誰がどうやって計ったのかは知りませんが、東ジャワ州の州都スラバヤには、タイのパッポンやシンガポールのゲイランを上回る、東南アジア最大の売春街が存在しました。存在しました、という過去形なのは、2014年にスラバヤ市政府によって閉鎖され、いまはもう消滅したためです。
この売春街は、通称「ドリー」(Dolly)と呼ばれていました。売春店が並ぶ通りをドリーと呼んでいたのです。しかし、ドリーは売春街の一部に過ぎませんでした。この地域を東西に延びる幹線のジャラック通り(Jl. Jara
すでにご存じの通り、ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)大統領とマルフ・アミン副大統領が2019年10月20日に就任した後、新内閣の組閣作業が進められ、10月23日朝、第二次ジョコウィ内閣の顔ぶれが発表されました。
先の第一次内閣(2014~2019)では、「働くインドネシア内閣」(Kabinet Indonesia Kerja)と命名されましたが、今回の第二次内閣(2019~2024)は「進むインドネシア内閣」(Kabinet Indonesia Maju)と名付けられました。
インドネシアでの中国の影響力拡大は、首都ジャカルタよりもむしろ、日本人があまり行かない地方で、より目に見える形で進行している様子がうかがえます。北スラウェシ州政府は、中国からの観光客増加を歓迎するとともに、ビトゥン特別経済区及びその関連インフラの建設において、中国が果たす役割への強い期待を表明しています。
そんななか、6月5日、州内に立地する中国系セメント工場が襲撃される事件が起こりました。北スラウェシ州ボラアン・モンゴンドウ県ロラック郡にあるPT. Conch North