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白芋は七福?・・・明治渡来の丈夫なサツマイモ

昨日(さくじつ)

ネズミかモグラは仕方ないとして、
でもまあ育ちは悪くなかったよ…と思ったら、

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https://www.jrt.gr.jp/var_s/zai_07.html

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(さつまいも品種詳説 より)

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病害虫耐性が中~やや強、何段階か分かりませんが強い部類なようで
それもあってまともに育ったのかな?・・・という特徴が書いてあります。

害虫に関しては今年は雨が6月7月8月と各月集中的に多かったから、
その影響で地面の中、小さい幼虫が余り活動出来なかったのではないかと
そんな気もしますが、水やり草引きをそれなりにしたとは言え、
最低の期待値よりはいい出来でした。

最低の期待値というのはまぁ・・・

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割と有りがちなこの結末。
折角3~4本なっても何故か、最初に太るからなのか
一番大きいものが齧られて小さいのだけが収穫出来る・・・それです。

今年は昨年が酷かったので
数年ぶりに草ぐらいある程度引くと(固く)決めて取り掛かって
その為にそこそこ気になる植物も植えて
様子を見に行く気になり易い状況にしたのもあるんですが、
肥料もやってない、
場所も畑の中のよく育つ場所とそれ程でもない場所とかある中、

白イモは数こそ少なかったものの食べられるサイズで
齧られた被害も1つか2つ、健闘してるんじゃないかというのが感想です。
(畑の特等地は ベニアズマ を毎年優先)

因みに今年の苗ツルは1本25円でした。
これも幅があって、20~30円で売られていることが多いです。
少し前…どれぐらい前かは15円とかだったらしいんですけどね。
去年か一昨年は高くてみんな30円で売ってました。
(端数とか最後の方だと偶にマケてくれる。)

それが(世話もせず)まともに育たないものだから
なんかのエサ作りいうもんや、元が採れたらいい方や、な近年、
数回掘った中で全色もう食べてるんですけど、味はいつも通り好いので
あとは今年どれだけの被害か、そしてどれぐらい採れるか?

売り物でたまにあるよくこれを売ったね、よりは確実に常に美味しい。
・・・傷んでなければ。

来週から2~3回に分けて収穫するつもりです。

・・・因みに一度にしないのは上手く保管出来ないからです。
(腐らせる羽目になるか何かの餌になるかという別の戦いとでも言うか?)

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(葉っぱは秋頃は常に上々)

今年は期待薄と他のものを植えたりしたのもあって
普段より50本ほど少なく150植えてないぐらいなので
量的には本当に期待出来ないんですけどね。
・・・昨年の悉く大きい物が齧られているという事から言えば
今の感触なら大差ないか植えた数の割には採れた…
になるんじゃないかという気がしています。

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(本日の被害2  一見クワ切れに見えたけど違った。)

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サイズ感で最低これぐらいのサイズが取れてほしいという基準?

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2~3本からこれぐらい。少ないけれどもまあ悪くもない。
虫食いも少ないし。

因みに全色っていうのは、
自分がツルを買いに行くようになってからの数年、
2~3週間の間数回に分けて買いに行くので、
いつものもの=紅あずまと金時で家の人気は紅あずまの方が上で
それが無い時や違う品種もと
ちょっとだけその時売っているものから選んでいて、

大体ムラサキ系も少し植えるので今年は3色という事です。

白イモも1~2年前に一度植えて少しだけ取れた覚えがあるんですけど、
去年一昨年と出来が悪いから
印象に残らないぐらいの出来だったんでしょう。
(・・・それか自分の口に届いてないパターン。)

紅あずま以外ではシルキースイート、これは美味しい、
金時系のトロッとした風なのが好きかどうかなんですけどね。
最終的にはどっちでもいいんですけど、祖父は金時が結構好きだったようで
一緒にある時は選んでつまんでたようです。

紫も名前があるんですがツルの時名前で売ってないことも多くて、
1回名前付きで売ってて育てたのは パープルスイートロード かな?
(パープルスイートで検索に出たので)

これも美味しかったです。

今年のはムラサキイモっていうので買っただけのもので名前は不明です。(ついでに半年近く経つとどこに何を植えたかもあやふやです。)


