- 運営しているクリエイター
記事一覧
かさぶたは絶対剥がしちゃだめ
耳の中や体の中では小さいおじさん達が働いている。
僕は小さいおじさんを見たことがある。
蟻くらいの大きさのおじさんだったり、雀くらいの小さいおじさんもいるようだ。
休憩中だったようで、おにぎりを美味しそうに食べていた。
僕がじっと見つめていたせいか小さいおじさんはハッとしてどこかに逃げてしまった。
恥ずかしがりやなのだろう。
小さいおじさんが牛乳パックを壁にして何か言っているので耳を傾ける。
短編量産してます(ショート)
夜中に電話の音がする。
ん…今何時だよ。とスマホを見ると3時
はぁぁぁぁぁ。
1度目が覚めるとなかなか寝られない俺はチッと舌打ちをし、ベッドの中でモゾモゾ動く。
緊急だったら留守番いれるだろうし…
しかもスマホじゃなく固定電話の方に
本当ふざけんな!!!と心の中で荒ぶるが、言葉には出さない。
俺は電話があまり得意ではい。
なぜだかわからないが、対面で話すときのほうが好きなのだ。
電話だと相槌のタイ
単語をくっつけてみたら意外と話になる
俺の脳内で理性と色欲が戦っている。
この世界には男と女しかいないなんてよく言ったもんだ。確かにそうかもしれないが、俺はそうだとは思わない。曇り空の下、今にも雨が降りそうだなぁ…と空を見上げる。俺はしょうもない下ネタをぼんやりと考えつつ歩いていると目の前に胸の大きい女性を見かけて、俺も男だ、つい胸を直視してしまう。
しゃがんでいるからか顔は良く見えない。通り過ぎようとすると、女性のTシャツから、オ
僕と彼女のとある日々
あぁ嘆かわしい。
ガチャを回す石をまた、回収祭りせねばならんとな。と俺はひとりごちながら家のソファでごろごろしていると
「またスマホゲームしてんのー?」
と横から覗きこまれる。
「うん〜推しキャライベントがね」
スマホを奪われて、
「スマホばっかり禁止〜、ゲームとかツイッターばっか見てるしー」と彼女に睨みつけられる。彼女は美人で自慢の彼女なのだが気性が少し荒いところがある。
「あー俺のスマホ……」
短編 温かいスープを君と一緒に
⚠️注意⚠️ ゆるい百合短編です 苦手な方は回れ右してください。
ベランダでたばこを吸っている私の事をぼんやりとしたお月様が低い空から覗いている。
後ろからそっと抱きつかれた。抱きつかれた手を優しく握る。
「何してんのー」と耳許で囁かれる。たばこを咥えながら振り向き
「危ないから・・・」と優しく諭すとたばこを奪われた。
あっ、という表情をしていたのも束の間、唇に優しくキスを落とされた。
「も
短編なのかポエムなのか。読む人に判断願おう。
降りたい駅を切なげに見送る。ここは俺が降りる駅ではないからだ。降りる駅に降りて、待ち合わせの時間までまだだいぶあるので周りを観察しつつ歩くことにした。
ついつい人間観察をしてしまう。
人間観察をして、妄想を膨らませ、文字に起こす。それが楽しくて堪らないのだ。
言葉が出ない時も、そういう時もあると深く考えない。待てば良いのだ。
ぼんやりとしていたら1駅降りる前の駅で降りてしまった。
僕はインプッ