1か月に本を1冊も「読まない」人が6割――読書量の減少、本離れについて思ったこと。
最近話題になっているこのニュースについて。
私は趣味が読書なのですが、ちょっと違和感があって。
“1か月に本を1冊”とありますが、この部分がどうもひっかかる。
私は読書が趣味で、平均すると、月2~3冊ペースで本を読むのですが、
あくまでもこれは“平均”であって、
月によっては、“月に1冊”、いや、“月に1冊も読めない”ときがある。
“読書が趣味”という方でも、こういう人は多くいるんじゃないか。
というのも、
本によっては、どうしても読むのに時間がかかるものもがある。
じっくり時間をかけて読みたい本や、難解な本、自分には文体が合わないような本だと、1冊を読むのに1ヶ月以上かかることは、よくある。
コンスタントに毎日1時間読書していても、1ヶ月で読み終わらないものもある。そういうことが私にはよくある。
“月に1冊”、本を読んでいるなら、
私からすれば、読書しているうちに十分入る。
月に何十冊も読むような、いわゆる読書家と呼ばれる人達からすれば、
「そんなの本を読んでいるうちに入らないよ」「それくらいでは『趣味は読書』と言ってはいけないよ」と言われるかもしれないが、
私からすれば、“月に1冊”、本を読んでいるなら、「いやいや、十分だよそれで」と思ってしまう。
※ちなみに、このニュースに関しては、“読書量が以前より減ったとした人も過去最多の7割となった”とあり、そもそも本を読んでないということが言及されているので、私がここで書いていることとは話の筋が異なるのですが、“月に1冊”という基準(報道の仕方)に私は違和感をもった、という話です。