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なるようになるさ

今週も水曜日がやってきました。

ダダ・センプチータサトモリサトルです。
5月の新作公演「踊れない夜の嘘つき」に向けての劇団員note企画、今回7回目の投稿です。
4月になって新年度がスタートしましたね。
僕らの本番まで残り1ヶ月となりました!

今回は #新生活をたのしく で書いていこうと思います。
僕は元々、こういう新生活や新年度などの時期が苦手でして毎年春になると心がザワザワしてきます。
春に限らず、初めましての現場に行く時などはめちゃくちゃ緊張してナーバスになります。
こういう時は呼吸が浅くなったり頭が痛くなったり、あとめちゃくちゃ喉がカラカラになったりします。
心と身体って本当に密接に繋がっているんですね〜。

そういう不安に囚われた時にふと思い出す1曲があります。
それが、ドリス・デイの「Que,Sera Sera(ケセラセラ)」です。
ドリス・デイは主に1940〜50年代に活躍したアメリカの歌手。
女優としても映画に多く出演しています。
今日4/3は彼女の誕生日です。


日本ではペギー葉山さんがカバーしてヒットしました。
サビの部分は聴いたことある方も多いのではないでしょうか?
この「ケセラセラ」という不思議な語感の単語は、スペイン語でなるようになるさという意味です。
この曲を母親が台所で料理をしながら口ずさんでいた記憶があり、いつの間にか覚えていました。
その後、ドリス・デイ自身も出演していたアルフレッド・ヒッチコック監督の「知りすぎていた男」の劇中で歌われているのを知りました。
穏やかなメロディーの楽曲なので、不気味な印象の作品の主題歌だと知って意外な印象を受けました。

僕はめちゃくちゃネガティブシンキングな人間で、まだ起きてもいないことを想像して不安になってしまうことがよくあるのですが、そんな時にお守りのように頭の中でこの曲を思い浮かべるとずしんと重かった気分が少し軽くなるように感じるんです。
先のことはわからない、物事はなるようにしかならないんだから余計な心配はせずに、ただ今目の前のことをしっかりやれば良いんだ。
このマインド、常に持っていたいと思います。

音楽は僕にとって、不安な心に寄り添ってくれるお守りのような存在です。
さらには、小説や映画、そして僕らがやっている演劇など芸術全般が心の栄養になるものだと思っています。
お腹は膨れなくても、これらが無かったら心はひもじいままです。

僕らの演劇作品も人の心を少しでも和らげる力があれば良いなと思います。
劇場を出た時に観る前よりも少しだけ皆さんの口角が上がっていたらとっても嬉しいです。
そんな気持ちで現在絶賛稽古中です。
GWのひと時、是非ご来場頂けたら嬉しいです。
詳細は以下をご確認ください。

何かと不安になりやすい春ですが、心のお守りと共に乗り越えていきたいですね。
それでは、また水曜日にお会いしましょう。

○公演概要○

ダダ・センプチータ
「踊れない夜の嘘つき」

日時
2024年5月
4日(土)15:00/19:00
5日(日)15:00/19:00
6日(月)13:30/17:00

会場
カフェムリウイ
(世田谷区祖師谷4-1-22-3F)

チケットご予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/yiopgqv
※役者個別の窓口はございません
予約 3500円
当日 4000円
U-25 2000円(受付にて年齢のわかる証明書をご提示ください)
※別途ドリンク代を頂きます

作・演出
吉田有希
(ダダ・センプチータ)

出演
サトモリサトル
梁瀬えみ
(演劇ユニット マグネットホテル)
(以上、ダダ・センプチータ)
尾形悟
(演劇ユニット マグネットホテル)
宇都有里紗
大村早紀

制作協力・当日運営
木村優希
(演劇ユニット「クロ・クロ」)

音響・照明
小林和葉







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