今までいろいろな人のファンになり、夢中だった時がありました。 時にアイドルだったり、ミュージシャンだったり、俳優、画家、作家、スポーツ選手……と、ずいぶん多くの「推し」がいました。 その人についてあらゆることを知りたいと思ったものです。今のようにネットで手軽に多くの情報を得られない頃も、できる限りのことを尽くしてその人を知ろうとしました。ミュージシャンの時は音楽を聴き、CDを買い、ライブに参戦しました。俳優さんを好きな時は映画館や舞台に通い、画家の時は書物で知識を得、展覧会
幼稚園生の頃、夏には近所の公園で行われる盆踊りに行きました。 いつもより早くお風呂に入り、夕飯を急いで終え、祖母が仕立ててくれた浴衣を着て出かけました。 近所の友だちと連れ立って行くのですが、踊っているうちに彼らの姿は見かけなくなりました。踊りの輪は公園を出て、町内を練り歩きました。途中酒屋さんが休憩地点で、そこでコップに入った水を配ってくれました。その後も私はただ一人最後まで踊り続け、満足して家に帰りました。 家族は私が一人になっても踊り続け、町内を練り歩いたことは知り
パリには2度行ったことがあります。 最初は友人と。 先にプロヴァンスなどを回っている彼女たちを追いかけて 一人パリに旅立ちました。 シャルルドゴール空港に着き、バスで市街地へ。 約束したバス停で友人が待っていてくれました。 携帯もない時代、よく友人と落ち合えたと思います。 今振り返ると、会えると疑わずに行った自分に驚いてしまいます。 友人はフランス語教室に通っていて、 その仲間との旅行に私が便乗させてもらったのです。 途中で突発性難聴になるというアクシデントがあり、 旅行
昔、犬を飼っていました。 田んぼに捨てられていたところを、友だち数人が見つけてきたのです。 どうしようかという話になり、 当時我が家は一戸建ての借家に住んでいて、 そこには大きな犬小屋が残っていたので、 ちょうどいいじゃないかという話になり、預かることになったのです。 私は犬が怖くて、撫でることもできずにいたのですが、 断れない雰囲気だったので仕方なく引き受けました。 父になんて言おうとドキドキして帰宅を待っていたのですが、 事の次第を話したら大喜び! いつもは笑顔が少ない
何か新しいことをしたいと思いnoteを始めることにしました。 あと何年生きることができるのかわかりませんが、 やったことより やっていないことばかり気になります。 焦り、後悔、不安……。 書くことで気持ちを落ち着けることできたらなんて うっすら期待しています。