献血を今日から始めよう!!
今回は献血についてです。皆さんは献血していますか?
今回、このテーマにしたのはあるデータを献血したときに聞いたからです。
まずはこのグラフをご覧ください。
赤から上へ順に16〜19歳、20〜29歳、30〜39歳と69歳までの年齢層の割合が記されています。
ここで見て欲しいのが平成30年度の赤と青色の部分です。
つまり、学生や20代に相当する人の献血率が低いのです。献血の若者離れとも言うのでしょうか。
また、自分の地元である三重県はワーストトップ5に含まれていると言われています。
これは将来的に献血をする人が次第に減っていき必要とする人に供給できない可能性が出てきます。
この原因について自分が身近に体験した内容を基に是非始めるきっかけになればと願ってます。
これは血圧が低かったり血液状態でそもそも献血が厳しい人に対してでなく、行くことに問題はないけど行ってない人や先入観で迷っている人の為に知ってほしい内容です。
現在、行く機会が減ってますが自分は月1回ペース成分献血予約していっていました。
すいません。写真は全然月一ではないですが、去年は月1ペースでした。
以下は実際に知り合いに言われた内容について触れて解説していきます。
項目によって少し厳しい意見も含まれるかもしれないですが一人の意見として捉えていただくと幸いです。
その①「時間がかかりそうで行く余裕がない」
まず献血はよくショッピングモールでバスが止まってたりする出張型などで見かける400ml献血/200ml献血と献血センターで受けられる成分献血とがあります。
詳しい内容については皆様の近くににある献血センターのホームページなどでご覧いただければと思います。
所要時間は400ml献血は約30~40分。成分献血は約1時間ほどです。
所属している学校でもセンターの人から呼びかけもあって近くの献血センターまで送迎をしてもらい献血していました。
けど同期と一緒に行こうと誘ってみるもバイトがあっていけない、なんか面倒くさそうetc..
こういったことも言われたりして自分は一人で行くことが多かったです。
実際に学生や20代の人には時間がかかるイメージがあってそれよりも遊びやアルバイトに行きたいと思うのが実際だと思います。
また、土日や休日に入ってみると待ち時間が長くなってしまうので目安よりもトータルの時間がかかることも多いです。
しかし、そんなことにならないように事前に予約をしておけば待ち時間なくスムーズに献血できます。
予約の方法についてですが、当日までの予約は電話でもできますし、前日までならインターネットでもできます。
待ち時間がほとんどなければ時間もさほどかからないはずです。また、平日は予約さえすればそのまま受付して血液検査まで待たずにできます。
まずは電話して詳しい内容を聞いてみましょう!!
その②「血液抜かれるからしんどくなりそう」
人間の血液量は体重の約13分の1で献血するのはその12%分といわれてます。この量は医学的にも問題ないとされており安全だとホームページでも確認できます。
もちろん副作用についても記されてますが、自分はこれまで30回ほど経験してますが気分が悪くなったことはほとんどありません。
400㎖献血は時間は早く終われますが自分はそんな人にこそ成分献血をお勧めします。
成分献血は文字通りに血液中にある血漿や血小板のみをとる方法です。なのでよくショッピングモールで呼びかけている400ml献血は血液も成分もまとめて採血されますが、成分は採血後に成分以外を再び戻すので身体への負担も通常より少ないとされています。
また、成分献血は採血後1か月でまた行えますが通常の献血は実施後3か月間を空けるので継続的にしやすいです。
また、成分の値が良好だったり血液がスムーズに採れる人だと採血量も変化するようで、自分はよく「多めに取らせてもらっていいかな?」と職員さんに言われてます(笑)
その時は実施前の説明に同意しているので眠気があったり、少しだけ気分が悪くなったりもしますが毎回ではなかったです。
ここで言いたいことは、副作用や気分が悪くなることを理由に避けている人もいるかもしれませんが自分はある意識でもって多少のことも覚悟して継続的に献血しています。
「針で刺されるのは少し痛いし、献血中に少しだるくなったり気分も悪くなることはあっても自分たちは献血の間だけだよな。」
と考えます。献血を必要とするのはがん(悪性新生物)、循環器疾患、妊娠や分娩、事故などでの外傷や損傷など病気を抱えたり必要としている人にのために献血センターから各医療機関へ運ばれます。
じゃあ、献血でその時に気分が悪くなるのが嫌だというあなた。あなたはそんなことが毎日続いていますか?決して続かないはずです。
けど輸血や成分を必要とする人はそんな日が毎日続くことがある人もきっと見えるはずです。
我慢しろとか根性的なことを輸血の経験すらない自分が言う資格はないと思います。
けど、そんな人のために少しでも命の尊さに関わることや自分がそのために力になれるからと頑張れるひとは絶対にカッコいいと考えます。
ぜひ、献血で身近なヒーローになりましょう。
その③「友達といまからカフェにいく」
少しやましいことかもしれないですが自分は以下の内容もあって今も続けていけてるのだと思います。
カフェに行く前に友達と献血いくのもいいかもしれません。
それは献血センターには献血をする人に無料でドリンクやお菓子をいただくことができます。
飲み放題、食べ放題です。
これは献血後に水分や糖分を補給する必要があるので準備しているとのことですが休憩室で友達と漫画を読んだり雑誌をみたりすることも可能です。
不純な動機になるかもしれないですが、自分は実習前までいつも行く献血センターの職員さんに顔を覚えてもらって献血中に世間話をしていた時もありました。
そやって知りありに会いに行く感覚で行っていれば、入りにくいこともないですし久しぶりに献血行こかなってきっかけにもなるのでぜひそんな行きつけになる場所を見つけてみてはいかかでしょうか?
その④「前行ったばかりだしな~」
ここまで読んでいただいて心から感謝いたします。
ここでは継続的に献血する必要性についてまとめていきます。
あくまで献血をして経験した上での話になります。
血液に含まれる成分は赤血球や白血球、血漿や、血小板などがあります。
これらに寿命があることはご存じでしょうか?
赤血球は約120日間といわれてますが血小板は約3日といわれてます。
献血後に検査→製造・保存→供給と過程をたどっていくので輸血をするまでに時間を要することが考えられます。そして、寿命もあるのですから。。
また、その時々によって供給量が多い日もあるので不足したり輸血できる体制を保つ為にも継続的に献血することは非常に重要なのです。
自分はその現場に関わっているわけではないので詳細は割愛しますが、継続的にいくために献血後には次回の献血が可能になる日や行った回数、献血センターの電話番号なども記載されたカードをいただけるので目安にできると思います。
まとめ
いかがでしたか。
時々に厳しい表現をしたことを許していただければと思います。
自分もついこの間まで抵抗があって献血しておらず、献血歴で言えばほんの3年程度です。
なので、以上のような気持ちになるのも十分理解できます。
しかし、今の自分たちは仕事のことや将来のことで悩んだり、現在の自分自身に否定的になることもあるかも知れませんが献血のように命に関われる社会行動をちょっとした時間に当てるだけで自己肯定感は必ず生まれれると確信してます。
行動としては小さなことかもしれませんが献血に行くだけで、献血センターの職員さんに一日分に匹敵するのではと感じるくらい「ありがとう」と感謝をされまくります。
こんなに気分がよくなることはなかなかありません!!
また、健康的な面では献血後には血液の栄養状態やコレステロール値といっった数値結果も郵送や携帯のメールにて送信していただけるので毎回無料の健康診断に行くような感覚でも習慣化できます。
さあ、一緒に献血を始めましょう!!
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