マガジンのカバー画像

特撮関連の記事

171
ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
運営しているクリエイター

記事一覧

ウルトラマンティガ、序盤からすでに名作だという話

今月に入ってから、未見だったウルトラマンティガを観ています。現在、7話までという進行状況です。 周知の通り、ティガは平成1作目にして傑作と評されている円谷プロの代表作であります。私の様に「ウルトラ育ち」な人間からすれば、 「ウルトラマンは全部名作だよ!」 と言いたくもありますが、この高い評価の理由を是非確かめたく視聴を進めていっています。 視点の交差と、その必然性があるシナリオ 第5話「怪獣が出てきた日」を観て、脚本を書く人間として唸らされた部分があったので記そうと

祝・仮面ライダークウガ25周年

昨日1月30日が、仮面ライダークウガ放送開始25周年の記念日だったということで、こんな発表がありました。 昨年、埼玉での仮面ライダー展に行って参りましたが今回はクウガオンリーの展示ということで、胸熱ですねコレは。 オーズやファイズのように新作Vシネ、とかじゃなくて本当に良かったと思ってしまいました(汗)。 また、昨日はテレビで特別編の放送もあったようですね。私は外出していたので観られませんでしたが、視聴した人たちの反応は上々だった様子です。そう、1,2話がもう映画のような

ウルトラマンアーク感想…想像力で jump’n to the sky!

先日、2024年のウルトラマンであったアークが最終回を迎えました。 「想像力を解き放て!」をキャッチフレーズに半年間駆け抜けたアーク、ユウマと共に旅立っていきました。 昨年4月、第一報を聞いての記事がこちらでした。帰ってきたウルトラマンの令和バージョンであるならば「新しさ」に期待したい、と綴っています。 結末を見届けて、率直な感想を述べていきたいと思います。 「箱庭」ウルトラマンの弱点 自他ともに認めるウルトラフリークな私ですが、ニュージェネシリーズの視聴を始めたのは

ウルトラマン第2話「侵略者を撃て」は、非の打ちどころがない傑作です

本日、某SNS(伏せる意味もないですが)のトレンドに突然 「バルタン星人」 が入っていたので何があったのかと思えば、発端はこれでした。 成人の日にかけて、バルタン星人がお祝いをしてくださったんですね。 これに付いているコメントを見ると、「最近出番が無いですね」「次はいつ地球に来るんですか?」など、すっかりアイドル的人気を持っていることがわかります。 まぁ怪獣酒場の店長さんでもありますし、お忙しいのでしょう。 最後にウルトラ本編に出たのはマックスでしょうか?あちらこそもう

冬木透さんを偲んで…記憶に刻み込まれた名曲たちを語る

昨年末の話ですが、ウルトラシリーズの音楽を多数手がけた冬木透さんの訃報がありました。 89歳、ご冥福をお祈りします。 数年前、Youtubeの公式配信でウルトラマンコスモスを観たのですが、冬木さんの劇伴は温かみがあり、この音楽がウルトラマン=光のイメージを形作っているのだな、と再認識したものです。 そして改めて、映像作品とは総合芸術であり「名作に名曲あり」を感じさせられた、冬木さんの作品を噛み締めた次第です。 個人的バイブルであるウルトラセブンから、印象深い曲をピックアッ

仮面ライダーBLACKのお店で、年越しステーキ!

2025年、明けましておめでとうございます! 個人的に昨年は色々と「変化」、また「前進」のあった一年でした。今年も前へ、上へと昇っていきたく思っています! さて、昨日の大晦日ですが、仮面ライダー仲間、ともいうべき友人と…ここに行ってまいりました。 仮面ライダーBLACK、南光太郎こと倉田てつをさんがオーナーを務めるステーキ店、「ステーキハウスKURATA」です。行こう、てな話をnoteに書いたのが3月7日、9ヶ月半を置いての来訪と相成りました。 人間の精神を安定させる

クリスマスが来ると思い出す、玩具のお話

世の中はクリスマスですが、私は24日、25日と仕事なのでどこ吹く風でございます。 さきほど、こんな記事が目に入った訳ですが… 「あぁ、また今年もこの話が出る季節か…」と、時期を感じた特撮オタクであります。 事あるごとにエグゼイドの話が擦られるのは、いい加減飽き飽きではあります、もう味のしなくなったガムをずっと噛まされているような気持ちですね。それよりも今、公式が配信しておりますウィザード16話のように… こういうオーソドックスな、心温まるエピソードもあるんだぞってことを推

