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こころの処方箋
昨日は落ち込んでしまって、電気も消さずに早々と床に着き寝てしまった。寝込んでしまったという方が近いかもしれない。
ラオスを旅してから導火線に火が着き、旅から帰ってきてからの1ヶ月はそれはもう爆走、爆走の日々だった。
TOEICを申し込み受験、バイクの免許をとりに車校へ入校、 そして書類の準備や面接。
仕事や日常生活のあれこれを進めながら。
いつもよく動く自分が、我ながらよく走ったなと引くくらいだった。
ここ1週間はそれを実行したり、結果が返ってくるタイミングだった。
どれもうまくいかなかった。
結果が出るたびに打ちのめされ、
昨日の選考の結果「落選」がとどめだった。
がくん、がくん、と下がってきていたHPが
昨日で一旦0になった。
自分にとってハードルが高いものにチャレンジしていたので、当然の結果といえばそうだし、仮に奇跡的に受かって今のスキルで始めたとしても、現場で役に立ちはしなかっただろうなとも思う。
そういう意味でいうと「今回は縁がなかった」「タイミングじゃなかった」で納得してる。
それでもやっぱり「選ばれなかった」ショックは大きかった。
選ばれ方によっては選ばれるかも?という期待もあったから。
このありあまる元気を誰かに分けてあげたい!と思ってしまうくらいエネルギーが爆発していた1ヶ月だったので、落差も相当だったんだろう。
なんか、このショックの大きさは久しぶりだ。
SMAPが解散する時とか志村けんさんが亡くなった時の感じを思い出す。あの時も寝込んだなー。
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落ち込んだ時の処方箋は今までの人生で色々培うものだと思う。人に話すとか、美味しいもの食べるとか。みなさんもそうですよね。
私もいろいろあるなかで、
とても大事にしてる処方箋がある。
それが「詩集を読むこと」。
銀色夏生さんの写真詩集が小学生の時から心のくすりで、その時に響いた詩に付箋を貼りながら読むのを、落ち込んだ時の回復ルーティンに入れている。
写真詩集はたくさん出ていて、どの本にどういう系の言葉があるかもなんとなく覚えている。恋愛多めとか、冷ためとか、鼓舞系とか。
パラパラめくらずとも、今回はこの本だな、と本棚から人差し指で引き出すことができる。
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写真と詩をセットで見ることでとても心に刺さる。ふとした時は頭で反芻するだけなんだけど、こう、ちゃんと癒されたい時は自然と本を開いている。
過去に自分が貼ってきた付箋を見るのも面白い。
この詩がささることで悩んでたんだなーとかね。
時が経つとそれが全く刺さらないことも多い。
逆に今まで付箋がいっこもついてなくて、理解できずスルーしていた詩にハッとさせられたりもする。
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今回読みたかったのはこれ。
普遍で好きな詩。
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変わらず好きということは、
ずっと遠くを見ていたいんだと思う。
というわけでしみじみと読みながら回復したいと思ってます。
またがんばんなきゃね。