ことの葉 【水無月/短歌】
気がつけば君も私も同じ夏
ブルーハワイに染まった舌で
溶けるまでも少し見てる
この夏のメロンソーダに浮かべた雲を
お喋りなラムネの泡に耳を貸し
君を待ってる日曜の昼
夏の先取り。
今は水無月だけれど朝から大雨。
五月は全然俳句も短歌も載せなかったな、と思ったら、呟いていた。
雨と聞くと思い出す。
お元気にされているだろうか。
全ての記事は、かつての自分が書いた、日記のようだし手紙のようでもあると思う。
開いてみるまで、何を書いたか忘れてることも多いくせに。
読んだ瞬間、その時の情景やら感情やらが自然と浮かび上がってくる。
去年の今頃書いた記事。
この時、5日連続投稿、と言うのをやってみて、何か怖くなってやめた。
どうも私は、何かの沼にハマる手前で、スッと足を止める傾向がある。
無意識のうちにバランスをとろうとしている。
そうすることで、長く〝好き〟を続けようとしているのかも知れない。
結果的に、浅く薄く。何ものも極めることなく、中途半端だと自分を見ていつも思う。
でも、浅くたって薄くたって好きは好きだし、
そこから得ているものも沢山あるし、
そのおかげで人生がちょっとキラキラしたなと思えることもいっぱいある訳で。
かつての記事も、
好きだったものも。
失くしていたと思っていたものも、
蓋を開けて思い出す。
そうか、タイムカプセルに入っていたのか。
読み直して、またその時の想いを再確認して、安心して頁をとじる。
良かった、まだ憶えていた。
良かった、またドキドキワクワクできた、と思う。
最近、他の方の記事を読めていないことが増えた。
記事の投稿ペースも、今月正直未知数だけれど、
noteからもらっている、沢山のキラキラやドキドキは偽物ではなくちゃんと私の中にある。
そして広がっている。
昔ほど梅雨が嫌いではなくなった。
また、子どもたちと「あめふりくまのこ」を歌おう。
今年の子どもたちは、どのくらいこの歌を知っているかな?
普段、がちゃがちゃとすぐおしゃべりをしたりよそ見をしたりしてしまう子たちも、この歌は、最後まで静かに聴いているか、小さく口ずさんでくれることが多い。
今日の天気はかなり警戒されていて、昨日の段階で、早々とボーイズの小学校の短縮授業が決まった。
ママの方はいつも通りだよ。
珍しく私の方が帰宅が後になりそうなので、長男の方が
「警報出て電車止まったらどうするん」
「大雨でバスが止まったらどうするん」
「オレたちの方が何分くらい早く帰ってくるん」
と今から心配している。
できるだけ早く帰ってくるよ。
買い物にも寄らないでくるから、今日のご飯は、在りもので済まそう!
皆さまも、くれぐれも気をつけてくださいね。
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