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日本の国家安全保障2000年代 183


#多様性を考える


第4章 日本の危機 


第7節 日本の危機 台湾

2000年代 




国共内戦に破れ、台湾に逃れてきた

国民党、

蒋介石、蒋経国

政権



国内では独裁政治体制を敷き、中華民国の大陸復権を目指していた。


中国(中華人民共和国)

は、

1954年から金門島、馬祖島への砲撃を始め

全力を挙げて台湾侵攻の機会をうかがってきた。



1996年、

独裁政治に終わりをつげるべく実行されようとしていた

台湾の総統の民主選挙

に対し、

中国



3発のミサイル発

と、

台湾上陸を前提とした大規模な軍事演習



実施、

自由と民主主義

に対する

脅迫・恫喝をおこなった。


しかし、台湾は恫喝に屈することなく、総統選挙を実施し、その結果、李登輝氏が総統に選ばれ、台湾は新たなる一歩を確実に進めることになった。





中国



台湾の対岸



大量の地対地ミサイルを配備、


スホーイSu―27戦闘機、

スホーイSu―30MKK戦闘爆撃機、

スホーイSu―30MK2戦闘爆撃機

300機以上、


スホーイSu―27戦闘機の無断コピー殲撃11B/BH J-11B/BH戦闘機、

スホーイSu―30MK2戦闘爆撃機の無断コピー殲撃16 J-16戦闘爆撃機、

スホーイSu―33戦闘機の無断コピー殲撃15 J-15戦闘機



相当数保有、


ミコヤンMiG-21戦闘機、

ミコヤンMiG-19戦闘機

などの

旧型戦闘機



4000機以上保有、


攻撃機を900機、


爆撃機を300機以上


配備し、


人民解放軍海軍艦船

とともに

台湾周辺海上封鎖



台湾侵攻

を実行する態勢を敷いている。 




台湾

は、


ロッキード・マーティンF-16Aブロック20ファイティング・ファルコン戦闘機
150機、


ダッソー ミラージュ2000戦闘機
60機、


IDF F-CK-1経国戦闘機
150機、


ノースロップ F-5E/Fタイガー戦闘機
215機


と、


レーダー、情報通信網、MIM-104 PATRIOT地対空ミサイル防空システムなどによる

高度の防空システム



空からの脅威に対抗し、



オリヴァー・ハザード・ペリー級フリゲート、


フランスのステルス艦ラファイエット級フリゲート



台湾版・成功(チェンクン)級フリゲート

を保有し、

中国による海上封鎖に対抗している



苦境に立たされている。




劣勢挽回のため

老朽化、性能陳腐化

している

ダッソー ミラージュ2000戦闘機
60機



ロッキード・マーティンF-16C/Dブロック50ファイティング・ファルコン戦闘機
66機

への代替導入



アメリカ



バラク・オバマ大統領



拒否されてしまい


台湾



航空戦力の近代化



失敗、

中国の攻勢に対抗すること



非常に困難となってしまった。



中国の顔色ばかりうかがう

バラク・オバマ大統領、


台湾

南シナ海




中国の希望を叶える

バラク・オバマ大統領。





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