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ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
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遂に発売!シン・仮面ライダーで昨年春に思いを馳せる

七ヶ月待った、11月20日がついにやってきました。 「シン・仮面ライダー」映像ソフト発売日です。 発売が告知されたのが4月、勿論即時予約をしてから実に半年以上待ち、ようやく手元にやってきました。 これにて、昨年私が「絶対観るぞ、円盤も勿論買うぞ」と意気込んでいた映画たちが揃いました。まさか翌年11月までかかるとは思いませんでしたね(笑)。 シン仮面ライダー以外の作品は、この3本です。 いずれも去年中に発売されていますね、一本だけ異様に遅かったのがわかります。 「世界を変

仮面ライダー冬映画が盛況だった頃の思い出話

先日、劇場版風都探偵の感想記事を書きましたが、それに付随して話題になっていることがあります。 そうです、来年2月公開のガッチャードVシネと併せて 「この冬の劇場版ライダー!」と謳われているように… 今年は、冬映画が無い。 みたいなんですね。 「Wで始まった冬映画が、Wを以て終わるのか…」という言説も見ましたが、ここ数年ライダー映画の興行収入、芳しくないのは確かなようでリフレッシュの意味も込めてのこの形なのかな、と思いましたね。 これが今年だけなのか、それとも今後はもう「

令和の時代の「昭和特撮」の楽しみ方

先日、Twitter上で 「初代仮面ライダーを一気見するのは拷問だった」 という、ある特撮ファンの発言が波紋を呼んでいました。 その経緯、顛末については長々と書きませんが、つまりは毎週30分の番組を連続で観るというスタイルに沿った作品か否か、というところに集約される議題だなと感じました。 仮面ライダーファンな人達が過剰に反応しているきらいもありましたし、そもそも10年前に観た感想をネガティブな表現でSNS上に置くのもファンの発言としては好ましくないものだという印象ですね。

仮面ライダーアギトに変身しながら、CSMについて思いを馳せてみる

先日、SNS上でちょっとした騒ぎになっていた、こんな話題があります。 発売前の紹介と異なる素材(ダイキャスト→プラスチック)の商品が届いたことで購入者からクレームがあり、公式が説明しているという事案ですね。こちらの説明、経緯を読めばなるほど、といった話で、遊ぶ際の問題を解決するための仕様変更だったことがわかります。 しかし、5万円越えの高額商品で発送前に説明がされなかったことは確かに問題で… この日付、ユーザーは一年前から待っていた人もいるわけです。 この商品についての感

ゴジラの日なので、一作目を改めて語る

本日(11月3日)は「ゴジラの日」ですね。 令和の和製ゴジラ映画として記憶にも、記録にも残ることになったマイナスワンの公開からも早一年、先日地上波での放送もあり…さらには、 驚きの発表がありましたね。何が驚いたって、山崎監督続投というところでしょう。シン・ゴジラの後にゴジラ映画を作るのはとんだ貧乏くじだと言っていた監督がそのハードルを乗り越えたと思ったら、今度は自分で高くしたハードルに再度挑むことになったのですから。 つい先ほど、まさにその話が記事として出て笑ってしまったも

黒部進さん生誕祭・ハヤタという人物の魅力について

本日(これを書いてる日)、10月22日は初代ウルトラマン、ハヤタこと黒部進さんのお誕生日です。85歳、おめでとうございます! ロコさんも、いつまでもお元気で~と伝えたくなるツーショットです。 せっかくなのでこれを機に、久しぶりに黒部さんの著書を読み返したりしていました。 1998年に刊行されました黒部さんの自伝本です。森次さんの「ダン」と共によく読み込んだ本であります。26年前の書籍ですが、この時点でウルトラマンから32年が経っていたという歴史の長さへの感服と、そして傘寿

仮面ライダーBLACKを信じる奴が正義、という話

一日過ぎてしまいましたが、昨日4日が記念日の作品としてこちらも触れておきたく。 仮面ライダーBLACK、放送開始37周年だったそうですね。 先日のウルトラセブンに続き、こちらは個人的に初めて観た仮面ライダーだったのでまた、思い入れがあります。当然ですが、まだ子供だった頃です。 幼年期のバロメーター、それは「強さ」 放送当時、小学校低学年だった私にとって光戦隊マスクマンに続く新しいヒーローでした。その前の仮面ライダーは雑誌で読んで存在を知っている程度、動いている映像はたま

ウルトラセブン放送開始記念日、真の「侵略者」とは実は…?

