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「バジル餃子」は家庭菜園の楽しみ

家庭菜園ってお得

いやね、バジルで餃子を作ったんですけど、これがもう最高でした。予想以上のバジル餃子。

最近、餃子をもっと上手に作りたい!と思って、餃子を作り始めたんだけど、第3弾で早くも変わり種を作っちゃいました。

餃子って旬の食材を中心に、あとはどんなバランスで餡を作るかなんだけど、この辺の考え方って、この3年取り組んでいたパスタに似ているなぁなんて思いつつ、餃子に取り組んでいます。

「旬」といえば、先日、パスタに使うつもりでプランターでバジルを植えたんですが、たった2株植えただけなのに、山ほど葉が茂った。
そんな中、昨日奥様から「バジルをどうにかたくさん消費してほしい」との依頼。

バジルってスーパーでちょこっと入って200円ほど。もっさり使うなんて、自宅で栽培してなきゃなかなか手が出るもんじゃない。

イタリアン好きでよかった

イタリアン好きでバジルを栽培していなかったら、バジル餃子を作ろうなんて考えには至らなかった。イタリアンとジャパニーズ焼き餃子の融合をイメージして、即実行に移しました。

さて、何を入れるのか…。
肉はとりあえず、オーソドックスに豚ミンチでいいか。
問題はバジル以外の野菜だ。
イタリアンっていう響きからトマトを入れたいが、水分が多すぎやしないか?いや、ミニトマトのさらに小ぶりな物を使えば何とかなるか…

なんて考えながら、最終的に、バジル、ミニトマト、玉ねぎ、チーズを入れることにしました。餃子って最近分かったけど、肉に対して野菜の水分量が大事。ジューシーさを損なわずに、水分が多すぎない程度。

あくまでも餃子

大切にしたのは、あくまでも餃子であり、イタリアンではないということ。ということで、ちゃんと胡麻油も使い、塩味には醤油も使いました。

ただ、餃子って包んで焼いてしまったら、写真に撮っても全く一緒なので、中にもチーズを入れたのだけど、焼いた後にパルメザンチーズもかけちゃいました。

これも正解。食べるときの最初の香りがチーズの香り。そのまま畳みかけるようにバジルの香りがきつつも、ちゃんと胡麻油と共存して、ちゃんと餃子だ。
ニンニクはすりおろさず、刻んでいれたのだけど、ニンニクはイタリアンであり、餃子だなぁ。この辺りがきちんと橋渡しをしてくれているのかな?

トマトは味的にはあまり主張していないけど、トマトのうま味が加算されているのだと思う。さらにチーズのうま味と風味。もちろん豚肉も。うま味と絶妙な塩味って言うだけで美味いに決まっている。
そして、香りにはチーズとバジル。
だいたいイメージして作ったのですが、バッチリはまって、絶妙なバランスでイタリアンと餃子が成り立ちました。

そして最後の一工夫は、タレ。
いつもは醤油と酢なんですが、今回はレモン果汁と黒コショウ。
タレに塩味が無い分、餡に強めに塩味を加えました。

完全にリピート決定のレシピなんだけど、バジルのコストがかかりすぎるから、自宅でバジルを植えた年の年1回の楽しみかなぁ。

レシピ

【バジル餃子 30個分】
豚肉ミンチ 200g
バジル 40g
玉ねぎ 40g
ミニトマト 100g
ピザ用チーズ 30g
ニンニク 2かけ
ラード 10g
胡麻油 10g
塩 5g
醤油 8g
パルメザンチーズ 適量(焼いた後に振りかける)
【タレ】
レモン果汁 適量
黒コショウ 適量