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趣味雑記

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2024年9月の記事一覧

推しの子第23話感想…綺麗な思い出が刃物に変わる

推しの子最新話「再会」を観ました。 二期もいよいよ残り二話、みたいですね。 第二十三話「再会」あらすじ かつてゴローとさりなが生き、アクアとルビーが産まれた地──十数年ぶりに訪れた宮崎で、ゴローの痕跡を辿るアクア。一方、ゴローへの思いを胸に秘め続けるルビーは……。(公式サイトより引用) アクアとルビーの兄妹が前世の記憶を持っている事が大きな転機を生む、まさにクライマックスの一編でした。 知らない幸せ、を実感 よく「人生二周目」とか言われ、転生ものなどファンタジー作品で

ガールズバンドクライ4巻購入、ロックとは何だろうと考えてみて

6月から毎月、月末恒例のガルクラ円盤レポート4回目です。 今回は6,7話収録、吉野家組の二人が加入することになり、仁菜がプロを目指すとハッキリ心に決め予備校を辞めるという行動に出るも桃香の「辞める」宣言で大衝突。バンドの空気はカオスなまま4回目のライブシーンで締めくくる…という、激動の2回ですね。 ロック=葛藤であることと向き合って 今回、放送時以来にこの6,7話をサッと流し見しましたがやはりこの作品は 「やりたい事と、現実のギャップ」 に、どこまでもフォーカスしたアニ

映画「五等分の花嫁*」感想…「仲良し」の究極形がここにある

ほぼ即興に近かったのですが、映画館に「五等分の花嫁*(←読み方が判らない)」を観に行きました。 たまたま水曜日、仕事後に行ける時間があったのと上映時間が47分とコンパクトで気軽にいけた、というのが大きいですね。 個人的な「ごとよめ」遍歴 もう二年前になりますが、シン・ウルトラマン公開中で映画館に足しげく通っていた頃、完結編たる劇場版が公開されていたんですね。話題の作品だったので関心があった訳ですが、職場の後輩がこの作品を好きで、観に行って良かった~と語ってくれました。する

イデの導きに困惑しています、というお話

先日、こんな記事が目に入って心を揺さぶられています。 「うわぁ、Blu-ray入手のチャンスじゃん…」って感じなんですね。 心離れて久しいですが、かつては自身のバイブルとしていた作品なのでmyライブラリに入れておきたい気持ちが沸き上がってきております。 脱・富野事件 この作品についての思い入れはこちらの記事で綴っています。高校生の頃でしたが、ゲームをキッカケに作品を知りハマったという経緯でした。それこそ書籍、CD、映像ソフトと既発売のものは一通り揃えたうえにセル画まで持

推しの子第22話感想…二人のヒロイン、白と黒

推しの子、二期もそろそろ佳境かと思わせる第22話を観ました。 第二十二話「自由」あらすじ 宮崎旅行を前に買い物へ行くアクアとかな。スマートにエスコートされ、舞い上がるかなだったが……。一方、父親を探し出すという目的を失ったアクアが、あかねに打ち明けた話の内容は──(公式サイトより引用) 舞台東ブレの慰安旅行も兼ねたMV撮影のための宮崎旅行、その準備回といった話でしたが… とにかく怖かった。 何がと言いますと終盤の、アクアとあかねの会話に戦慄を覚えました。 アクアの中

わんぷり映画感想…「みんななかよし」を貫く21年目の物語

毎年秋恒例の、プリキュア映画を観てきました。 祝日だったので盛況、キュアスカイの衣装を着たお子さんもいらっしゃいました。邪魔にならないよう、隅っこで楽しませていただいたオジサンです。 Filmarks感想 わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!(2024年製作の映画) 秋恒例のプリキュア映画。 気付けば劇場鑑賞も7本目になった。 今回はタヌキングダムなるゲームの世界が舞台で、引き離されたいろは&まゆ、こむぎ&ユキの絆が描かれる。 基

【Ado】機械で創られる音楽と、そこに通う血を思って

先日、生まれて初めて買った雑誌があります。 表紙でわかるようにAdo特集が組まれているので、それ目当てで買いました。先々月発売の2ndアルバムについて本人と、楽曲提供者数名のインタビューが載っています。「唱」のGiga&TeddyLoid、「抜け空」の雄之助、「Value」のポリスピカデリー、計4名ですね。 正直に言って、音楽に関する専門的な知識は全然ないのでインタビューの大半は解読不能でした。ただ楽曲のイメージや、Adoちゃんの歌唱の凄さについて語られてる部分だけは熟読さ

