【A4 1枚感想文】「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!
【なぜこの本を読もうと思ったのか?(自分の弱みや足りない点)】
➤余計な雑念が多くて集中できない
➤集中力が続かない
➤体系的な思考整理の仕方を覚えたい
【なぜそう思ったのか?】
➤マネジメント力を上げて全メンバーの活性化を促進させたいから
➤集中できないのは、頭のゴミが多いからではないか?と思った。
➤では、頭のゴミとは何なのかを知る必要があった
➤2020年に行った断捨離で物理的なゴミをなくした事により、非常にクリアになった記憶がある。
【この本を読むと効果的と思われるターゲット】
➤感情に振り回されがちな人
➤頭の中にもやもやした何かが常にある人
➤人生の目的を見つけたい人
➤職場でめんどくさい人と業務上関わらなければいけない人
【❶結論】
【幸せそうかどうかを決めるのは他人であり、幸せかどうかを決めるのは自分である】
頭のゴミを取り除く最大の方法として、
本書は一貫して「ゴールを設定する事」としている。
ゴールがない故に一瞬一瞬の感情に振り回されてしまう。
逆にゴールが設定してあれば、
当然の事ながら道中は楽しさも苦しさもついてくるものであり、
楽しいか苦しいかどうかは関係なく、ひたむきに生きられる様になる。
言われてみればその通りである。
本当かよと疑う気持ちもあると思うが、そもそも疑っていること自体が、
ゴール設定が曖昧である事の裏返しとも言える。
この考え方は以前ベストセラーになった「頭に来てもアホとは戦うな!」にも書かれている通り、「本書の本質は人生戦略である」とする点と共通である。
他人と比較する故にいつまでも焦燥感でいっぱいになる。
確かに競争する事は成長を加速させるメリットもあるが、
それ以上にデメリットも大きい事を認識する必要がある。
比較すべきは常に未来の自分と過去の自分という事だ。
ゴールの設定方法は以下の通り。
① はじめは不純な動機でも良いので本音でスタートして
② 最終的には現状の外を超える範囲で
③ 他人の為にどう貢献するかを描けるようにする事
④ ゴールは分野別に複数持つ(仕事、恋愛、趣味など)
同じ情報でも興味のないものは頭に入らないし、
入ってもゴミになるだけだが、
興味があるものはすべてが情報資産となる。
【❷要約】
本書は頭のゴミを掃除したいニーズを持っている人に対して、
頭のゴミを根本から掃除して「クリアな頭で生きていく」ための方法を
まとめたものである。
頭のゴミは以下の分野別ゴミにスポットライトをあて、
原因と解決方法を提示していく。
1.感情のゴミ
2.他人のモノサシ
3.これまでの自分
4.マイナスの自己イメージ
5.我慢
6.自分中心の考え方
7.失敗する恐怖
8.論理への捉われ
【❸仮説】
【「自分には頭のゴミはない」と言い切る方法はあるのか?】
私はよく、気合を入れる時にレッドブルを飲んでいる。
集中する前も歯磨きをしてサッパリして気持ちを整える。
もはや儀式の様なものである。
ただこの行為自体が、そもそも頭のゴミが溜まっているが故に対処療法として行っているものと本書に書かれており衝撃を受けた。
言い換えると、
対処療法を行っていれば頭のゴミが溜まっていると言う事になる。
最近、長年先送りしていたレーシックと歯列矯正を一気に始めた。
手術初日こそ辛かったものの、すでに裸眼で快適な日々を過ごしている。
ダブルベッドも新しく買った。
部屋が狭くなるので、思い切ってタンスを処分する事にした。
処分する事を決めた瞬間、置いてある様々なモノが
捨てる対象に見えて仕方なくなった。
結果、かえって部屋が広く快適になった。
つまり、それだけ無意識の内に頭の中にゴミをため込んでいたのだ。
「自分には頭のゴミはない」と言い聞かせていただけだった事に気づいた。
これら一つ一つのイベントは一見つながってない様に見えるかもしれない。
しかし思い返してみると、今年の1月に「どう生きたら自分は死ぬ間際に最高の人生だったと言えるのか」を真剣に考え、自分と向き合った。
結論が出て、後悔しない生き方を38歳にしてやっと定められた。
私の場合、自身への人生の問いかけによって明確なゴールが設定された影響で、脳が頭のゴミを排除したくなったのだと今なら確信できる。
思考停止で生きると気づかないうちに自分の可能性を減点していく。
人生は、いかに脳に良い刷り込みをするかにかかっている。