人間の「頑張る!」という言葉を信じない。頑張らなくてもいいからただやれ!
バディトレ代表の星野です。
今日も今日とてカウンセリングの話です。
暑苦しいですが、お付き合いください。
僕は基本的に自身が温厚なキャラクターだと思ってるんですけど、相手によってはつい熱くなってはっぱをかけながらゴリゴリの主張をすることもあります。
そんなわけで、本日は温厚な証券マンSさんのお話。
突然ですが皆さんダイエットって何のために行いますか??
健康のため?
人生100年時代のため??
いえいえ違います。
多くの方はただただモテたい、それがマジョリティです。
誤解を恐れずいえば、こんな令和の時代、まさか「マッチョになれば、人生うまくいくとかモテるとかないだろ、、、」頭の表面ではそう思っていても、鍛えられた健康的な男性の肉体は、科学的にも性的魅力が高いし、男性だってガチムチではなくても、細マッチョぐらいは目指したいものなのです。この仕事をしているとつくづくそう思います。ただ、多くの方は「自分には無理かな」と思って声高々に言えないだけ、僕はそう強く信じております。
そのさきに健康とか、パフォーマンスアップとか、生産性とかがある。
マッチョという言葉が曇らせてますが、鏡を見たときにお腹が出てない、とか、肌艶が良い、とか毎日共に生きているこの肉体が美しい、ことは思っている以上に生活と振る舞いに影響を与えるのです。
閑話休題。
今日の主役は証券マンのSさん。華奢な方ですが、思い切って自分を変えたいということで1年以上前に入会しました。
バディトレでは、最近、こういうカードを作ってから、改めてお客様が「毎日コミットできる」ように行動を定点観測してます。
Sさんとはこのシートに目標を書くことで、毎月定点観測をしています。
彼の目標は筋肉で体重を増やすことです。
そのために、最初はリモートワークでも駅の反対側の飲食店に大盛りランチをジョギングで行って食べに行ったり、サーキットトレーニングを複数セット行ったり、と高めの行動目標を設定してました。
しかし、うまく行きません。なにせ証券会社での仕事が多忙なことにより、どんどん時間とエネルギーが削られていったからです。
週に一度会うたびに「今週はどうでしたか?」と聞くと、
1週目
・・・
「最近繁忙期で忙しくてできませんでした。」
2週目
・・・・
「今週も微妙でした、、、がんばります!!!
3週目
・・・・
「最近疲れていて、、、次こそ頑張ります!!」
と、繰り返されるのです。これ、本当によくあります。
ここで今日のポイントですが、
「頑張ります」という言葉を僕は信じません。
僕も使いがちですが、言って間も無く「あぁ、無意味なことを言ってしまった。」と気付かされます。内心では、スローガンはいいから、さっさとやれ。行動だけが成果に近づくんだ、そう自分に言い聞かせるわけですね。
なぜダメなのかと言えば、決して彼を責めているわけではなくて、「頑張ります!」「やり切ります!」というのはその時の気持ちで言えるし、現実から目を背く魔法の言葉だからです。
5W1H、いや、3W1Hぐらいは定めないといけません。
いつ When
どこで Where
何を What
どのように How
これを定めてこその目標なのです。
ということで、最も達成可能・時間のかからない定量目標を二人で定めました。
少なくともシートでは、定量的な行動ベースには落とせてますよね。
さらに、シートに加えて、我々が考えたテクニックとしては、
Sさんの「易しくする」アクション:
・前日におにぎりとゆで卵を買っておく(理想は目の前においておく=おにぎりとゆで卵ならば可能)
・起きたらすぐ食べる。
・その前後、または帰ってきた直後にトレーニングを数分行う。
以上がカウンセリングの結果、導いた目標でした。
ちなみに忙しいと基本ダイエットなんてうまく行きません。意思のコントロールが時々刻々と弱くなっていくからです。
Sさんは忙しい、睡眠時間も減ることで、エネルギー・意思力・欲求(モテたいという気持ちさえも)下がっていくのはお互い目に見えて明らかでした。
しかし、本人はそれでも変わりたいと思っているのです。
だから、向き合う。一見低すぎる目標でもやり切る。これが必ず半年・一年後に繋がってくるのですから。
頑張らなくても良い。だから、とにかく今すぐ1回でもいいからやれ。
それが必ず結果につながります。
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