いつも成績のいい人は、自分に課した合格基準が高い

試験、受験、賞、業績、売り上げ、将来像、ありとあらゆることに。いつも成績のいい人との交流が増えるにつれ、その生態を観察する機会が徐々に増えてきた。

いつも成績のいい人

中高校生くらいから社会人になって20年くらい経っても、未だにいい成績を出し続ける人がいる。

知り合いは本業に関連するからといって、趣味でスクールに通い始めた。スクールでは年1回のコンテストがあり、「せっかく出るなら賞を取りたい」と言っていた。蓋をあけてみると、入会して数ヶ月で唯一の最優秀賞に選ばれていた。実際にそのコンテストを見に行ったが、他の人は足元にも及ばないくらい段違いの作品だった。


勝つことが好き/負けず嫌いと努力

負けず嫌いの人が何かのテストで合格/不合格タイプで不合格だったり、1位や上位の最優秀者にならなかった時の悔しがり方が、怖い。「この人大丈夫かな」と毎回思うくらいの悔しがり方をする。ずっとその不合格について口に出している。

ああこんなに「悔しい」という気持ちが出るくらい、勝つ事に執着があるのだなと察する。

そして結果を出すために非常に努力家だ。そこまでの努力は普通はできないし、彼らもかなり苦労して「努力」している。努力ができる才能は多少あるかもしれないが、とにかくものすごく頑張って「努力」している。


勝ち慣れ

をしていると思われる。ずっと勝ってきたのだろう。もちろん、テスト慣れ/勝負慣れしているのがある。

たまに勝者の勝ちに便乗させてもらえることがあるが、こういう気持ちや境地があるからまた勝ちたくなるのだろう。成功体験ともいうが。


高い基準の「勝ち」にコミット

「いい成績/上位で勝つ」ことを誰よりも目指している

大小様々な勝ちを経験しているので、その中でやはり最上位を狙うようになるのだろう。色々と出来ることが増え、徐々に難しいものも射程圏内に入るのか、困難でも最初から射程圏内の認定をしているのか不明だが。


挑戦している回数が多い

実は挑戦している数がものすごい。よくそんなに挑戦する場面やモノを見つけてくるなと思うが、未知のチャンスがまだ埋まっていないかよくよく調べ上げてせっせと挑戦している。本人らはそれらに勝った場合の仕事上のメリットを考えていつも頑張っているようだ。

何回も何種類もの挑戦をし続け、自分のやり方や知識・戦闘力を磨き上げている。そしてダメでもめげずに頑張っている。


自分に課した合格基準が高ければ、いつも成績がいいわけではない

「それ相応の努力に身体/心/頭が長期間の負荷に耐えられて、合格基準を越えられたら」の場合だ。完璧主義者は諸刃の刃で、より完成度を追求するためにより突き詰めることができる。しかし身体や心が追求に耐えられず完璧前で頓挫したら、いい成績はでない。

そもそも常にいい成績を出す人は「完璧」ではなく「いい成績」を目指しているように見える。


まとめ

結果を出したい時は、結果を出している人からは学ぶことが多い。

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