ウルトラマンアーク第22話感想…不気味さの中に聴こえた、社会への警鐘

すでにネット上で結構、大きく話題になっていましたが今週のウルトラマンアーク、後々語り草になりそうな印象深い回でしたので感想を記そうと思います。 ウルトラマンアーク #22 / 白い仮面の男 普段と変わりのない平穏な日常——の中に、まさに恐るべき陰謀が忍び寄ろうとしていた…。何気ない日々の中で気づく「もの」とは一体何なのであろうか…?そして—— この世界に人々は気づくことができるだろうか…?今、ユウマたちの目の前に最強の敵が現れる…。(ツブラヤイマジネーションから引用)

ウルトラマンゼロ15周年、その原点の映画を語ってみる

本日12月12日は、 「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」 の公開日、15周年を迎えたそうです。 それは即ち、ウルトラマンゼロのデビューから15年という節目でもある訳ですが、もうそんなに経ちましたか、と。懐かしみを感じますね。 そして本日、アーク終了後のジェネスタも告知されました。 毎年恒例ですが、この報せが来ると年の瀬だなぁ、と感じるようになりましたね。いよいよアークも佳境ですが、想像力できっと地球を救ってくれることでしょう。 円谷プロ復活の狼煙だっ

篠田三郎さん生誕祭…タイラント回にツッコミを入れてみます

本日(12月5日)は、ウルトラマンタロウ・東光太郎でお馴染みの俳優、篠田三郎さんのお誕生日です。76歳、おめでとうございます。 ウルトラ伝道師であるロコさんがしっかりご周知してくださっていました。このお写真は数年前のものですが、篠田さんは本当に格好良くお歳を召されていて、男としてかくありたいと思わせてくれる素敵な方ですね。 「兄弟」が完成した、ウルトラマンナンバー6 ウルトラマンタロウに関しても、これまで何度か思い入れを語っています。 そういえばプレバンでウルトラバッ

ブンブンジャー38話、熱い敵たちに愛おしさを感じて

今週のブンブンジャー、ちょっと心に残ったので感想を残しておきたいと思いました。 今週は第38話「バクアゲ38 三下の誓い」というタイトルで、その題名が示す通り敵側のサンシーター達がメインの話でした。 スピンドーが地球に来るまでに掃除をするサンシーターのもとに、ヤイヤイ・ヤルカーにそっくりなウェイウェイ・ヤルカーが現れた! ウェイウェイ・ヤルカーは、ヤイヤイ・ヤルカーをスーパーエリートの道にスカウトしにきたという。突然のチャンスにヤイヤイ・ヤルカーは、迷いつつも目を輝かせて興

シン・仮面ライダーOMITシーン感想…作品にハサミを入れる勇気の記録

昨日に引き続き、シン・仮面ライダーBlu-rayの映像特典からオミットシーンの感想を述べます。 「総尺1時間30分を超える57本の映像」、映画の円盤に未公開シーンが入っているのはよくありますが、ここまでの量はなかなか無いでしょう。この情報が告知されてから、「映画がもう一本入っているレベル」とはよく言われたものです。 これも、各話フォーマット版と併せて一緒に観るべ~と、決めてあったシロモノだったんですね。 全てが必要、ながら切られたシーンの群れ 昨年、映画の公開後にドキュ

全5話のシン・仮面ライダーという「完成形」を見た

昨日、私に「仮面ライダー」を仕込んだ友人と一緒に、シン仮面ライダーの 「映像特典鑑賞会」 を、実施いたしました。TVフォーマット版、OMITシーンを全て観ていこうというものです。これでも3時間半あるので見応えは充分、という感じなんですね。 つい3日前の記事ですが、さすがにトレンドな話題なので伸びが良いです。これに続く形で、今日はTVフォーマット版の感想を記しておこうと思います。 先に、結論から言ってしまう 一言で言いますと、 「再び、感動をありがとう」 と、言う

遂に発売!シン・仮面ライダーで昨年春に思いを馳せる

七ヶ月待った、11月20日がついにやってきました。 「シン・仮面ライダー」映像ソフト発売日です。 発売が告知されたのが4月、勿論即時予約をしてから実に半年以上待ち、ようやく手元にやってきました。 これにて、昨年私が「絶対観るぞ、円盤も勿論買うぞ」と意気込んでいた映画たちが揃いました。まさか翌年11月までかかるとは思いませんでしたね(笑)。 シン仮面ライダー以外の作品は、この3本です。 いずれも去年中に発売されていますね、一本だけ異様に遅かったのがわかります。 「世界を変