井へは大阪からサンダーバードで。

■金沢:同じ北陸でも金沢は人気の出張先(なんだそりゃ)だったので、何回か行きました。早い話、メシがうまいってことで。あと新幹線効果で行ってみたいっていうおっさんとかね。ここは浅野川のパターンと犀川のパターンがあります。浅野川沿いは風情があってよかったです。一方犀川エリアは住宅街っぽくて、フツーの街でしたね。この街の時は大抵朝お酒が残ってるので、颯爽と走るのとは程遠かったです。

犀川方面へ行った時は、香林坊って繁華街を通ったり、兼六園の周囲をかすめたり。

お城の周りを松山

四国愛媛県の松山は同じ出張でも、つまらない酒席がないパターンが多くて、そもそもポジティブなイメージがあります。完全に個人の事情ですが。なので、朝から松山城に登っちゃったりして。道後温泉は建物を見ただけなので、今度は温泉にも入ってみたいです。この街も他にもある地方都市同様、路面電車とちょっとした私鉄のコンビネーションでコンパクトにまとまってます。福井も似た感じでしたけど、鉄道と生活の距離が近いのが、私は好きです。ただこの街、酒席がない分、美味しいものの記憶もないんですよね。

松山城の麓には、坂の上の雲ミュージアムなんかもあります。

観光はしていない鹿児島

九州鹿児島の旅ランは城山公園を走らなかったので悔いが残ってます。観光的にはこの辺りをウロウロした方が良かったんだろうけど、鹿児島と言えば、鴨池球場って昔プロ野球のキャンプやってたところがなぜか気になって、そっちに行ってしまって。路面電車沿いに。なんてことはない、地方球場でした。あと、ここでは焼酎の前割り、水で割ったものを寝かせてから飲む、そういう飲み方があって、美味しいんだってんで、何杯も飲みました。どう美味しいのかなんて全然覚えてないですけど。

天文館から鴨池公園往復で10キロ程度。桜島はやっぱり眺めたいです。

接待ランニングの記憶

出張でいうと、仕事的には何かしらポイントはあるんですが、体調面では、お酒が必ずある(当時はじゃんじゃん飲んでましたから)のと、その絡みで必ず太って帰ってくる傾向があります。飲んで食べて、朝走って少し減らして、で、ホテルの朝食でドカッと食べるでしょう。大体どこもブッフェ形式で土地の名産があるじゃないですか。一応全部摘まんだりしていると、結構な量になりますんで。けれど、何よりもアレが好き。

そう言えば昔一度だけ、接待ランニングってのをやったことがあります。ゴルフのランニング版。相手がランニングが趣味だったら誘う価値アリです。朝はちょっと早く起きて出迎えて。私の時は、1キロ4分台後半で走る人で、並走するのが正直しんどかったですけど。もうちょいペース落とせば仕事の話もできるし、終わって一緒に汗流して朝飯食って。流れはゴルフと変わらないですよ。何せ、交際費ゼロ。経済的です。その後やったことがないですが、まあ、ランニングする時って1人になりたいとか、そういう"そもそも論"があって、イマイチうまくhappen しないのかもしれません。

全都道府県を制覇したい

せっかくランニングを趣味にしてぷらぷら街々を走っているならば、47都道府県全部走ってみたいです。走ったからなんだってのと、さすがに全部の街って訳にはいきませんけど。

旅ランのポイントは、”観光”はもちろん、自分が知らない街を“垣間見る”、このワクワク感です。例えば、狭いところを走ってると、テレビのニュース番組の音がダダ漏れしてたり、朝ご飯や足音とかの生活音、東京にはない、なくはないんだろうけど、緩さというか、親しみというか、これを感じられるのがいい。そして、走った分その土地のものをたくさん食べる、これもまた魅力。ルートは無限なので、いつだって旅ランのことを考えるのはたまらなく楽しいのです。

旅ランは、他の切り口もあります。別アプローチをやってみたいと思います。

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