マガジンのカバー画像

脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
マガジン発行以降に書いた記事は全て有料記事にしています。もし月に2本以上読む場合には、定期購読の方…
¥198 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#まちづくり

まちとカフェと共同体とって話

さぁ、今日は時間との勝負だ。 仙台駅に着くまであと30分。書き切れるや否や。 今日は石巻で、商店街のイルミネーション点灯式をするというので、 その記念パーティーに行ってきた。 まちのカフェで、商店街のお店で作ってもらったオードブルや、 石巻産ホップを使ったクラフトビール、 自家製サングリアなどを楽しみながら、 高齢者も子供たちも、その間を埋める各年齢層の大人たちも集いながら、 歓談しつつビンゴしつつお料理食べつつお酒飲みつつ、 通りすがりの人がなんだろう??と会場を

¥100

まちづくりに関して最近思うことって話

大学教員になって11年。ずっと地方で働いているせいか、地域活性化とかまちづくりとか、そういう界隈の付き合いや取り組みが結構身近にある。 自分もそのカテゴリに分類されそうなことをやったり手伝ったりすることは多い。 そういうことをやっていながら、ずーっと腑に落ちないというか、考えがまとまらなくて解消されないモヤモヤというか、そういうものが胸に頭に残り続けている。 それは、言葉で表してしまえばとても単純なのだが、「まちづくりとは何か?」ということ、もっと言うと「まちはつくるもの

¥100

伊勢に行ったって話

今月の4日〜5日にかけて。三重県は伊勢市を訪れた。 目的は、「全国まちづくりカレッジ2024in伊勢」に参加すること。ゼミ学生を引率した。 このイベントは、全国(西日本が多いが)の大学生が一堂に介して自分たちの活動の報告をシェアしたり、開催校の地元を巡り地域課題を実感するフィールドワークや、また課題解決への糸口を探すグループディスカッションなどで構成される、大学生中心の地域活性化系イベントである。 今回の開催担当校は、伊勢市にある皇學館大学。伊勢神宮のお膝元で神職を養成

¥100

会津若松に行ったって話①

8月下旬から続いた出張ラッシュの話をまたしよう。昨年度スタートした研究プロジェクトの一環で、主に行政系(市役所のまちづくり関連部門とか)にお邪魔し、担当職員の方々から色々とヒアリングさせてもらっている。 8月20日・21日に行くことになった宇都宮市の話は先日書いた。 今回は、8月26日・27日の日程で訪問した会津若松市の話である。 実はあたしたちは昨年度も会津を訪問しており、その時は市役所のまちづくり部局に話を聞かせていただいた。その際、市か国士舘大学と行なっていた(現

¥100

宇都宮に行ったって話②

さて、宇都宮に行った話の続きを書こう。 1泊2日の行程で、初日は新設されたLRT(かっちょいい路面電車:ライトラインと呼ばれている)の現状について、実際に乗ってみて確かめてみた。 2日目は宇都宮市役所を訪問。まちづくりのあれこれについて担当の職員さんと色々お話しさせていただいた。 これまでもこういった市役所訪問はいくつかさせてもらっており、自治体それぞれで結構色があってなかなか興味深い。人口規模とか歴史とか、まちそれぞれの置かれている状況次第で、取り組みの内容とか進捗な

¥100

まちを消費するか生産するか

地域活性化的な話を聞いていると、(主に行政に対して)何らかの要望ばかりが出てくるような場面によく出会う。例えば、〇〇を作って欲しい、とか、〇〇があればいいのに、とか。 これは結構問題だなと個人的には思っていて、こうした要望の背景にあるのは、まちの姿や行く末は自分以外の誰かが作ってくれるものであるという固定観念である。これが根強く残っていると、「まちを自分たちで作ろう」という感覚になかなかならないし、「まちは自分たちで作れる」とも考えなくなるし、「自分たちがやってることだって