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ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
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#昭和

ウルトラマン第2話「侵略者を撃て」は、非の打ちどころがない傑作です

本日、某SNS(伏せる意味もないですが)のトレンドに突然 「バルタン星人」 が入っていたので何があったのかと思えば、発端はこれでした。 成人の日にかけて、バルタン星人がお祝いをしてくださったんですね。 これに付いているコメントを見ると、「最近出番が無いですね」「次はいつ地球に来るんですか?」など、すっかりアイドル的人気を持っていることがわかります。 まぁ怪獣酒場の店長さんでもありますし、お忙しいのでしょう。 最後にウルトラ本編に出たのはマックスでしょうか?あちらこそもう

冬木透さんを偲んで…記憶に刻み込まれた名曲たちを語る

昨年末の話ですが、ウルトラシリーズの音楽を多数手がけた冬木透さんの訃報がありました。 89歳、ご冥福をお祈りします。 数年前、Youtubeの公式配信でウルトラマンコスモスを観たのですが、冬木さんの劇伴は温かみがあり、この音楽がウルトラマン=光のイメージを形作っているのだな、と再認識したものです。 そして改めて、映像作品とは総合芸術であり「名作に名曲あり」を感じさせられた、冬木さんの作品を噛み締めた次第です。 個人的バイブルであるウルトラセブンから、印象深い曲をピックアッ

クリスマスが来ると思い出す、玩具のお話

世の中はクリスマスですが、私は24日、25日と仕事なのでどこ吹く風でございます。 さきほど、こんな記事が目に入った訳ですが… 「あぁ、また今年もこの話が出る季節か…」と、時期を感じた特撮オタクであります。 事あるごとにエグゼイドの話が擦られるのは、いい加減飽き飽きではあります、もう味のしなくなったガムをずっと噛まされているような気持ちですね。それよりも今、公式が配信しておりますウィザード16話のように… こういうオーソドックスな、心温まるエピソードもあるんだぞってことを推

令和の時代の「昭和特撮」の楽しみ方

先日、Twitter上で 「初代仮面ライダーを一気見するのは拷問だった」 という、ある特撮ファンの発言が波紋を呼んでいました。 その経緯、顛末については長々と書きませんが、つまりは毎週30分の番組を連続で観るというスタイルに沿った作品か否か、というところに集約される議題だなと感じました。 仮面ライダーファンな人達が過剰に反応しているきらいもありましたし、そもそも10年前に観た感想をネガティブな表現でSNS上に置くのもファンの発言としては好ましくないものだという印象ですね。

ゴジラの日なので、一作目を改めて語る

本日(11月3日)は「ゴジラの日」ですね。 令和の和製ゴジラ映画として記憶にも、記録にも残ることになったマイナスワンの公開からも早一年、先日地上波での放送もあり…さらには、 驚きの発表がありましたね。何が驚いたって、山崎監督続投というところでしょう。シン・ゴジラの後にゴジラ映画を作るのはとんだ貧乏くじだと言っていた監督がそのハードルを乗り越えたと思ったら、今度は自分で高くしたハードルに再度挑むことになったのですから。 つい先ほど、まさにその話が記事として出て笑ってしまったも

黒部進さん生誕祭・ハヤタという人物の魅力について

本日(これを書いてる日)、10月22日は初代ウルトラマン、ハヤタこと黒部進さんのお誕生日です。85歳、おめでとうございます! ロコさんも、いつまでもお元気で~と伝えたくなるツーショットです。 せっかくなのでこれを機に、久しぶりに黒部さんの著書を読み返したりしていました。 1998年に刊行されました黒部さんの自伝本です。森次さんの「ダン」と共によく読み込んだ本であります。26年前の書籍ですが、この時点でウルトラマンから32年が経っていたという歴史の長さへの感服と、そして傘寿

仮面ライダーBLACKを信じる奴が正義、という話

一日過ぎてしまいましたが、昨日4日が記念日の作品としてこちらも触れておきたく。 仮面ライダーBLACK、放送開始37周年だったそうですね。 先日のウルトラセブンに続き、こちらは個人的に初めて観た仮面ライダーだったのでまた、思い入れがあります。当然ですが、まだ子供だった頃です。 幼年期のバロメーター、それは「強さ」 放送当時、小学校低学年だった私にとって光戦隊マスクマンに続く新しいヒーローでした。その前の仮面ライダーは雑誌で読んで存在を知っている程度、動いている映像はたま

ウルトラセブン放送開始記念日、真の「侵略者」とは実は…?

