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【後編】習慣形成のプロが読む、「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 」書評
前回の記事に引き続き「ジェームズクリアー式 複利で伸びる1つの習慣」の書評後編です。
前回の記事では、習慣形成のための4つのステップをまとめました。最後に応用編に参ります。
著書について:
“Atomic Habits” by James Clear 2018年10月出版
『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 』
著: ジェームズ・クリアー 訳:牛原 眞弓
パンローリング 2019年10月12日発売
さらなる戦略 改善するだけでなく、本物になるには:
さらに習慣を更新し続け、失敗をなくすためにはいくつかのテクニックがあります。今回はその中のいくつかを抜粋し、星野が実際に指導で行っている観点からまとめたいと思います。
・ゴルディロックスの原理:
よく言われることですが、ちょうど良い難しさぐらいが一番やる気が出るゾーンだとされています。。目標設定・習慣設定にはちょうど良い難易度があります。易しすぎても退屈ですし、難しすぎても達成できず失敗、ということになります。
この難易度を判別するために以下の3ステップで定期的に振り返ることがとても重要です。
1.毎週、毎月達成度を可視化する。
2.振り返る。
3.習慣をアップデートする
書くとめちゃくちゃ簡単なのですが、一方で「ほとんど誰も」やりません。一見面倒くさく見えるからなのだと思います。
エクセルやスプレッドシートで管理するのが自由度高くて良いのですが、習慣を可視化、蓄積化できるアプリもおすすめです。是非活用してみましょう!
※僕自身の記録を載せましたが、トレーニングから脳トレ、そして株式投資まで全部習慣化することに成功しました。
「習慣化」のプロセスにおいてまず重要なのが、「可視化」。可視化を通して、「意識化」を達成し、それを継続する。この意識化を3-6ヶ月行うことで勝手に「無意識化」へと導かれていく。これが重要なステップです。
繰り返しになりますが、
1.可視化
2.意識化
3.無意識化
この3ステップが習慣化におけるエッセンスです。
なお、なんかワクワクしない、どうしても続かない、というときは自身に3つの質問をしましょう。
3つの質問:
1、時間を忘れて取り組んでしまう(フロー感覚)対象は?
2、普通の人より良い評価を得られる物事は?
3、自分にとって自然にやってることは?
それぞれを問答することで4つの習慣ステップに繋げることが可能になります。
1、時間を忘れて取り組んでしまう(フロー感覚)こととくっつけること→「魅力的にする」
2、良い評価を得られることを習慣にする→「満足させるものにする」
3、自然にできていることだけとくっつけること→「易しくする」
まとめ:
習慣化には書籍によって多少のメソッドが異なるとはいえ、基本は振り返りを通して、
1.可視化
2.意識化
3.無意識化
を徹底することです。
バディトレ、続けるジムではこの可視化を徹底的に行なっております。
1.現状⇆理想シート
2.時間軸シート
3.黄金ルーティンシート
を通して「可視化」→「意識化」→「無意識化」を徹底的にやることで、お客様の習慣化を手助けしております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
ご案内:
バディトレでは習慣形成のプロである代表星野が、記事で述べられていることや手法で行われる、エビデンスベースドのカウンセリングを通して、
あなたの習慣コンシェルジュとして、生活を設計し、体型と人生を整えます。
4,800円(税抜)~
ご興味のある方は以下のサイトにアクセスし、LINEアカウントからご連絡ください。
https://habit-concierge.mystrikingly.com/