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感覚の受け止め方

【注意】この記事には、一部グロテスクな表現があります。その点をご理解頂いた方のみ、御覧下さい。


飲めない水道水

2019年、都内に居住していた際には、まだ水道水を飲むことが出来ていました。
しかし、本人が気付かずうちに、水を飲むことを拒否し始めていたのです。

脱水症状を引き起こしたその夏、生活に悩み、色々と考えた結果、私は茨城県へと転居しました。
その頃には、水道水を飲むことを殆ど辞めており、小売店で売られているペットボトルのミネラルウォーターしか飲んでいませんでした。

しかし、翌(2020)年1月のある日、シャワーを浴びていると、酷く錆臭くて仕方無いと感じるようになりました。
それも、血を嘗めるレベルで。仕方無いと思いつつも、日常を過ごしていたのです。

夏場、婦人科系の病気治療の為、病院で診察して頂いた際でも、常に脱水症状を起こしている状態でした。
水道水を受け付けず、飲めないのですから。

そして、年末の頃になると、その鉄錆の臭いによって『シャワーでは鮮血を浴びている』と脳は認識し、悲鳴を上げないように必死になりながら、日常を過ごす事となりました。

これを書いている2021年9月下旬の今も尚、私は『血を浴びている』という認識の中で生活をしています。
シャワーノズルから勢い良く出る鮮血を浴びていると、幻視します。

現在、何故それが許容出来ているか。
それは、精神科の主治医による言葉があってこそです。

先生『それは正常だよ。だって、血と同じような成分だからね。大丈夫』

「血液中のヘモグロビンのことですよね?」

先生『その通りだよ。だから、飲めなくても、大丈夫。貴女は正常だよ』

その言葉1つで、考え方を変えることが出来ました。
脱水症状を改善するために、ウォーターサーバーを入れる事で、飲料水問題は解決しました。



知覚異常が慢性的に

さて。
『それ』が知覚異常であると知ったのは、主治医のお医者さまに教えて貰ったからです。

それまで、
体調が優れない時。
発熱した時。
苛々し過ぎた時。
精神的にストレスを感じた時。

普段とは違う状態の時に、
『身体が針金のように細くなっている』と認識するのです。

勿論、身体に触れれば、針金のようになっていないと理解出来ます。

何故、このように感じるのかは、分かりませんが、確かに体調が優れない時だけに起こる症状なのです。



対処の仕方は……

それが周囲の人々から見たら、普通とは言えないのかもしれません。
しかし、私にとっては、それが日常なのです。

辛いかと聞かれれば、辛いです。
でも『慣れです』と答えるしかありません。

それを受け入れてお付き合いして生きていく。
病気と向き合う事で、少しだけ、考え方をポジティブな方向へと変えていけるのです。

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