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1か月に本を1冊も「読まない」人が6割――読書量の減少、本離れについて思ったこと。

最近話題になっているこのニュースについて。

私は趣味が読書なのですが、ちょっと違和感があって。

1か月に本を1冊も「読まない」とした人が、前回調査から大きく増え、初めて6割を超えたことが、文化庁が17日に公表した2023年度の「国語に関する世論調査」でわかった。

1か月に本「読まない」6割、5年前より15ポイント増…「読書量減った」過去最多7割 : 読売新聞

“1か月に本を1冊”とありますが、この部分がどうもひっかかる。

私は読書が趣味で、平均すると、月2~3冊ペースで本を読むのですが、
あくまでもこれは“平均”であって、
月によっては、“月に1冊”、いや、“月に1冊も読めない”ときがある。

“読書が趣味”という方でも、こういう人は多くいるんじゃないか。

というのも、
本によっては、どうしても読むのに時間がかかるものもがある。

じっくり時間をかけて読みたい本や、難解な本、自分には文体が合わないような本だと、1冊を読むのに1ヶ月以上かかることは、よくある。

コンスタントに毎日1時間読書していても、1ヶ月で読み終わらないものもある。そういうことが私にはよくある。

“月に1冊”、本を読んでいるなら、
私からすれば、読書しているうちに十分入る。

月に何十冊も読むような、いわゆる読書家と呼ばれる人達からすれば、
「そんなの本を読んでいるうちに入らないよ」「それくらいでは『趣味は読書』と言ってはいけないよ」と言われるかもしれないが、
私からすれば、“月に1冊”、本を読んでいるなら、「いやいや、十分だよそれで」と思ってしまう。

※ちなみに、このニュースに関しては、“読書量が以前より減ったとした人も過去最多の7割となった”とあり、そもそも本を読んでないということが言及されているので、私がここで書いていることとは話の筋が異なるのですが、“月に1冊”という基準(報道の仕方)に私は違和感をもった、という話です。

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