怒らない、他人は思い通りにならなくて当たり前
怒りは損するだけ
「会社の部下が仕事を失敗した」、「取引先の業者が言う通りに仕事をしない」、「彼、彼女、夫、妻が注意しても直してくれない、言う事を聞いてくれない」
こういう時どうしていますか。怒りにまかせて相手を怒鳴りますか。攻撃的な言葉で相手を脅しますか。激しい怒りではなくても、嫌味たっぷりな言葉を相手に言いますか。
それは最もダメな対応です。相手に怒りをぶつけたり脅せば、次から改善されるでしょうか。
いえ、まず相手が改善することはありません。
むしろ怒りや脅しをぶつけられたことで相手は不満を持ち、会社の部下であれば辞表を出してくるかもしれません。取引先であれば対応はもっと悪くなるでしょう。彼、彼女、夫婦であれば関係はどんどん冷たくなっていきます。
相手が言うことを聞かない、または何かミスをした、そういう時に怒りをぶつけても得をすることは1つもありません。損をするだけです。
反応しない。怒りの感情を客観的に観察する
まず怒りがわいてきたら、あれが悪いこれが悪いといろいろ考えるのを止めてください。脳の思考が怒りを増幅させてしまうのです。
怒りがわっと起こるのは仕方ありません。怒りというのは生物の防衛本能だからです。外敵から攻撃されたときにすぐ反撃できるようにアドレナリンが一気に放出されます。しかしそれにまかせて怒りを暴走されてはいけません。
まずゆっくり息を吐き、吸う、それから今自分はかなり怒っているな、と自分の感情の動きを客観的に観察します。今日はかなりきた、久しぶりに怒りメーター95%だ、こんな感じです。
ここまで約5秒、これだけで湧き上がってきた怒りは半分以下に静まってきます。主観を離れて客観的な視点から自分を観察すると、怒りはふっと軽くなるのです。
人は思い通りにならないのが当たり前
さらに考え方、潜在意識を変えていくと怒りが起こりにくくなります。他人を自分の思い通りにしたい、と多くの人は思っています。しかし、これはかなわない夢であると知ってください。
毎日次のように考えて潜在意識を変えていってください。毎日やっているとだんだん怒りのコントロールが上手になってくるものです。
「他人は思い通りにならないのが当たり前」
「他人は言った通りにできなくて当たり前」
「他人を変えることはできない、自分が変わるしかない」
部下、取引先、彼、彼女、夫、妻を自分の思い通りにしたい、と希望するのをやめてください。その希望はまずかないません。超ラッキーでまれに上手くいくかもしれないがそれはレアケースです。
他人はあなたの為に生きているのではない
そもそも他人はあなたのために生きているわけではないのです。そもそも他人は自分の思い通りになってくれるわけはなく、そうなってくれると勝手に思うのは自分勝手すぎます。相手はその人の人生を生きています。私のために相手が存在するわけではありません。
私も怒りを取引先、友人、家族にぶつけそうになってしまったときは、いつも「人は思い通りにならなくて当たり前、当たり前、当たり前」そう念じるようにしています。そうすると怒りがすっと軽くなるのです。
相手への怒りが静まったら理性的にどう反応するのがベストかを冷静に考えて、「次から気をつけてね」と優しく諭すことができるようになります。そうすると怒りを相手にぶつけるよりも100倍良い結果がもたらされます。
魂の修行である
とはいえ、何か急にトラブルが降りかかってきたときにはどうしても怒りが暴発してしまいそうになります。これは人間の永遠の課題ともいえます。
これが完全に克服できるようになったら偉い高僧レベルです。なかなか簡単にできることではありません。しかしスポーツと同じで練習を繰り返していると、お、かなり感情を制御できるようになってきたな、というようにどんどん上達してくるのがわかるようになります。
「その時どうするか?」、何か問題が起きたときにどう反応するか、神様に魂の修行をさせてもらっているのです。
神様はどういう反応をすれば合格点をくれるか良く考えて行動するようにしましょう。そういう生き方が自分が幸せになれる方法です。