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転職活動はFA宣言

ご覧いただき、ありがとうございます。
國山 弾(くにやま だん)です。

私は今年初めての転職をしました。
新卒で入社した会社からの転職でした。
会社員→会社員の転職なので、フリーランスや起業といった大きな変化ではありませんが、私にとっては非常に大きな意味を持つ決断でした。

多くの人は転職活動に対して、ナーバスな印象を持たれているかと思います。私もそうでした。
ですが、それは非常に勿体ないことだと感じています。
その理由をこれからお話しします。


転職活動自体はノーリスク

みなさんが転職活動に不安を感じるのは、今の状況を捨てて、新たな場所に飛び込むからですよね。ですが、それは「転職」そのものであり、退職後の話です。
「転職活動」自体は別に今すぐ辞めようと思っていなくても、誰にでもできることです。
・業界について調べる
・資格を取る
・誰かに相談する
といった感じでしょうか。
あらゆるテクノロジーが普及した現在、これらの活動は無料あるいは安価に行うことができます。
つまり、ほぼノーリスクなわけです。

自分の市場価値が分かる

転職活動を通して、自分の凝り固まっていた考え方や、狭い視野に気づくことができます。
高校・大学の時に、「就職活動」で充分やったよ!
という意見が飛んできそうですが、当時の自分を思い返してみてください。
働き始めた後の現在のあなたとは、全く別人なのではないでしょうか。
少なくとも、学生時代の思考や視野とは何かしらの差があるはずです。
そして、相手側からの評価も変わります。
学生時代は大学の看板や、学習・活動の成果などを見られてきました。ですが、「転職活動」では明確に実績を見られます。もしくは学生用の優しいフィルターが外れます。厳しい目でジャッジされることになります。
これらはプレッシャーになるかもしれませんが、逆にポテンシャルを見出してくれるかもしれません。自分が今の会社で過小評価されていたんだと、気付くキッカケになるかもしれません。
ですから、「就職活動」「転職活動」では、大きな差があります。

FA宣言のように交渉しよう

プロスポーツの世界でよく聞きますよね。FA宣言。
フリーエージェントということで、今のチームに残るか、新しいチームに行くかを交渉するわけです。
近年ではメジャーリーグの大谷選手が話題になりましたよね。
大谷のように超高額なお金を勝ち取れ!というわけではありませんが、下に下に出る必要はありません。
選考で落とされることが続くと、「早く早く決めたい」という思考が働きますよね。「もうここで良いや」なんて決め方をしてしまう人もいるかもしれません。
ですが、それは非常に勿体ないです。
なぜなら、あなたにはポテンシャルがあるからです。
「そんなもんないよ!」なんて思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
日本だけでも、ありとあらゆる職業があり、あらゆる会社があり、あらゆる事業所があります。
あなたが出会ったことがない業界や会社に溢れています。
分母さえ取れてしまえば、あなたが活躍できる場は必ずあります。
ですから、FAしたプロスポーツ選手のように、ドンと構えていれば良いんです。嫌な条件があれば、交渉してみる。希望があるなら伝えてみる。そのくらいのことはしても問題ありません。
逆にそれで落とすような企業であるならば、ハナから断ってしまって良いと思います。
そして、FAは移籍することだけに効果的なわけではありません。
もしかしたら、転職を匂わせることで、今の会社での待遇が良くなるかもしれません。社内での自分の立ち位置と重要性を理解させましょう。

私の体験談

前職の特性上、どうしても年度末に退職をせざるを得ない状況でした。そのため、それまでに転職先を決めないと、無職の期間が生まれてしまいます。結果的に私は、2ヶ月程度の無職期間がありました。
前述のように、焦って適当に決めることは得策ではないと考えたからです。
じっくりと吟味した結果、非常に満足のいく転職ができました。
ですが、無職期間があることはオススメできません。
まだ1週間程度であれば良い休暇になるかもしれませんが、数ヶ月になると、戻れなくなってしまうからです。
職探しのやり方として、自分で探すか、エージェントやハローワークを使うか、という選択肢があると思います。
私は最終的に、自分で見つけた企業に行きました。
最初はエージェントに頼むのが手っ取り早いと思っていましたが、自分で探す方が好みの企業を見つけられるので、徐々に自分でやる方にシフトしていきました。
エージェントは面談や履歴書作りを手伝ってくれますが、あくまでも転職に成功したら仲介料を貰えるという立場なので、それまではタダ働きなわけです。つまり、転職希望者が望んでいない結果だとしても、無理矢理にでも会社に送り込んでしまえば、それで良いのです。
少し悪く書いてしまいましたが、私は複数の会社のエージェントとお話をし、会社を紹介してもらいましたが、正直どれも納得のいくものではありませんでした。
そして私が会社を決めかねていると、徐々に態度が怪しくなっていき、次第には連絡が来なくなる人もいました。(最初から連絡が来ない人もいましたが)
もちろん中には誠実で最後まで寄り添ってくれる人もいるかと思いますが、最後に信じられるのは自分だと思います。
自己理解や履歴書のアドバイスなどには非常に役立つものだと思いますし、エージェントと最後まで走り抜けて決めれたら1番良いのかもしれませんが、私の場合は微妙でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分の体験を踏まえつつ、気づいたことや学んだことを書いてみました。
少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。
では、また。

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