推しの子第21話感想…こんなに可愛くても、簡単には売れません

二週間ぶりの、推しの子最新話を観ました。 第二十一話「カイホウ」あらすじ 遺伝子鑑定の結果、姫川とは異母兄弟だと告げるアクア。しかし、姫川から聞かされたのは衝撃的な事実で──。一方、ルビーたちB小町の活動にも新たな展開が……!?(公式サイトより引用) 舞台編の締め、新事実、新展開と盛りだくさんな回でした。 「クズ」の確認 まず衝撃の事実として、仇として追っていた父親が既に故人であることが腹違いの兄、姫川から語られます。これによってアクアは、長年の怨恨から解放されるんで

映画ニジガク完結編第一章感想…60分のミュージックビデオ

昨日、ラブライブ!虹ヶ咲学園、通称ニジガクの映画を観てきました。 さりげなく、ラブライブのアニメは一作目から全て観ていたりします。グッズを買ったりライブに行ったりはしていないので、所謂ラブライバーのような濃さは全くないんですけどね。 そういえば昨年の映画もちゃんと観に行ったなぁ、と読み返していました。せつ菜役の声優さんが交代した最初の作品ということで、それを確かめるために観た…などと書いておりますね。 Filmarks感想 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

セーラージュピター、マーキュリーについてのお話

先日、9月10日は昨年も記事にしました通り、セーラーマーキュリーこと水野亜美ちゃんのバースデーでありまして、今年もそれを書こうかと思っていた矢先に悲しいニュースが入ってきてしまいました。 ご周知の通り、去る9月8日にセーラージュピター・木野まことを演じた声優の篠原恵美さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします。61歳、あまりにも早い旅立ちでした。 こちらのツイートはそのままニュースにもなっていました。 訃報により得られる知識 恥ずかしながら、この度の訃報

HxH第38巻を読んで、心に残ったことを綴る

先日発売の、ハンターハンター最新刊、第38巻を購入&読みました。 出る事は全く知らず、仕事帰りに寄ったコンビニで「あ、出てる」と思いお茶と一緒に購入…という感じでした。昨年ですが、「よし、読むぞ!」と一念発起して37巻まで読み、連載中の作品を追いかける、追いかけられる状態になってはいたわけです。 まぁ、既刊を読み終えた時点でジャンプのほうはお休みになっていたのですが…(笑)。 去年3月に、「出てるとこまでは読みました」と書いています。 一年半経ち、ようやく先に進めたわけで

2冊目のリコリコ小説感想…食べて寝て、遊んで…が面白い

今更なのですが、リコリコ・公式noteの存在を先日知りました。 これは反射的にフォローしてしまいましたね。三ヶ月前に舞台を観に行きましたし、我ながら結構なリコリコファンだなぁと自認していますから。 しかし、ここで気付いたのはその舞台の円盤をまだ予約していなかったことです、次の休みに、予約しに行きます…ネットではなく、どうしても買いたい実店舗がありますゆえ…。 読み応え抜群の「小話」 そしてリコリコの話として、先日小説2冊目の「Recovery days」を読了しました。

ガルクラ3巻を観ながら、この夏の盛り上がりを想って

夏休みも終わりましたが、最後にガルクラ一挙放送なるイベントがあり、Twitterでトレンド一位を取るほどに話題になったみたいです。 5時間20分の大ボリュームですが、言っても半日で観られてしまうんだなぁと思ってしまう、基本2クールの時代に育ったオッサンです。 この一挙配信のラストにスマホゲームになることなどが告知されましたね。アニサマ参戦や今後のライブの予定も続いてますし、アニメは一応終わりましたが全然継続中のコンテンツ、といった感じです。 私も現在のところ予定はないです

推しの子第20話感想…夢の中の優しさが復讐者の牙を研ぐ

アニメ推しの子、最新第20話を観ました。 第二十話「夢」あらすじ 過去を思い出しながら、痛々しくも迫真の感情演技を見せるアクア。悔しさ、悲しさ、そして救えていたらという叶うはずもない夢……すべてを利用して、アクアは演じきる──!(公式サイトより引用) 2.5次元舞台編の締めくくりと共に、大きく話が動いたところで引きとなった、明らかなターニングポイントの回でしたね。 「東京ブレイド」の疑似体験 この二期でずっとやってきた舞台編がようやく終わりを迎えました。巷では「長い」