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58 思い出の味 鶏バター
Pollo al burro 鶏のバター焼き
この料理はフィレンツェにある小さなレストランの名物。
私がイタリア好きになった、重要で大好きな料理です。
シンプルに鶏胸肉をバターで焼いただけなのに、とんでもなく美味しく、一瞬で虜になります。
こってりしたバターと鶏の旨みをキリッとした白ワインで流すともう最高です。
ポイント
鶏むね肉は焼き前に室温に30分は出しておきます。
その際、皮を取り全体に塩を振り水分を抜きながら、塩を浸透させます。
若干感じる嫌な匂いを、取る効果もあります。
(新鮮な鶏肉にはないのでしょうが)めんどくさがらずアロゼします。
レストランでは鶏肉が半分以上隠れるくらいのバターを使って焼けるのでいいのですが、家庭ではそんなにバター使えません。(高い!)
そのため厚いところや焼き色の薄いところを目掛けてバターを適宜かけてあげます。そうすると均一に焼けるのと、鶏肉からでた肉汁をもう一度取りに付着させることができ、美味しくあがります。
材料
鶏胸肉
無塩バター
塩
白胡椒
レモン
小麦粉
鶏胸肉は皮を取り、全体に塩を振って30分おきます。
鶏胸肉の表面に浮き出た水分を拭き取り、全体に白胡椒を振り、小麦粉をはたきます。
フライパン(小さめ)にバターを入れ中火で加熱。
とけたら鶏胸肉を入れ、焼きはじめます。スプーンで全体的にバターを回しかけながら焼き、時々裏返しながら、全体がこんがり焼けるまでゆっくり火を入れます。
最後にレモンを絞って皿に盛り完成です。