最後に白イモの話に戻ると、
明治に広島に渡ってきた七福はその周辺に広まったようで
九州から四国、瀬戸内海地域でかつては多く栽培されたとか・・・。

特徴
「白いも」と呼ばれるとおり、表皮が白味を帯びているが、甘みがやや強く、食味は良い。特に、収穫後、貯蔵し、年を越える頃になると、実がやわらかくなり、色も飴色を帯びてきて、ぐんと甘みが増す。痩せた土地に強く、保存も効くことからこうした離島に定着することとなった。しかしながら、在来品種であるので収量は現在の栽培品種に及ばない。


白イモは大きく育たないようなので
あれでも上々といえば上々だったかもしれません。
(来年あるとも限らないから種芋に取っておこうか…で腐らすパターン?)

特産品としての話
https://shitifuku.shop-pro.jp/
予約販売中だそうで… https://shitifuku.shop-pro.jp/?pid=68387977

(うちは朝日より西日が当たる条件…)

愛媛で産地として残って希少性があるようで、
どうして来年の事を今考えたかといえば
いつも別に見掛けなかった気がするなという事もあって
ツルを売っている農家もそんなに数を確保してないのかもしれないなと
思い始めたもので・・・。

・・・結構5月頃のツルの売れ行きは毎年盛況で
10時11時に売り切れてることもザラで、予約すればあれですけど、
こんな栽培なのでそこまでするものでもないからその時あるものを買う
…っていう方針もあって、見掛けないだけなのかもしれませんが。

紅アズマ、紫、白イモ、一応金時、
今年はシルキーが無かったんだったかな?
去年は枯れ果てたヒガシヤマ(干し芋用 めんどいから要らんって…)
・・・この辺りで割合は6~7割が紅アズマだったはずです。

昔のラインナップは ベニアズマ、金時、ヒガシヤマ で
それに自分が選べるから加えた格好。
収穫の感触次第で来年は200本に戻そうと今から既に思ってますけどね。
…まあ来年があればですが・・・夏の水やりがきつかった、1時間でも…。
(あれはトウモロコシ毎年枯れるわ…って改めて思いました。)

途中保存が上手く出来ないと言いましたが、本当は出来ないとおかしくて
イモは保存に向くからどこでも育てられてるんですけど、いかんせん
傷が多いのが一つ、他に昔と違って
冷蔵庫以外のまともな冷暗所が無くなってることが家では大きいです。

だから適切な保管方法は各自で色々確認して下さい。

今でも連日30℃が続いて
そうでなくても11月まではそれなりに暑いんだから…陽射しは。
その上に糖の多いものは祖母曰くすぐ痛むって…。

灰や新聞紙、冷暗所。
芋自体が林檎じゃないけど
ガスを出すから纏めて置くことがよくない、みたいな話も聞きます。


白イモの話の記事・・・以外でも
或いは昔の農家は大抵そうだったのかもしれませんが、
芋穴というものを掘ったり作ったり適した場所があったりして、
そこへ収穫したイモを貯蔵して保管していたと。
しかも芋は保管すると甘くなる、デンプンの糖化が進むというおまけ付。

だから本当は、甘みを求めての味で言えば
置いた方が収穫時、すぐ食べるよりおいしいんですけどね…。

かつては各家庭に「芋穴」が床下に作られ、アメリカ芋を貯蔵していました。https://chiikishigen.tokyo/introduction/details/introduction_122.html


そんなところですかね?


白イモの件では他にも同様に白イモと呼ばれるものがあると、
こんな記事もありました。

シロユタカ  主に加工用?

白イモ自体最近(知り合ったばかりで)知らないからなお知らないイモ。
でも育ててたのがこっちという事もあり得るからそれは分かりません。

日本には1973年に四国に持ち込まれた。一度栽培すると土壌中のミネラルや微量要素を吸収し尽すため3年ほど畑を休めないと収穫が見込めない。
https://www.jrt.gr.jp/q_a/spqa_shimon/

・・・どうだろう?って感じです。


色素には謎の効果効能がある・・・ってことで
(ポリフェノールとも)
パープルを植える理由の一つはそういう気休めもあります。


・・・シルキーじゃなくてシルクスイートか。
(文章は訂正していません。)


と、こんな風に
もう少しまともなものが沢山採れれば大昔のようにお裾分けも容易ですが、
1件約束があるから選別して…いいものがあれば持って行こうかという所で


今回は以上です。




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