読書タイム008~仕事で大差をつける国語力の磨き方~

 年末になり、1年の振り返りをしていたところ、ふと思い出したので、文字に起こしておくことにした。

 ここでいう国語力とは何か?
それは、「読む」、「話す」、「書く」、「聞く」のこと。皆さんは自分の国語力についてどう感じていますか。

 ビジネスの世界では当たり前のスキルだと思うが、これを普通に違和感なく使っている方を見ると、その方は優秀な人材だと思う。今や法務部門で働く人間として、国語力がないと非常に厳しいなと改めて感じているところである。本棚を見ると、目についたので、以下をまとめました。

 仕事に限らず、私生活でも国語力がついていれば、非常に良い人生が送れるのだと思う。以前の私はどうだったというと、小学校、中学校、高校と本当に国語が苦手だった。今も決して得意ではないが・・・。典型的な理系人間で、計算、数字、図形が好きだったので、数学や化学が好きだった。大学、大学院へ進んだが、卒論・修論に励んでいた研究室生活で、多少は専門書は読んでいたと思う。
 本から避けてきた私は、大学生になってようやく本を手に取る機会が出てきた。当時、本屋大賞が始まった頃だったと思う。伊坂幸太郎さん、角田光代さん、小川糸さんの作品に出会って、本の面白さに気付いた。想像力を働かせるというか。読んだ本が映画にもなったりして、ワクワクした記憶が蘇る。

 少し横道にそれたが、社会人になってからの本との付きたい方はどうだったか。自己啓発本やビジネス書が中心になっていた。当時の自分からするととんでもない変化だと思う。今では、読書は習慣化しているから驚きだ。ちなみに、2022年は52冊も本を購入していた!この件は別の記事でもお話ししたい。

 さて、本題の国語力についてである。ここからは仕事の話が中心となるが、開発職から企画職になって、企画職に必要なことは何かを考えていた。答えはシンプルだった。企画を考えて、人を動かすには、国語力が必要だった。そこから少しずつ積み上げて今の自分が出来上がっていった。ということを振り返りのタイミングで思い出した。そして、この本をめくってみた。

 「読む」、「話す」、「書く」、「聞く」のスキルだが、この5年くらいは試行錯誤を繰り返してきた。この手の書籍はいくらでもあるので、自分に合いそうなものを選び、読む=読書のやり方の追求、話す=中学生くらいの人(いわゆる、素人)にシンプルに伝える術を実践する、書く=メール、プレゼン資料、会議資料、記録、図解、箇条書き等を実践する、聞く=傾聴する、要望を吸い上げる等を行ってきた。とにかく修業期間と言える30代前半から後半。あと少しで40代を迎えることになり、今からでも、何がやれるだろうかと自問自答の日々。そんな感覚を持って、過ごして来たら、国語力、多少はついたのかなと思えることも出てきた。億劫であった文字起こしだが、noteの記事を書くまでになったのだから。現在は法務部門で働いている私。

 異動して1年目というのは、自己研鑽の時期だと思う。今年、ビジ法3級を取得して、法務部門の基礎を学び、新鮮な気持ちである。今後は、基礎の底上げとともに、自分なりの専門分野を作っていきたい。環境が変わったことは、成長の機会。こんなことを耳にすることも多いが、本当にその通り。ただし、自分でどうやりたいのかが重要。焦らず、じっくり40代を迎えたい。

 ご興味のある方は、ぜひ読んでいただければと思います↓
国語力、やはり大切だ。

 気づいたら、あっという間に年末。
お付き合いいただきありがとうございました。

2022年12月 クロ

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