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Photo by hoccoristudy

自分を甘やかせる人だけが、継続できる。

代筆屋けんせい

「今年こそはnoteを毎日更新しよう！」

「今日から英語の勉強をするんだ。」

「来年までに〇○できるように頑張ろう」

僕たちはいつも前を見て、夢を叶えたいと思う。できることとか、やりたいことを見つけて、なんとか継続して頑張ろうと、一歩を踏み出す。

とてもいいことだ。

大事なことだし、そういう一歩が人生を大きく変えていくきっかけになってくれる。

でも思う。

みんな、厳しすぎる。

今まで何もしてこなかった自分に。今までも意気込んでは3日でやめてきた自分に。「毎日って、ちょっと厳しすぎるね。」と僕は思います。

ちょうど年始から始めたことが、仕事も始まって、ちょっとできなくなっている人も少なくないと思う。なんとか今ちゃんと頑張れている人もいるはずだ。

だからそういうとき、「自分を甘かせる人」が実は継続できる人だったりする。

自分を甘やかそう

自分を甘やかせる人が、継続できる。

ここでいう甘やかすとは、

「完璧を目指さない」「自分に超絶優しくなれる」

人を意味する。

たとえば「筋トレを継続していい身体（マッチョだったり、くびれているメリハリのある身体だったり）を目指して、今日から毎日YouTubeを見て筋トレするんだ！」と決める。

「きついし、しんどい。」
「こんなこと、毎日…。」
「でも決めたことだから、頑張ってやるんだ！」

ってきっとやるはずだ。

でも、やっぱりしんどいものはしんどくて。しんどいことはどんどんとしんどくなる。

それに完璧主義だから。一度決めたことを完璧な形でやりきれなかったら、満足いかない。やり切れる形に変えてみようとは思わない。

それじゃ意味なんじゃないかと思うから。

やったほうがやらないよりもいいとわかっているのに、その形でやれなかったら意味がない。

目指すべきところに到達できない。と思い込んでしまっている。

だから「自分ができる形に、自分を甘やかして、変えられる人」継続できるんだ。

そもそも継続には「継続するための”継続の訓練”が要。」

継続してこれなかった人。継続してきたことがない人。

そんな人たちが継続することには、とても時間がかかる。でもそれは、継続するための方法を知らないだけだったりする。

コツコツできる人は才能。と誰かが言う。

継続できない自分はダメなんだ、と思ってしまう人がいる。

そんな人は、「自分を甘やかして、でも必ず毎日続けること」をするだけでいい。

ちなみに僕は「継続が苦手な人間」だ。

すぐやめる。飽きてしまう。決めたことを何度もやめてきた。

でも「自分を甘やかすのが得意」だった。だから今では多くはないけれど、いくつかのことを継続できている。

筋トレの継続の仕方

僕は筋トレが得意じゃない、きつくてしんどいことを毎日やるのは無理だった。

でも「いい身体」ではいたかった。それに食べることが好きだから、いっぱい食べたかった。

だから大学でも部活に入ったし、消防士になって、やらざるを得ない環境に身を置くことでなんとかそれを保ってきた。

ただ自分で仕事をするようになってから、全然筋トレができなくなって、みるみる筋肉がなくなっていった時期がある。

「なんとかしないと…！」

僕は過去の経験から、「毎日100回腕立て伏せをする。」と決めても絶対に続かないことを知っていた。

だから、「毎日必ず1回だけは、腕立て伏せをする」と決めた。

すると、どうだろう。1回だけでいいから、と決めると、とりあえずできる。きつくはない。たった1回やれば終わる。

なのに、腕立て伏せの体勢になって1回で終わることなんてない。わざわざその体勢になって1回だけになることはなかった。

だからしんどい時は8回でやめるけれど、調子のいい時は100回できる。（僕は元々筋トレの経験があるから腕立て伏せ100回くらいはできるから、できただけです）

これも大事な甘やかし。できない時はしない。決めたことだけでいい、最低限やればそれでいい。

継続するために、継続の訓練が必要。

腕立て伏せ100回を続けたいなら、まずは1回を毎日できるようになることから始めるしかない。

毎日続けること、甘々で。甘やかせる人は、継続できるようになっていく。

大事なことは、必ず毎日続けること。でももし毎日できなかったとしても…

また明日必ず続けること。それを忘れなければ、今日できなくたっていい。また明日、続ければいい。

つまりね、”やめなければいい”んだよ。

「今日できなかった。」それはそれでいい。それはそれで終わり。

明日またやめずに続ければ、ちゃんと続いていく。

やめないことを、続けるんだ。

noteを継続したい人もたくさんいるはずだ。

まずはTwitterで「何か一言、必ず書く」ことから始めたらいい。もちろんnoteの「つぶやき」でも構わない

僕は毎朝必ず「今日もきっとうまくいく。」と書くようにしている。

今日もきっとうまくいく、とつぶやけば、きっとうまくいくような気がするし、本当にうまくいくと思っているから書いている。

でもこれはまさに「継続のための、継続の訓練」なんだ。

おはようございます、でもいい。頑張りましょう、でもいい。一言、毎日言ってもいいことを、毎日ただ書くことから始めよう。

一言を書き続けられない人が、長い文章を毎日書き続けられるはずもない。

長い文章は「一言を毎日」できるようになってから、書いてみたらいいんだ。

10文字が、100文字に。100文字が、400文字に。そこから1000文字、3000文字、1万文字と増えていくはずだから。

僕もnoteを毎日更新できたらいいなと思うけれど、今はとりあえず1週間に4〜5回書くことからやっている。

でもそれもまた、「今日もきっとうまくいく。」が始めさせてくれたんだ。

やめなれば、ちゃんと続いていく。

今日、必ずやることから、始めていけばいいんだ。

よくやった、って。明日も続けていくぞ、って。

ちいさな、小さなハードルを超えていこう。石ころにも満たない、小さなかけらでも、それを拾い集め続けられたら、それはたくさんになってくれる。

自分を甘やかそう。甘やかし続けているから、なんとか毎日自分を褒めてやれている。

”ちゃんと”したいあなたへ

”甘やかす”物書きより。

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