どうしようもなくハッピーになる方法
こんにちは、マティです。
本日もよろしくお願いします。
日常生活を過ごしていると、様々な瞬間というものがありますよね。
幸せな瞬間や、おいしい瞬間もあれば、
肩が重かったり、なんか疲れがとれない時もあったり、
楽しい時もあれば、苦しい時もありますよね。
楽しい時が、多ければとても幸せなのですが、
時には、忙しくて楽しさを感じない時や、誰かに文句を言われたり、嫌な思いなどをさせられて、辛い時もあると思います。
また、そういったことが重なると、肩が重くなったり、目が見えにくくなったり、体がつらくなってくることがあります。
すぐにしんどくなったり、そういったことです。うつ気味という感じかもですね。
実は、これらの症状はすべてある物質が、欠けているために起きる症状です。
それは、セロトニンです。
これから、セロトニンの作用と、素早くセロトニンを補充する方法を紹介したいと思います。
今回の話は、以下の書籍を参考にしています。
1.セロトニンのパワー
体の神経には交感神経と、副交感神経があります。
交感神経は、いわば戦闘モードの神経で、副交感神経は、リラックスモードの神経ですね。
そして、交感神経の働きが強い時に、ドーパミンとアドレナリンが出ます。
ドーパミンは、やる気ホルモンで、アドレナリンがやらなきゃホルモンです。
どちらも、自分の精神を緊張状態において、エネルギーと気力を消耗させる物質ですね。
一方、副交感神経は、アセチルコリンを出します。リラックスしよう、記憶しようホルモンです。
そして、脳内で分泌されるセロトニンは、これらの神経のバランスを整えます。
より正確には交感神経の働きを抑えて、副交感神経の働きをブーストするのです。
だから、セロトニンを補充すると、落ち着くんですね。そして、副交感神経優位になることで、エネルギーと気力をチャージすることができます。
また、セロトニンは姿勢を支える、筋肉の筋力にもかかわっています。
具体的には、首や肩の筋肉、背中をぴんと伸ばす筋肉、おなかを支える筋肉、腰の筋肉などの抗重力筋に働いて、良い姿勢を維持させようとします。
また、目がぱっちり開くようにする筋肉にもかかわっていますね。
そのため、セロトニンが欠乏すると、姿勢が悪くなり、目も開かなくなり、肩も凝ってきます。また、痛みを和らげる効果もなくなって、全身がしんどくなります。
こういったセロトニンが足りないことによる、連続攻撃が重なることで、うつっぽい症状が現れたりします。
こういった、連続攻撃を避けるためにも、セロトニンを補充することは、とても大切です。
これから、てばやくセロトニンをいただく方法を3つ紹介します。
2-1.日光(あるいは強い光)を30分あびる
太陽光や、強い光を浴びることで、体内時計が整って、セロトニンを分泌し始めます。
強い光には、体内時計をリセットする働きがあり、セロトニンはの時計の動きに従って、朝にたくさん分泌されるためです。
そのため、朝に日光を浴びるようにしましょう。
でも、雨の日はこまりますよね。太陽光がありませんので。
そんなときには、強い光を出してくれる照明を使いましょう。
うつ病には、光療法というものがあり、10000ルクス以上の光を出す照明を30分浴びることによって、セロトニンを出して、うつ病を改善する装置があります。
セロトニンを出すためには2500ルクス以上の強さの光を浴びる必要があるので、その基準を満たしています。
この照明器具は、一般にも売られていて、購入することが可能です。
日光を浴びる時間があまりないという方は、購入してみると良いかもしれません。
こんな感じで、光療法と名前がついている割には、意外とそんなに高くないです。
2-2.グルーミング(肌のふれあい、交流)
セロトニンを出す良い方法に、グルーミングがあります。
猫に例えるなら、毛づくろいですね。
実は、スキンシップを取ることで、セロトニンがたくさん分泌されることがわかっています。
東邦大学医学部名誉教授である有田秀穂博士による、「スキンシップと団欒はオキシトシンを介してストレスを解消させる」という論文によるとこう言われています。
脳幹・背側縫線核のセロトニン神経はオキシトシン受容体を備えているので、脳内オキシトシンの分泌が増えるとセロトニンが活性化され、不安や緊張、鬱などストレスフルな気分を解消させる。
その活性化因子は、グルーミング行動であり、マッサージ、エステ、リフレクソロジーなど心地よいスキンシップ、友人や家族との団欒、などである。
つまり、スキンシップや、団らんなどでセロトニンがたくさん分泌されるということですね。
そのため、ケーキなど、ごちそうを食べながら、誰かと団らんしているときにも、たくさんセロトニンが分泌されています。しんどい時は、思い切っておいしいものを買ってだれかと一緒に食べるのもいいですね。
また、スキンシップも、とても良いです。スキンシップには、マッサージやエステなども含まれています。言い換えると、全身の皮膚にとって心地よい感覚もセロトニンを分泌するということです。
アメリカの調査によれば、裸でベッドで寝るとオキシトシンがたくさん分泌されて、セロトニンが活性化し幸せを感じるそうです。
そのため、今すぐ手っ取り早くセロトニンを出そうと思うなら、裸でベッドにもぐりこむところまでしなくても、ベッドに横たわってすこしゴロゴロするだけでもセロトニンが出てきます。
寝ないように気を付けないといけないですが、効果的です。
2-3.感動するような映画
最後に、素早くセロトニンを出す方法として、感動して涙を流すことをオススメします。
涙を流すことで、強く、副交感神経が働き、セロトニンが分泌されることがわかっています。
また、涙には、マンガンというものが多量に含まれています。
マンガンは、体内の酵素が仕事をするために必要なものですが、たくさんあると、うつになりやすいということが知られています。
泣くことで、マンガンがたくさん排出され、うつになることを防ぐこともできます。
そのため、何か、感動するようなものを見て涙を流すことは健康にとても良いのです。
もしも、セロトニンが足りないなと思ったら、感動するような映画や、小説などを読んでみる、芸術作品を見ると結構効き目がありますよ。
3.最後に
ここまで、記事を読んでくださり、ありがとうございました。
セロトニンを出す方法は、無数にありますが、今回紹介したような内容は、割と、簡単にできるものです。
照明器具を持っていると、雨の日などで外出できない日でも、気にせず、過ごすことができてとてもいいです。
芸術作品なども、美術展に行くのもありですし、検索すれば、たくさん出るので、それも効果的です。
おすすめですね。試してみてください。
この記事を読んで、それが誰かの参考になれば、幸いです。
この記事が参加している募集
記事を読んでいただき、ありがとうございます。 この、noteでは、これは、すごい!と 大きく影響を受けたものや、 心動かされた情報をシェアします。 サポートしていただければ、 活動資金にあてて、より良質な本の内容や、 情報をシェアしたいと思います。 ありがとうございます。