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【双極性障がい】癖を放置して苦しむよりも癖に向き合って苦しむぞ

※フォロワーさまが350人を突破したら、何か前に進みたいと思っていました。
二次障がいである双極性障がいの一面を少しオープンにしたいと思います。


1.頑張っている人が好き

フォロワーさま350人突破というnoteでは嬉しい話しかない私ですが、現実世界で悲しいことが続きました。ただ、悲しいことがあってこそ生きてる証拠だと思います。だから、今悲しんでいる私は今を生きているのです。

悲しい時の対処法は、私は一つです。
頑張っている人の近くに身を置く、以上です。
物理的に近くにいかなくてもいいのです。YouTubeがあれば、いつでもどこでも大谷翔平選手のようなアスリートが努力しているところ、プロの交響楽団が演奏しているところに身を近づけることができます。こうすれば、私はその場しのぎではありますが、少し悲しさが和らぎます。

思えば、学校や塾で勤務するのが好きなのも頑張っている人と近づけるからだと思います。もちろん、みんながみんな思うように努力できているわけではありません。ただ、思うように頑張らなくても、頑張りが続かなくても、将来に向けて頑張りたいと思っている生徒の存在は、私にとっては処方箋でした。

年末に書いた、詩人さん(星野富弘さん・谷川俊太郎さん)もそうです。努力して世に出た詩に私は感銘を受けるのです。

ところで、私は、事故で手と足の自由を失った星野富弘さんを見て、お身体が不自由な星野さんでも頑張ってるのだから自分も頑張らないととは思いません。私の主観的意見ですが、不自由な方でも、と考えると自分の方が恵まれた位と言ってしまっているようでどこか失礼な気がしてしまいます。

しかしながら、出来事やお身体の一つ一つ、目の前の現実の一つ一つに向き合われたということに本当に尊敬の念しかありません。

頑張ってこられたなんて表現で済まないと思いますが、生涯でたくさんの作品を生み出してくださった星野さんの頑張りについていきたいと思います。

2.人間は旧態依然

私が好きな「頑張る」とは、常に自分自身をアップデート・更新しようと試みる行為・想いです。今の自分よりもっと国語の知識が豊富な自分になりたい、今の自分よりもっと友達と本音で話せる自分になりたい、今の自分の醜い一面を少しでもカバーしたい、このような想いやそれを実現するための努力を怠らない人でいたいです。また、純粋にそういう「頑張り」を大切にしてる人とお友達になりたいです。

ところで「旧態依然」という言葉がありますね。これは【昔のままで少しも進歩や発展がないさま】を意味するようです。個人に使うよりも組織や国家などに用いる四字熟語かもしれませんが、私の理想系の真逆を意味する言葉だと思いました。いい意味で現状維持な人でいたとしても、旧態依然な人にはなりたくないです。

ただ、矛盾するようですが、人間はみんな放っておいたら旧態依然なのではないかとも思います。人には癖があると思います。癖を直すのは容易ではありません。良いことも悪いことも自分に染みついている癖は、無意識でいる限りずっと心身に出現するでしょう。だから、癖を矯正するのは辛いのでしょう。そして、癖を直して次の自分になるためにする努力は痛みが伴うのでしょう。

3.浪費癖からの脱却(双極性障がい)

さて、ここからが双極性障がいのお話です。まだ一度も書いたことがないお話ですが、
私は浪費癖で困った経験があります。

借金をしたり、消費者金融を頼ったりしたことはありません。常に給料の中でやりくりはしていました。

ただ、年度末の源泉徴収票などを見ると、これだけの数字を稼いで、このくらいの倹約をしていた割に、なぜ貯金が思ったように溜まっていないのだろうか

と思いました。その原因は、双極性障がいの躁状態の時にネットショッピングなどでクレジットカードを使う機会が多かったというところにあったのです。

これは対処がとてもしんどい問題でした。まず、給料の範囲内で欲しいものを自分で購入しているだけなのでなかなか治療すべき問題とはならないのです。また、多少使い過ぎてしまったとしても他の人もそんなことあるし、で済ませてしまえたのです。

ただ、全然物欲もなく何も買わない時と衝動的に購入している時の違いがあることに、しばらくして気付きました。

主治医の先生にも相談しました。薬の次に、あとは気持ちが大きいようです。もちろん、気持ちといっても闇雲な根性ではなく、マインドフルネスをするなど客観的に気持ちをコントロールする必要があるそうです。

なんとかなんとかコントロールしてきました。いや、今もコントロールしている最中です。

二次障がいだろうと何だろうと、私の癖は浪費癖なのです。旧態依然でいる限り浪費してしまうのです。頑張って頑張って、癖と向き合わねばならないのです。受験勉強に終わりはあれど、自分の癖と向き合うのは一生ものです。

ただし、この躁状態のコントロール方法についてはかなり策を掴んだつもりなので、浪費癖を感じた初期に比べると前向きに考えられています。また、対策法を書きたいと思います。

こういう時こそ、PDCAサイクルですね。

4.万年青年

24歳くらいの時に、ある人から「万年青年」と言われたことがあります。この時は否定的なニュアンスで言われた覚えがあります。いつまでも現実から目を逸らして浮世離れしなさんな、という感じに聞こえました。

ただ、改めて調べてみると、万年青年は元はと言えば、いつまでも元気/いつまでも現役といった意味なのですね。それならば、私は万年青年で生涯を全うしたいです。万年青年でいた方が、浪費癖も含めて自分の弱点にも真摯に向き合い、改善していけるのではないかと思います。

旧態依然で癖を放置して苦しむよりも
万年青年で癖に向き合い苦しむことを

私はとりたいです。頑張るぞ。

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