日中、だいぶ涼しくなってきましたね。10月に入り、ハッキリ夏が去ったように感じられるようになりました。 そして10月1日というと、ウルトラセブンの放送開始記念日だったりします。 特撮ヒーロー数あれど、自分が物心ついて初めて観た作品として挙げられるのは、これ一つです。もっともリアルタイム世代ではないので1967年の10月1日に出会った、というわけではありませんが。 しかしそれでも、最推し作品の記念日はお祝いしたくなりますね。 57周年、おめでとうございます。 滅茶苦茶な第

仮面ライダーガヴに、あの映画の影響を感じたという話

2024年、令和6年の仮面ライダー、ガヴがスタートして間もなく一ヶ月が経ちますね。 実はまだ現時点での最新話を観られていないのですが、ここまで観て 「これは、もしかすると…?」 と思ったことがあるのでそれを記そうかと思います。 メインターゲットの反応は如何に 今月6日の第一話感想記事ですが、この時点ですでに「昭和の香り」を感じている事を綴っています。そして数話進んだ今でもそれは変わらない…というか、より強くなっているんですね。 一応セカンドライダーの存在も公式サイトに書

ウルトラマンアーク、ここまでの感想…昭和の香りがいい感じ

ウルトラマンアークが始まって二ヶ月経ち、第10話まで放送されました。 ここまでの感想と、ウルトラシリーズが重きを置いているものについて考えてみました。 特に面白かった8,9,10話 個人的な感想を言えば、最初の3話は低調だったかと思います。3話にてアーク初変身のエピソードが描かれ、ユウマの凄惨な過去が明らかになったんですね。次回予告の「走れ、ユウマ」がここから来ていることも判明した重要な回だったと思いますが、このノリはキツいな~と思っていました。 その理由は後述すると

仮面ライダーガヴ第1話感想…30分の、お菓子のCM

令和6年の仮面ライダー、ガヴが今週より始まりましたね。 第一話の感想を書きたいと思います。 異世界からやってきた青年・ショウマ。 ショウマは一人の少年と出会い、初めて見る世界に心を躍らせる。 そんな中、異世界のモンスター・グラニュートの危機が迫る。 彼らは”闇菓子”を得るために、幸せな人々を狙い密かに襲っていた。 お菓子を食べたことで力を覚醒させたショウマは、 自らの眷属「ゴチゾウ」と共にグラニュートの脅威に立ち上がる。 「大好きなお菓子の力で、大切な人々を守る」

仮面ライダーガッチャード感想…爽やかな日曜朝をありがとう

本日ようやく、ガッチャード最終回を観ました。 全50話、錬金術師たちの戦いを見届けてきました。 過去の記事で述べましたが私は、仮面ライダーのテレビシリーズは全て履修済みです。が、リアルタイム視聴は2014年の仮面ライダードライブからなんですね。そしてこのガッチャードでリアタイ10年目と相成りました。一つの節目、といっていいでしょう。 令和5作目、最後まで爽やかだった青春物語 一年通して観て思ったのは、本当に曲がったところのない爽やかな物語だったなぁ、という印象です。宝太

ウルサマ2024感想…ライブステージ編

昨日に引き続き、ウルサマのレポートです。 ライブステージメインに、「動くウルトラマン達」の話になりますね。 ステージ前の、展示スペースについてはこちらです。 もはやヒーロー、スーツアクター 私が初めてウルサマ(当時はウルフェス)に行ったのが2013年だったと思います。その頃は撮影コーナーでなくとも、会場内をウルトラマン達が歩いていてそこに子供達が群がっていたものです。コロナのために未開催だった2020年を経て、それ以降はウルトラヒーローが登場するのは時間制の撮影スポット

ウルサマ2024感想…展示コーナー編

昨日25日に、終了間際のウルサマに駆け込みで行ってきました。 今年夏の、最後の思い出といった感じですね。 ちなみに昨年の記録も、noteに残してあります。 個人的な話ですが、私が関東に越してきたのが2012年、12年前になるのですがこちらに来た「旨味」の一つとして数えていたのがウルフェスです。今年で8回目となりますが、そんな風に言いながら毎年行くのが終わり際なのはなんでなんだ、と思わなくもないですね(笑)。 今年は、昨年と違って… 昨年のウルサマ、全体的にギンガ以降の