日中、だいぶ涼しくなってきましたね。10月に入り、ハッキリ夏が去ったように感じられるようになりました。 そして10月1日というと、ウルトラセブンの放送開始記念日だったりします。 特撮ヒーロー数あれど、自分が物心ついて初めて観た作品として挙げられるのは、これ一つです。もっともリアルタイム世代ではないので1967年の10月1日に出会った、というわけではありませんが。 しかしそれでも、最推し作品の記念日はお祝いしたくなりますね。 57周年、おめでとうございます。 滅茶苦茶な第

仮面ライダーガヴに、あの映画の影響を感じたという話

2024年、令和6年の仮面ライダー、ガヴがスタートして間もなく一ヶ月が経ちますね。 実はまだ現時点での最新話を観られていないのですが、ここまで観て 「これは、もしかすると…?」 と思ったことがあるのでそれを記そうかと思います。 メインターゲットの反応は如何に 今月6日の第一話感想記事ですが、この時点ですでに「昭和の香り」を感じている事を綴っています。そして数話進んだ今でもそれは変わらない…というか、より強くなっているんですね。 一応セカンドライダーの存在も公式サイトに書

ウルトラマン第一話放送記念日をお祝いします

遅刻も甚だしいですが、7月17日はウルトラマン第一話の放送記念日でしたね。昨年は7月10日にそれにまつわる記事を書いたのですが、今年は素通りしてしまっていました。 今年で58周年、60の大台までもう少しですね。 第一話のシュールさと、まっすぐさ ウルトラマン第一話「ウルトラ作戦第一号」あらすじ 科学特捜隊のハヤタ隊員は、謎の青い球体を追跡中に、竜ヶ森の上空で赤い球体と衝突、墜落してしまう。その球体の中には、M78星雲から来た宇宙人“ウルトラマン”がいた。心ならずもハヤタ

孤高のヒーロー・ウルトラマン80について語ってみます

先日「ザ☆ウルトラマン」と「ウルトラマン80」のBlu-rayBOXの発売が告知されましたね。 これで昭和のウルトラマン、テレビシリーズは全てBlu-ray化が完了することになります。 「ザ☆」のほうはラスト4話を一本にまとめた新規版収録、ナレーションがムツミ隊員役の島本須美さんだったりなど力が入っているのがうかがえます。「ザ☆」は、数年前円谷公式が配信していたときに全話視聴しましたが映像ソフトは持っていないので…要・検討な案件になっています(笑)。 思い出深い、単独のウ

ウルトラマン関連記事の振り返り・後編

昨日の続き、ウルトラマン関連記事を振り返っていきます。 ちなみにアーク1話も観たので、感想も近日中に書こうと思います。少し言っておくと、「昭和感」があって良かったですね。 昭和多めの雑談集 グリッドマンユニバースの公開日だったことを覚えていますが、帰ってきたウルトラマン・団時朗さんの追悼記事ですね。もう一年以上前になるのかと思いますが、最新のアークが新マンリスペクトを感じる作品と言うことで、天国の郷さんへの手向けではないかと発表時から言われています。 こうして、50年前の

ガッツ星人56周年、セブンの傑作回を語る

特に今日が放送記念日、というわけでもないのですがウルトラセブンの第39・40話「セブン暗殺計画 前編&後編」が放送されたのが1968年の6月30日、7月7日となっていまして、まさに今がその間になっています。 既に一年以上前の記事ですが、幼少時からウルトラっ子だった私の入口になったのがセブンで、初めて映像を観たのがこの39話、40話だったことを綴っています。 個人的にかなり思い出深い、名作の2編です。 初めて見たウルトラセブンが、負けた やはりこれはインパクト抜群でした。

シン・仮面ライダーが終わってなかったという話

先日、カラー2号機さんのツイッターアカウントが、とんでもないポストを投下していて話題になりました。 11月発売のシン・仮面ライダー映像ソフト、限定版に特典としてTVフォーマット版が付く、というのは周知の事実でした。 円盤の仕様についてはちょっと物申したいところもあり、一度記事にしたりしましたね。 今回はこの次の続報ですが、まさに衝撃的でした。 再編集版、だと思っていた この映画、公開版には無かった、使われなかった映像が映画をもう一本作れるほどある、とはこれまで色んなと